レシピライター(全記事撮影&コーディネート含)。料理研究家、デザイナー、オリジナル怪獣クリエイター&原型師。cookpad にもレシピを掲載中。 『一時的ではなく、生活環境が変わってもリピートしたくなるレシピ』がモットー。既存の工程や材料に囚われることなく、自由な発想で今後もレシピを考案していきたいです。
今週の休日はどんな常備菜を作ろう。きんぴら、切り干し大根、ひじき煮、筑前煮、卯の花…。考えてはみるものの、何故かすぐに思い浮かぶのは似たような味付けの常備菜ばかり。 かぶらないように考えても2種類くらいは和風味の定番メニュー。そのままでももちろん美味しいけれど、アレンジしてみるのも意外と面白いのかな。 例えば卯の花。優しい甘めの和風味も良いけれど、今回はピリッとした大人味で作ってみよう。 材料 (つくりやすい分量) ・おから:100g ・高菜漬け:50g ・ツナ缶:1缶 ・濃縮麺つゆ:小さじ1杯 ・新生姜の甘酢漬け、白ごま:各適量 ・みりん:大さじ2杯 ・水:適量(大さじ3~4杯程度) 作り方 1. それでは早速作ってみよう。まずツナ缶は汁ごと使います。ノンオイルタイプのものを使う場合は分量外のゴマ油(大さじ1杯)を加えて下さい。 2. 新生姜は無ければ普通の紅ショウガなどでもOKです。高菜漬けが大きい場合は適当に刻んでおきます。 3. フライパンに生姜と水以外の全材料を入れます。中弱火で5分程炒めて、水分を飛ばします。 4. 水分がある程度飛んだら、水を加えて炒めます。味見をしてみて好みのしっとり加減になったら火を止めます。(足りない場合は水を足し、多い場合は少し加熱して下さい) 5. 仕上げに生姜をのせて完成。まとめて多めに作って小分けにし、冷凍保存しておくと便利です。 パサつきがちなおからがふっくらジューシー。アクセントの生姜が卯の花とよく合います。常備菜に何を作るか迷ったら、是非一度お試しあれ。
2014年05月29日新緑が美しいこの季節はお茶を使った和スイーツが恋しい季節でもありますよね。お店のスイーツを食べるのも良いですが、意外と手作りで簡単にできるものもあります。 例えばゼラチンを使った豆乳抹茶プリン。生クリームや牛乳なしでこの味は、病みつきになるかも? 大切な人とゆったり食べたいですね。 材料 (2個分) ・無調整豆乳:300ml ・ゼラチン:3~4g ・抹茶粉末:小さじ2杯 ・砂糖:大さじ2杯程度 ・白玉粉+水:25g+25cc ・きな粉、餡子:各適量 1. まず材料の準備をします。ゼラチンは材料に直接溶かし混ぜて使うタイプのものを使用しています。(それ以外のものを使う場合は袋の表示に従って取り扱って下さい。) とろけるような滑らか食感が好みの方は3gで、ある程度食感がある方が好みの方は4gで作って下さい。白玉粉用の水は粉とだいたい同じくらいの量を準備します。砂糖の量は好みで加減して下さい。餡子の量もであとから調節ができます。 2. 鍋に豆乳、抹茶、砂糖を入れて火にかけます。弱火で混ぜながらよく溶かします。ある程度溶けたら、ゼラチンも加えて引き続きよく溶かします。※沸騰するとゼラチンの作用が弱まったり、豆乳が分離するため、絶対に沸騰させないようにします。 3. プリンの器に注ぎやすい容器を別に用意します。材料がよく溶けたら、茶こし網などでこしながら液を移します。 4. 冷水や氷水を底にあてて、混ぜながらよく冷やします。冷蔵庫に入れて時折取り出して混ぜる方法でもOK。全体的にとろっとしたトロミがつくまで冷やします。(予め冷やしてから注ぐことで、抹茶の沈殿を防ぐことができます) 5. リン液にトロミがついたら、器に注ぎ、冷蔵庫でしっかり冷やします。 6. プリンを冷やしている間に、白玉を作ります。鍋にお湯を沸かしている間に、粉と水を混ぜて団子を作ります。耳たぶより少し硬いくらいの生地になるように練ります。水分が足りないと感じた場合は少し足してください。6等分にだいたい分けて、手のひらでコロコロと丸めます。 7. 鍋のお湯が沸騰したら、白玉を入れて茹でます。白玉が浮き上がってきてから1~2分後が茹で上がりの目安です。茹で終わったら冷水にとり、水でしめます。 8. プリンが冷えたら、白玉と餡子をのせて、白玉にきな粉をかけたら完成。 ぷるんとした抹茶プリンに餡子と白玉の味と食感がよく合います。ダイエット中でカロリーが気になる人も是非一度お試しあれ。
2014年05月06日ハロウィンに始まり、クリスマス、正月、バレンタイン、ホワイトデー、歓送迎会…。一通りイベントが終わり、薄着のシーズンに向け体重も気になる時期ではないでしょうか。 料理を作るときも、ついカロリーばかりを意識して調理しがちですが、実は旬の食材を使うとシンプルでヘルシーな味付けでも十分美味しく作ることができます。例えば旬のあさりと菜の花を使って、こんなレシピはいかがですか? 材料 (作りやすい分量*5~6人分) ・菜の花:1束(150~200g程度) ・新玉葱:1個 ・あさり:400g ・無調整豆乳:400cc ・コーン:適量 ・バター:10g ・ニンニク:1片 ・味噌:大さじ1杯 ・米粉、酒:各大さじ2杯 ・粉チーズ:お好みで適量 作り方 1. まず、あさりの砂抜きをします。バットや平たいフライパンなどに平たいザルを重ね、あさり同士が重ならないように入れます。500ccの水に対して大さじ1杯の塩を溶かし、あさりの頭が少し出るくらいの深さまで塩水を入れます。殻が割れていたり、元気のないあさりは気がついた時点で早めに省いて下さい。傷んだあさりをそのまま使用すると味が落ちてしまいます。 2. ザルや新聞紙など通気性の良いものを上にかぶせ、静かな冷暗所で一晩砂抜きをします。途中1度塩水を取り替えます。(写真はわかりやすいようにガラス蓋を使用しています) 砂抜きが終わったら、流水で貝と貝をこすり合わせるようによく洗います。 洗い終わったらすぐに使えますが、生のまま冷凍すると旨みが格段に増すため、是非冷凍することをおすすめします。冷凍するときは袋に入れて密閉してから冷凍します。 3. あさりの下準備が終わったら、他の材料の準備をします。玉葱は普通のものでもできますが、新玉葱を使用した方が甘みが増してより美味しくなります。コーンは缶詰や冷凍のものでOK。新玉葱とニンニクはみじん切りにします。 4. 鍋に水1Lに対して20g程度の塩(分量外)を加えて沸騰させ、菜の花の下茹でをします。ひとまとめにして花の方を手で持ち、下の太い茎部分から熱湯につけて先に茹でます。茎に火が通ってきたら手を離し、花の部分も含め全体を茹でていきます。ゆで時間はトータルで1分前後が目安ですが、太さや部位によって時間を加減して下さい。茹で終わったら冷水にとって水気を絞り、食べやすい長さに切ります。 5. 豆乳、米粉、味噌をあらかじめ混ぜ溶かしておきます。味噌を溶かすときは少しずつ溶かすようにするとダマになりにくいです。 6. フライパンにバターを溶かし、ニンニクを弱火で炒めます。香りが出てきたら玉葱とコーンを加え、中弱火~弱火で焦がさないように炒めます。全体的に水分が飛んでしんなりしてきたらOK。 7. あさりと酒を加えて一混ぜし、蓋をします。中弱火であさりの殻が開くまで5分ほど蒸し煮にします。 8.あさりの口が開いたら蓋を取り、弱火にします。 5の豆乳液と菜の花を入れて、全体が温まったら火を止めて完成。(※沸騰すると豆乳が分離したり味噌の風味も飛ぶため、加熱は最小限にします) 菜の花のほのかな苦みと辛みが、豆乳とあさりの風味によく合います。コンソメや大量のバターを使わなくても味付けはバッチリ。春のダイエットメニューに悩んだら、是非一度お試しあれ。
2014年04月26日皆さん、朝ご飯はしっかり食べられていますか? 新生活が始まり、朝起きる時間も変わって忙しい人も多いかと思いますが、できれば朝ご飯はしっかりと食べたいですよね。 今回は、そんな朝ご飯を作る時間があまり無い人に、ピッタリなレシピをご紹介します。普段、野菜や食物繊維をあまりとれていない人も必見です。 材料 (作りやすい分量) ・お好みのパン:イングリッシュマフィンの場合は3個分 ・きんぴらごぼう:適量(80g程度) ・玉葱:適量(30~40g程度) ・ツナ缶:1缶 ・塩:少々 ・マヨネーズ:大さじ2杯 ・海苔、白ごま:各適量 ・マスタード:お好みで適量 作り方 1. まず、玉葱をみじん切りにして、塩少々を混ぜておきます。玉葱を塩もみしている間にツナ缶の汁をよくきっておきます。玉葱から水分が出てきたら、さらし布やキッチンペーパーでしっかりと水分を取り除きます。 2. 今回使っているパンはイングリッシュマフィンですが、お好みの物でOKです。持ち運びしやすいサンドイッチにして、ランチ用にするのもお勧め。きんぴらごぼうは出来合いのものでもちろんOK。しっかり水気をとっておきます。 3. 行程1の玉葱とツナ、マヨネーズを混ぜます。マスタードはお好みで加えて下さい。海苔は適当にキッチンバサミで刻んでおきます。 4. パンの両面をかるく焼きます。ふわふわ食感が好みであれば焼かなくてもOK。(※イングリッシュマフィンの場合はかるく焼いて下さい) 5. パンにツナマヨ、きんぴらの順番にのせて、海苔と白ごまをかけたら完成。(すぐ食べない場合は、挟む前に分量外のバターかマーガリンをパンに塗って下さい) 6. シャキシャキのごぼうとツナマヨのコクがベストマッチ。きんぴらごぼうを沢山作ったときに少量ずつ冷凍しておくと、より作りやすくなります。忙しい朝でも簡単にできるので、是非一度お試しあれ。
2014年04月05日お花見シーズン到来。お花見の席で食べるものと言えば、定番の1つにお稲荷さんがありますよね。お稲荷さんというと、見た目が少し地味で、味も単調なイメージがありますが、実はアレンジすると華やかな主菜にすることができます。あまり作ったことがないという人は、今年のお花見に如何でしょうか? 材料 (大きめ6個分) ・ご飯:茶碗約2杯分(300g) ・ガリ、高菜漬け、筍の水煮、白胡麻:各適量 ・油揚げ:3枚 ・濃縮麺つゆ:50cc ・砂糖:大さじ1~2杯 ■寿司酢の材料 ・酢:大さじ2杯 ・砂糖:大さじ1/2杯 ・塩:小さじ1/2杯 ・乾燥出汁昆布:少量 作り方 1. まず始めに寿司酢を作ります。寿司酢用の調味料をよく混ぜ溶かし、乾燥出汁昆布を少量加えます。(昆布はご飯に混ぜる直前に取り除きます) 2. 油揚げは熱湯をたっぷり回しかけ、油抜きをします。終わったら、ヘラやお玉などで押さえて水気をよく絞ります。 3. 油揚げは二つに切ります。ガリはあれば型抜き等で飾り用に数枚くり抜き、その他はよく刻みます。飾り用の筍は穂先の方を3mmくらいのくし切りにし、他は適当な混ぜやすい大きさに切っておきます。 4. 油揚げは煮る前に袋状に中を開いておきます。開きにくい場合は、(梱包材のプチプチを指で潰すような感覚で)油揚げ全体を指先でかるく潰してから開くようにするとやりやすくなります。 5. 袋ができたら、鍋に水150cc、麺つゆ、砂糖を加えてかるく混ぜ溶かし、油揚げを入れます。蓋をしないで、中弱火でたまに上下を反しながら煮ていきます。煮汁が半分くらいになったら、切った筍を油揚げの下に入れて煮ていきます。煮汁がなくなるまで煮たら火を止めて冷まします。 6. ご飯は大きめのボールに入れ、ラップをせずにレンジでしっかり熱くなるまで温めます。熱々になったら、1の寿司酢と白胡麻をまわしかけ、しゃもじで切るように手早く混ぜます。全体に寿司酢がまわったら、ラップをせずにそのまま粗熱を取ります。(5の油揚げを煮る工程と並行して、寿司飯も作れると時間短縮になります) 7. 5の油揚げと6の寿司飯の粗熱がとれたら、中に詰めていきます。中身が見えやすいように口の部分を1.5cmくらい中に織り込んでから寿司飯を詰めます。予め寿司飯を個数分大まかにわけておくと作業がしやすくなります。※油揚げはジューシーさが命なので、煮汁を絞らずにそのまま使用します。 8. 油揚げ→寿司飯→具→寿司飯→具→寿司飯→飾りの具 の順番で中に詰めます。寿司飯に味が付いているので、具は少なめでOKです。最後の寿司飯で具が見えないように綺麗に詰め、飾りの具をのせるようにすると見た目も綺麗に仕上がります。 9. 3種類それぞれ2個ずつできたら、箱に詰めて完成です。時間がたつと油揚げの水分がご飯に移ってしまうので、早めに食べきるのがおすすめ。 じゅわっとジューシーなお揚げさんがたまらない美味しさです。お花見で何を食べようか迷ったときは、是非一度お試しあれ。
2014年03月29日今夜は夕飯をしっかり作ろうと思っていたけれど、残業でくたくた。かと言ってスーパーの総菜やコンビニご飯を食べ続けるのも体に悪そうだし…。 残業後のご飯って、しっかり食べようと思うと結構悩みますよね。そんなときは、おひたしやサラダ等で野菜をとりつつ、メインは簡単なうどんにしてしまいましょう。単調になりがちな味付けも少し工夫するとより美味しくなりますよ。 今回のレシピは、冷凍うどんならレンジで楽々できあがり。洗い物もすくなくて済みますね。 材料 (1人分) ・うどん:1玉 ・明太子:1腹(40g程度) ・とろろ芋:100g程度 ・濃縮麺つゆ:大さじ1~1.5杯 ・マヨネーズ:大さじ2杯 ・海苔:適量 作り方 1. まず、明太子の辛味が苦手な人はたらこで代用してもOKです。手やスプーン等でしごくようにして皮を取り除き、マヨネーズを加えて混ぜます。とろろは皮を剥いてすりおろし、海苔はキッチンバサミで適当に切っておきます。 2. うどんを用意します。うどんはお好みのものでOKですが、コシの強い冷凍うどんがこのレシピにはよく合います。冷凍うどんの場合は、ラップをしてレンジで温まるまでよく加熱します。その後、麺つゆをかけてかるく混ぜておきます。 3. とろろ、卵、明太子ソースの順番でかけて、刻み海苔を散らしたら完成。 最初から全部混ぜて食べてもOKですが、少しずつ混ぜながら食べると色々な味が楽しめます。残業で疲れた日は是非一度お試しあれ。
2014年03月15日もうすぐひなまつり。春を感じるスイーツが恋しくなる季節でもあります。春と言えば、やはり思い浮かべる色はあの淡い3色。 定番のお団子などで楽しむのも良いけれど、寒天ゼリーでも綺麗な色味を楽しむことができます。まだ作ったことがないという人は是非一度作ってみませんか? ローカロリーでビタミンもたっぷりなこのデザート。プラスチックのカップに入れて、お花見に持って行ったら女子力の高さもアピールできそう! 材料 (250ccのグラスでおよそ2杯分) ・キウイ:1/2個(正味50g) ・苺:正味100g+飾り用に適量 ・牛乳:300cc ・粉寒天:2g ・砂糖:60~70g程度 作り方 1. まず始めに味に差が出やすいため、キウイは必ず熟したものを使用します。(熟していない場合はリンゴと一緒に袋に入れておくのがお勧め)キウイと苺はそれぞれ皮やヘタをとり、よく潰してペースト状にしておきます。牛乳は50cc分を500wの電子レンジで30秒程温めておきます。残りの牛乳250ccと粉寒天は鍋に入れて混ぜておきます。 2. 粉寒天を加えた牛乳を中弱火~中火で加熱し、沸騰させます。沸騰後、ふきこぼれない程度の火加減に調節して、1~2分混ぜながら加熱します。粉寒天が溶けたら火を止め、砂糖を加えて混ぜたら寒天液の完成。味見をして甘さは好みで調節して下さい。冷えると甘みを感じにくくなるので、この時点で少し甘めにしておくのがお勧め。 3. でき上がった寒天液を50ccとり、キウイペーストと合わせてよく混ぜます。手早くグラスに注ぎ、冷蔵庫に入れて少し冷やします。(固まるのが早いので冷やすのは数分で十分です) 4. 層が混ざらない程度に少し固まったら、冷蔵庫から取り出します。寒天液を100ccをとり、温めておいた牛乳と混ぜてグラスに注ぎます。終わったらまたすぐに冷蔵庫へ。 5. 二層が固まるまでは少し時間がかかります。その間に残っている寒天液が固まってきた場合はとろ火にかけて温めなおしておきます。 6. 二層が混ざらない程度に固まったら、冷蔵庫から取り出します。寒天液の鍋に苺ペーストを加えてさっと混ぜ、グラスに注ぎます。 7. グラスの形状にもよりますが、だいたいこんな感じの層になります。表面が少し固まってきたら、飾り用の苺をのせます。ラップをして冷蔵庫でしっかり冷やしたら完成。 今回はグラス2個で作りましたが、3~4個で作って、上にクリームや果物をデコするのもお勧めです。 牛乳をベースにして統一することで、綺麗な淡い3色に仕上がります。忙しい日でも短時間で作りやすいので、是非一度お試しあれ。
2014年03月01日もうそろそろ花粉症の季節。メガネやマスクをしてみたり、薬をのんでみたり、色々対策をしていますが、毎年花粉症に悩まされています。今年は他にも何か対策ができないかなと調べていると、ちょうど知り合いからポリフェノールも花粉症に効くとの情報をゲット。 本当かはわからないし、効果もどの程度かわからないけれど、ちょっと気になります。 ポリフェノールと言われて、ぱっと思い浮かんだのは赤ワイン。赤ワインをたっぷり使った簡単な料理と言えば、やっぱりアレかな? ■簡単赤ワイン豚丼 材料(約4人分) ・豚肉:300~350g程度 ・玉葱:3個 ・赤ワイン:100cc ・醤油:50cc ・紅ショウガ、温泉卵など:お好みで適量 作り方 1. 豚肉は細切れや切り落とし等を使います。ロースやモモなど、部位はお好みで。大きい豚肉の場合は食べやすい大きさに切っておきます。赤ワインは甘口でも辛口でもOKですが、新玉葱を使用する場合は甘みが強く出やすいため辛口をお勧めします。玉葱は半分に切り、繊維に沿って5mm~1cmくらいの幅でざっくり切ります。 2. 鍋に肉以外の材料を全て入れ、火をつけます。 3. 中火で玉葱がしんなりするまで煮ます。 4. 玉葱がしんなりしたら、豚肉を入れて混ぜながら加熱します。豚肉がほぐれ、火が通ったら火をすぐ止めて完成。 5. 一度に沢山作って冷凍もできます。お弁当のおかずはもちろん、カレーうどん、和風パスタ、和風ドリア等にもアレンジ可。汁が美味しいので汁ごと冷凍します。 6. 温泉卵は、鍋に熱湯を注ぎ、常温にもどした卵を入れておくだけで簡単に作れます。蓋をせずに室温におき、ひと肌程度まで冷めたら完成。 赤ワインで作る豚丼ですが、やっぱり紅ショウガと卵がよく合います。お好みでキムチや、カレー、チーズなどをトッピングしてもOK。赤ワインが中途半端に余ったときにも使えるので、是非一度お試しあれ。
2014年02月15日今年も、あっという間にバレンタイン。みなさんはお菓子作りの計画もう決まっていますか? できれば既製品ではなく手作りをしたいけれど、手間と時間はあまりかけたくないという人も多いかと思います。あとは他の人とあまりかぶらないように工夫もしたいですよね。 例えば、バレンタインの王道にトリュフがあります。ワンパターンになりがちな味も素材の一部を変えるだけで、変化をつけることができます。あの滑らかな口溶けはそのままに、ちょっと違った風味を楽しんでみませんか? 材料 (約35個分) ・クリームチーズ:200g ・(板)チョコ2種:各50g程度 ・ドライラズベリー:30g程度 ・砂糖:20g ・ラム酒:小さじ1杯 ・仕上げ用に純ココア(無糖)、粉砂糖(ノンウエット)、コーティング用チョコ、クランチ等:お好みで適量 作り方 1. まず始めにクリームチーズは冷蔵庫から出して常温にもどしておきます。 (※冷たいまま使用するとチョコレートと混ぜたときに綺麗に混ざりにくくなるため、常温~人肌程度の少し温かいと感じるくらいの温度が適温です) ラズベリーはザルに入れて熱湯を回しかけ、水気をとります。細かく刻んだらラム酒を振りかけて混ぜておきます。チョコレートは割るか刻んでおきます。厚みがある場合は溶けにくいため刻んでおいたほうが失敗しにくくなります。今回はミルクチョコとホワイトチョコを使用していますが、種類は好みでOKです。 2. クリームチーズが適温になったら、砂糖を加えてよく練り混ぜます。 ダマがなかなか消えなかったり、硬いと感じる場合はレンジで少し温めて下さい。砂糖が溶けて、滑らかなクリーム状になればOK。 3. 細かくしたチョコを50~60℃の湯煎で溶かします。使用するボールは鍋より一回り大きいものを使用すると安定しやすいです。(※電子レンジ加熱でもできますが、分離したり焦げたり、加減が難しいのであまりおすすめしません。ホワイトチョコを使う場合は特に分離しやすいので注意して下さい) 4. チョコがしっかり溶けたら、クリームチーズの半量を1/4ずつ加え、その都度よく混ぜます。(※一度に加えて混ぜると分離しやすいので注意して下さい)混ざったらラズベリーも加えて混ぜます。 5. もう一種類も同じように1/4ずつ加え、その都度よく混ぜます。混ざったらラズベリーも加えて混ぜます。それぞれ成形できる硬さになるまで、冷蔵庫でよく冷やします。(固めのアイスクリームくらいの硬さまで冷やすのがベスト) 6. チョコがしっかり冷えたら、成形していきます。手で触ると溶けやすいため、適量を大きめのラップに包み、口を結んで成形するのが一番楽です。向きを少しかえながら2~3回ラップでキュっと包むようにすると綺麗に仕上がります。 7. 成形が終わったら、粉やチョコレートで仕上げをします。粉の場合は適当な器に入れて転がしながらまぶした後、最終的に茶こし等で振りかけるようにすると綺麗に仕上がります。粉砂糖を使う場合は時間が経つと表面が溶けることがあるので、長期保存には向きません。 すぐに食べない場合は溶かしたチョコレートで全体をコーティングしたり、クランチや細かく削ったチョコを全体にまぶすと見た目をキープしやすくなります。使用するチョコや仕上げ材料によってバリエーションが出せるので是非色々試してみて下さい。 ラズベリーの色と酸味がアクセントになっていて、クリームチーズとよく合います。バレンタインに何を贈るか迷っている人は是非一度お試しあれ。
2014年01月29日寒くなると無性に生姜の利いたスープご飯が食べたくなります。中華系の味も良いけれど、和風で何かできないかな? と考えていたら親子丼をふと思い出しました。 親子丼もスープ仕立てにするときっと美味しいはず。あっさりしたスープは風邪のときにもよさそう。生姜が効いていて、おなかの中からジンワリと温かくなります。 材料 (2人分) ・ご飯:茶碗2杯分 ・鶏肉:200~250g程度 ・卵:2~3個 ・玉葱:1個 ・刻み青ネギ:適量 ・生姜:1~2片 ・乾燥椎茸:2個 ・乾燥昆布:少量 ・濃縮麺つゆ:合計大さじ5杯程度 ・片栗粉:合計小さじ2杯 作り方 1.まず、水600ccに昆布と椎茸は事前につけておきます。できれば一晩つけておけるとベスト。 2.鶏肉は一口大に切り、麺つゆ(大さじ1杯)を加えて揉み込みます。そのあと片栗粉小さじ1杯を加えて揉み込みます。 3.玉葱を薄くスライスして1の鍋に入れます。生姜もすり下ろして鍋へ。椎茸は取り出し、石突きをとって薄く切ってもどし入れます。中火で加熱して沸騰前に昆布を取り出します。玉葱がしんなりするまで中弱火で加熱し、灰汁を取り除きます。 4.鶏肉、麺つゆ(大さじ4杯程度)、水溶き片栗粉(粉小さじ1を同量の水で溶く)を加えます。 5.中火~強火で沸騰させたら、卵を2回に分けて溶き入れます。大きく混ぜたらすぐに火を止めます。鶏肉と卵は加熱のしすぎに注意して下さい。熱々ご飯にかけてネギをトッピングしたら完成です。 生姜と出汁が利いたスープが鶏肉と卵によく合います。寒い日の献立に悩んだら、簡単にできるので、みなさんも是非一度お試しあれ。
2014年01月15日今年のクリスマスはどうしよう。彼とどんなケーキを食べるか迷います。オーソドックスなケーキも良いけれど、御馳走の後ではちょっと重そうだし、ワインに合うような落ち着いた大人のケーキも魅力的ですよね。ラム酒とドライフルーツを使って、今年はリースケーキにチャレンジしてみようかな。 材料 (直径17cmのリース型1台分) ・卵:2個 ・生クリーム:100ccまたは150cc ・ホットケーキミックス:100g ・ドライフルーツ:100g ・クルミ:50g ・ラム酒:50cc ・砂糖:20~30g ・粉糖:あれば適量 作り方 1.まず始めに、ドライフルーツのラム酒漬けを作ります。(※もちろん市販のものでもできますが、手作りすると格段に美味しくなります)今回はクランベリーとレーズンを半々で使用していますが、お好みのものでOKです。ザルに入れて熱湯を回しかけ、水気をきったらラム酒に漬け込みます。1日以上おいて味を馴染ませます。 2.使用する型はリース型があればベストですが、なければシフォンケーキ型で代用できます。(※紙製の型を使う場合は水分を吸われるため、生クリームは150cc使用して下さい) 紙製以外の型を使う場合は取り出しやすくするため、分量外のバターを内側に薄く塗ります。さらに茶こしに分量外の小麦粉を入れて振りかけ、余分な粉を落としておきます。クッキングシートを内側に敷き込んでもOK。クルミはフライパンに入れて、弱火でかるく炒っておきます。 3.ラム酒漬けドライフルーツは使う直前に水気をきり、分量内のホットケーキミックス(大さじ1杯程度)をまぶしておきます。(漬けた後のラム酒は後で使うので捨てないで!)残りのホットケーキミックスはふるいにかけておきます。クルミは冷めたら包丁で刻むか叩いて砕きます。 4.ボールに卵と砂糖を入れて泡だて器でよく混ぜます。よく混ざったら生クリームも加えてよく混ぜます。 5.オーブンを160℃に予熱開始します。ホットケーキミックスを2~3回にわけて加えつつ、ゴムベラで切るように混ぜます。 7.粉っぽさが少し残る程度のところで、ドライフルーツとクルミを加えて混ぜます。 8.型に流します。流した後は30cmくらいの高さから台に数回落とし、余分な気泡を抜きます。予熱しておいた160℃のオーブンで40~45分焼きます。(※焼き時間は目安です。ご家庭のオーブンによって多少調節してください) 9.焼けたら、熱いうちにドライフルーツに使ったラム酒を刷毛でたっぷり塗ります。冷めたら竹串などを壁に沿わせて一周させ、取り出しやすくした後、取り出します。紙型の場合はまず外側を破りながらはがし、中心部分をはがしたら最後に底をはがします。固くて取りにくい部分は清潔なキッチンハサミを使うと楽です。 10.ラップで包み、形が崩れないように平らなお皿か容器に入れて1日以上ねかせます。一番の食べ頃は約2日後です。時間と共にしっとり感が増すので、できるだけ時間を置いた方が美味しくいただけます。食べるときは常温にもどすか、冷たい場合は500wのレンジで10~20秒くらい温めて下さい。 クリスマスっぽいリボンを結び、粉糖でお化粧すると見た目も華やかになります。生クリーム苦手な彼にもぴったり。王道とはちょっと違う、大人なケーキが食べたくなったら是非一度お試しあれ。
2013年12月19日クリスマスの定番肉料理といえばなんといってもローストチキン。でも取り分けには少々不便ですし、定番すぎて持ち寄るとかぶるなんてことも…。そんなときに便利なのがローストビーフです。今回は定番とはちょっと違う、粗挽き胡椒とワインを利かせた大人味のレシピをご紹介。 材料 (作りやすい分量*約4~5人分) ・牛モモ肉ブロック:500g程度 ・おろしニンニク:2片分 ・濃縮麺つゆ、赤ワイン:各50ccずつ ・粗挽き胡椒:たっぷり ・オリーブ油:適量(大さじ1~2杯程度) 作り方 1.まず、フォークで肉の両面をまんべんなく刺して味を染み込みやすくします。 2.ジッパー付のポリ袋などに肉を入れ、麺つゆ、赤ワイン、おろしニンニクを加えます。全体的に揉み込んだら、空気を抜いて冷蔵庫で1晩~1日程度寝かせます。 3.※焼く前にお肉は冷蔵庫から出して常温にもどしておきます。常温にもどしたら、汁気をきってオリーブ油をひいたフライパンで焼きます。(※使用した調味液も後で使うので捨てないこと)中火で全ての面を40秒くらいずつ焼いたら火を止めます。 4.すぐに蓋をして粗熱がとれるまで放置します。 5.ラップを平らに広げて上から胡椒をたっぷりと振ります。お肉の粗熱がとれたらラップの上にのせ、上にも胡椒をたっぷり振ります。ぴったり包んだら冷蔵庫へ。切る前にしっかり冷やして肉汁を落ち着かせるのがポイント。 6.お肉を焼いたフライパンにとっておいた調味液を入れ、中弱火で加熱します。焼いたときの焦げも旨味になるので、こそげ落としながら一緒に煮詰めます。程よくトロミがついてきたら火を止め、ソースの完成。 7.お肉がしっかり冷えたら、よく研いだ包丁で切ります。お皿に盛りつけてソースをかけたら完成。余った場合は翌日サンドイッチにしても美味しいです! 少ない調味料で作ったとは思えない芳醇な味に仕上がります。赤ワインでお肉も軟らかく、胡椒がアクセントになっていてワインにもよく合います。 手間がかかっていないのに手間がかかっているように見えちゃう豪華なローストビーフ。クリスマスパーティーのメニューに迷ったら、是非お試しあれ。
2013年12月06日デパートのお洒落なレストランで見かけたスパゲティグラタン。グラタンとスパゲティ両方は手間がかかるけれど、家庭でも簡単に作れます。作り方を言わなければ、結構だまされちゃうかも? 今回もそんなとっておきズボラレシピをご紹介します。 材料 (作りやすい分量*2人分) ・市販の塩味袋麺:1袋 ・シーフードミックス:冷凍150~200g ・ミックスベジタブル:あれば適量 ・玉葱:大玉だと半分程度 ・チーズ:適量 ・米粉:大さじ2杯 ・牛乳:300cc ・バター:10g ・パセリ:お好みで適量 作り方 1. まず、シーフードは自然解凍して水気をきっておきます。玉葱はみじん切りにして、袋麺は調味料とわけておきます。麺は適当な丼に入れておくとこの後の作業がしやすくなります。今回はミックスベジタブルを使っていますが、他の余り野菜でもOK。 2. 袋麺についている調味料、牛乳、米粉をよく混ぜておきます。(※米粉のかわりに小麦粉でもできますが、ダマになりやすいので使う場合は注意して下さい。) 3. フライパンにバターを溶かし、玉葱とベジタブルを炒めます。焦げると色が変わってしまうため、中弱火~弱火でゆっくり炒めます。炒めながら、麺用に熱湯を用意しておきます。 4. 野菜に火が通ったら、シーフードを加えてかるく炒めます。加熱しすぎると硬くなるので、さっとでOK。 5. 行程2で作った調味液をもう一度底からよく混ぜて、加えます。そのまま加熱して、全体的にゆるくとろみがついてきたら火を止め、ソースは完成。オーブントースターを1200wで余熱開始します。 6. 麺が入った丼に熱湯を注ぎ、麺を解します。解れてきたらすぐにお湯をきり、グラタン皿に入れます。(※この後、加熱している間にのびやすいため、この時点では相当硬い状態でOK) 7. 行程5のホワイトソースを注ぎ、上にチーズをのせます。 8. 余熱しておいた1200wのオーブントースターで7~9分程焼きます。 9. 表面に焦げ目がついたら完成。熱々のうちに召し上がれ。 塩味の袋麺で作ったとは思えない本格的な味になります。程よく縮れた麺にソースがよくからんで、ある意味スパゲティで作るより美味しいかも。シーフードミックスと塩味の袋麺が家にあったら、是非一度お試しあれ。
2013年11月22日美味しそうなワインを見つけたけれど、何と一緒に食べよう? 乾き物やチーズのおつまみはすぐに出せるけれど、メインになるものも何か作りたい。簡単で、美味しくて、手間のかからない、ボリュームもあるものって言うと…。今回はアイスバインを作ってみようかな。 材料 (作りやすい分量) ・豚肩ロースブロック:500g程度 ・人参、玉葱、ジャガイモ:各2~3つずつ ・お好みの青野菜(今回はブロッコリー):適量 ・加糖ヨーグルト:大さじ2杯 ・ニンニク:2片 ・白ワインor料理酒:100cc ・塩胡椒、お好みのハーブ:各適量 ・粒マスタード:適量(付け合わせに最適) 作り方 (まず始めに、アイスバインは完成するまで時間がある程度かかるので、他のことをしながら作るのがベストです。手間はかかりませんが時間を逆算して作ります。) 1.お肉が長い場合は半分に切り、肉の表面を包丁の先でまんべんなく刺しておきます。ニンニク、ヨーグルト、塩(大さじ1杯)、胡椒適量を揉み込みます。一晩冷蔵庫で寝かせて味を馴染ませます。 2.野菜は皮をむいて、かなり大きめに切っておきます。小さいものはそのままでもOK。今回、青野菜はブロッコリーを使用していますが、キャベツなどでもOKです。ブロッコリーは火が通りにくい芯の部分だけを先に入れます。茎の外側は固い繊維があるので、周囲を厚めにそぎ落としてから食べやすい長さに切って入れます。 3.野菜の入った鍋に水(1.5L)、酒を入れます。お肉はさっと水で洗ってから入れ、火にかけます。 4.一度沸騰させて灰汁を丁寧に取った後、お好みのハーブを加えます。 5.蓋をして1.5時間程ゆっくり弱火で煮ます。ブロッコリー等の青野菜と塩(大さじ1杯強)も加えて、更に30分程煮込みます。 6.具材全体が軟らかくなったら完成。そのままスープとして食べたり、パスタやご飯を入れてもOK。ベースがシンプルな味なので、余ったらカレーやトマト、クリーム系の味にもアレンジ可能です。 アイスバインには粒マスタードがベストマッチ。豪快に煮込んだ料理だけど、ナイフとフォークで食べるとちょっとお洒落になります。彼と一緒にワインを楽しむときは、是非一度お試しあれ。
2013年11月08日今年のハロウィンは何か作りたいけれど、作るのはちょっと面倒。できることなら洗い物も少なくて簡単なのがいいな~。そんなことを考えていたら、ちょっと閃いちゃいました。フライパン一つでできる、簡単&美味しいハロウィンスイーツのご紹介です。 材料 (作りやすい分量*約4人分) ・ホットケーキミックス:200g ・かぼちゃ:200g ・バター:40g ・砂糖や蜂蜜:大さじ1~3杯 作り方 1.まず、カボチャは洗って種をとり、皮を取り除きます。切り口に近い部分は包丁で削ぐようにして、中心部分はピーラーで剥くと楽です。一口大に切ってから皮を取ってもOKです。 2.一口大に切ったら皮側を下にして並べ、中サイズのフライパンに100ccの水(分量外)を加えます。 3.蓋をして10分程中弱火~弱火で茹でたあと、蓋をとって水分を飛ばします。水分が飛んだら火から外して粗熱をとります。 4.粗熱がとれたら、バターと砂糖(蜂蜜)を加えます。南瓜をヘラで潰しつつ、全体が馴染むまでよく混ぜます。 5.よく混ざったらホットケーキミックスを加えて混ぜます。粉っぽさがなくなってきたら、手でまとめてかるくこねます。 6.そのまま同じフライパンに広げて、カボチャの顔に成形します。特別な道具がなくても手で成形OK。 7.形ができたら蓋をして弱火で15分程焼きます。 8.ヘラで生地の周りを一周触って浮かせたあと、蓋をして一気に反します。蓋を傾けてスライドさせ、再び中へ戻し入れます。再度蓋をして、もう片面を8~10分程度火が通るまで焼きます。 9.適当な網の上などに反して完成! (しっとりした食感が好きな方は早めにラップで包んで保湿して下さい。) 温めなおす場合は魚焼きグリルや、トースターを使うと焼き立ての食感に戻ります。お好みで蜂蜜などをかけても美味しいです。 じーっと見ているとじわじわくる、なんとも言えない表情。一口食べるとふわっと香る、バターの香りとかぼちゃの風味が絶妙です。ハロウィンで何を作るか迷ったら、是非お試しあれ。
2013年10月25日皆さんは塩味と言われるとどんな料理を思い浮かべますか? 唐揚げ、肉じゃが、チャーシュー、うどん等々ありますが、実はミートソースもおすすめです。味付けは塩だけですが、素材を活かして作るので美味しくできちゃいます。 材料 (作りやすい分量*約4人分) ・パスタ:4人分 ・合挽き肉:300~350g ・お好みのキノコ:1パック分(正味150~200g) ・ニンニク:1片 ・酒:大さじ4杯 ・塩:小さじ1~1.5杯 ・米粉:大さじ2杯 ・オリーブオイル:適量 ・ハーブ、レモン汁、胡椒、粉チーズ等:お好みで適量 作り方 1.では、早速作ってみよう。 まず、今回使用するキノコはお好みのものでOKです。一種類でも良いですが、複数合わせて使うのもおすすめ。 2.切る大きさも好みです。馴染みやすくしたい場合は細かく、食感を楽しみたい場合は大きめに切ります。ニンニクはみじん切りにしておきます。 3.フライパンにオリーブオイルを引いて火をつけます。温まったら、挽肉を入れて中火で加熱します。お肉は広げたら極力触らずに、表面を焼いていきます。別鍋にお湯を沸かし、分量外の塩(お湯1Lに対して大さじ1杯程度)を沸騰直前に入れ、パスタも茹で始めます。 (不慣れな場合はソースのめどがたってから茹でてもOK) 4.挽肉は片面にしっかり焼き色が付いたらかるく混ぜて、更にじっくり焼くように加熱します。(※ここでしっかり焼くと、旨味がアップします) 5.しっかり焼けたら弱火にして、ニンニク、キノコ、酒を加え、蓋をします。10分程蒸し焼きにします。 6.蓋をとり、塩と分量外の水(200cc)、米粉を加えてよく混ぜます。中弱火で混ぜながら加熱して、とろみがついたらソースの完成。(※ソースの塩加減は好みですが、後でスパイスやレモン汁を加える場合、少なめでも美味しくいただけます) 8.あとは茹で上がったパスタにかけるだけ。お好みで、ハーブ、レモン汁、胡椒、粉チーズ等をかけて召し上がれ。 ゴロっとしたミートソースの具は食べごたえももバッチリ。旬のキノコもたっぷり使って、今日は塩ミートソースにしてみませんか?
2013年10月11日豚挽肉を購入すると、大抵我が家では焼売を作ります。包みにくい印象もあるかと思いますが、餃子よりも包みやすく失敗も少ないのが魅力的。 もしも出来合いの焼売しか食べたことがないという方は、簡単なので是非チャレンジしてみて。蒸し器がなくても簡単にできる焼売を、今回はご紹介します。 材料 (作りやすい分量※約40個分) ・焼売の皮:40枚 ・豚肉:300g程度 ・玉葱:1個 ・お好みのきのこ:1パック分(正味100g程度) ・生姜、ニンニク:各1片ずつ ・塩:適量(小さじ1/2杯程度) ・米粉、オイスターソース:各大さじ2杯ずつ 作り方 1.では早速作ってみましょう。まず、使用するきのこはお好みのものでOKです。(ちなみに今回は椎茸5個とシメジ半パックの合計100gを使用。)玉葱ときのこは細かいみじん切りにして大きめの耐熱ボールに入れます。飾り付けにきのこを使いたいので、傘の部分を取り置きしておきます。 2.電子レンジでみじん切りにした具材を加熱します。ラップをせずに500wで2分加熱します。加熱後はその都度取り出して混ぜるようにして、これをあと3回程度繰り返します。水分が飛んで、全体的に火が通ったらOK。 3.粗熱がとれたら挽肉と全ての調味料を加えてよく練り混ぜます。混ぜ終わったら、冷蔵庫に移して種を少し休ませます。 4.種を冷やしている間に、蒸し器が無い場合は準備をしておきます。まず、ある程度深さのある蓋付鍋を用意します。底にキッチンペーパーなどを敷き、高さが2cm以上の小さめのお皿を置きます。 (※後々カタカタ音がでるのでお皿の向きは必ず上向きにして下さい) そのお皿の上にお皿を置いて、クッキングシートか大きめの葉などを上に敷きます。中央に水滴が落ちやすい蓋の場合は布巾などで蓋全体を包み、上で縛ります。高さやサイズなど問題がなければ、最後に水を底から2cm以上注ぎ入れます。 5.鍋の準備ができたら、焼売を包み始めます。(クッキングシートを敷いて並べていくと比較的つきにくいので、用意しておくと便利)まず、片手で丸くくぼみを作るようにします。 6.皮のサイズにもよりますが、だいたい大盛り小さじ1杯程度が適量です。手の上に皮を被せてから種をのせ、スプーンで優しく種を押し込みます。 7.その後、下に置いてから皮をスプーンで折り畳むようにすると比較的簡単に成形できます。包んだ後は付かないように間を開けておきます。 8.取り置きしておいた飾りきのこの傘もトッピング。当日に食べきれない場合は全て包んで余りをすぐ冷凍するか、包む前段階での保存が無難です。 9.蒸し器(もしくは鍋)の水が沸騰して蒸気がでてきたら、焼売を入れて蒸します。中火~中弱火で10~15分が目安。 10.中心まで火が通ったら完成。お好みで辛子醤油等をつけて召し上がれ。 つなぎに米粉を使うと、固くならずに軟らかく仕上がります。手作り焼売をまだ一度も作って食べたことがないという方! 熱々ジューシーな手作り焼売を是非一度お試しあれ。
2013年09月26日夏の暑さも少しやわらぎ、それと同時にリンゴの美味しい季節もやってきました。みなさんはリンゴを普段どのようにして食べていますか? 旬のリンゴはそのまま食べるのが一番シンプルで、美味しいです。ですが、たまにちょっと酸っぱかったり、食感の悪いリンゴってありませんか? そんなときはちょっとひと手間加えて、ゼリーにするのもオススメです。 材料 (約3~4人分) ・リンゴ:1個 ・シナモン:適量 ・バニラアイス:適量(200~250ml程度) ・砂糖、レモン汁:各大さじ2杯ずつ ・ゼラチン:5g ・水:200cc 1.まずは材料を準備。リンゴは甘いものでも酸味の強いものでもお好みでOKです。ゼラチンはふやかす必要のない粉ゼラチンが便利です。それ以外のものを使う場合は取扱い表示を参照して下さい。 2.リンゴを全量普通に作ってもいいのですが、今回は自己流の飾り切りもご紹介します。興味のある方は是非試してみて下さい。まずリンゴの1/6~1/7程度を包丁で切り取ります。(※このとき、茎の部分も一緒に切り取るようにします) 3.羽の厚みが3~5mm程度残るように切り込みを入れて内側の部分を取り除きます。分厚く皮むきをする感覚でゆっくり切るようにするとやりやすいです。 4.羽を閉じて、上から羽の形に切りそろえます。茎の部分も切り込みを入れると、触覚部分が再現できます。 5.その他のリンゴは皮を剥いて食べやすい大きさにざく切りにします。変色を防ぐため、レモン汁をまんべんなくかけてまとわせます。飾り切りはその後冷蔵庫で冷やしておきます。 6.水とざく切りにしたリンゴの2/3量を鍋に入れます。 7.中弱火で10分程度煮てやわらかくなったら、火を止めます。ゼラチン→砂糖→シナモンの順でよく混ぜ溶かします。粗熱がとれたら、とっておいた残りのざく切りリンゴと合わせて冷蔵庫へ。 8.ゼリーが固まったらグラスや器にすくって移します。アイスをのせる前にグラスごと冷凍庫で10~15分くらい冷やすと美味しさが長持ちします。 9.十分冷やしてから取り出し、アイスをのせたら完成です。(リンゴの飾り切りはおしりの部分に切り込みを入れるとグラスに固定しやすくなります) 二種類のリンゴの食感とゼリー、アイスの食感がベストマッチ。シナモンが程よく香り、風味も豊かなデザートになります。リンゴの食べ方にちょっと飽きたときにも是非お試しあれ。
2013年09月12日夏と言えばスイカ! 今、一番スイカが美味しい時期ですよね。そんな、甘くておいしいスイカをなんと丸ごと1個使って、とろけるような食感の滑らかな絶品シャーベットにしちゃいました! ポイントは種のように見えるチョコチップです! おもてなしに、パーティに、家族や友人が集まる時に出せば、オーッという歓声と共に、子供から大人までみんなのテンションが一気に上がること間違いなしです! 材料 (作りやすい分量※今回は小玉スイカ使用で1.5リットル分程度) ・小玉スイカ:1玉(大きさは自由。今回は1.7~1.8kg程度のものを使用) ・粉ゼラチン:10g ・水飴:200g程度 ・チョコチップか粒チョコ:適量 作り方 1. 使用するスイカの種類は、好みでOKです。ただ、大きさは家庭の冷蔵庫の容量を考えると小玉スイカが作りやすいです。種を取るのが面倒な場合は種なしスイカを使用してもOK。 スイカと水飴は常温の場所に置いておきます。ゼラチンは、粉や顆粒タイプがお勧めです。他のタイプのものでもできますが、袋の表示を参考にして扱って下さい。水飴の量は目安です。甘いスイカの場合は水飴の量を少し減らして下さい。 2. スイカのヘタ側(全体の1/6ぐらいのところ)で切り、本体と蓋にわけます。(座りを良くするために底を少し切る場合もありますが、皮が薄いこともあるのでやらないほうが無難です) 適当なボールにザルを重ね、そこに大きめのスプーン等で果肉をくりぬいて入れていきます。皮に近い部分は取りすぎないようにします。 3. 果肉が取り出せたらザルの中で果肉をつぶし、果汁をしっかりと絞ります。スプーンで残った果肉から種を少しずつ取り除きます。(種取りが面倒な場合は布巾などで果汁をまとめて絞りとるだけでもOK) 4. 残った果肉を使う場合は、そのまま混ぜてもいいですが、ミキサーなどで細かくすると口当たりがよくなります。スイカの器と蓋は、切り口にアルミホイルをかぶせて冷凍庫に入れておきます。 5. 小鍋にスイカの果汁を200cc程度入れて火をつけます。沸騰手前の80℃くらいになったら火を止めて、ゼラチンを加えます。しっかり混ぜて溶かしたら、水飴を加えてよく混ぜ溶かします。(※ゼラチンの作用を維持するため、入れた後は沸騰させないようにします) 6. 残りのスイカ果汁と5を合わせてよく混ぜます。(ダマが気になる場合はザル等でこしながら入れて合わせます) 7. まだスイカの器には戻さず、6は金属など熱伝導率の良い器に移します。上面をアルミホイルで覆って、冷凍庫で凍らせます。表面が凍ってきたら取り出してかき混ぜ、これを3回程度繰り返します。(※固まるまでの時間は全体の糖度や器の材質に左右されます。あまりに凍るのが遅い場合は器を変えるか、水を少量加えて混ぜ、再び凍らせて下さい) 8. 仕上げにチョコチップを混ぜ込んで、西瓜の器に戻したら完成。 ワイングラス等に入れると、ちょっとオシャレな感じになります。シャーベットのシャリシャリ感とアイスのような滑らかな口どけがやみつきになります。 人数が集まる時に、是非どうぞ!
2013年08月16日今日は彼と久しぶりのデート。自分はワクワクしているけれど、久しぶりに会った彼は夏バテであまり元気がない感じ。こんな時は、何か手料理をふるまって、自分の腕をアピールするチャンス! でも、何を作ったらいいのかな。夏バテに効きそうなのはやっぱり夏野菜? スパイシーな丼ものだったら、彼も喜んで食べてくれるかな。栄養もスタミナもたっぷりな、モロヘイヤで作る自然なトロミの麻婆豆腐丼をご紹介。 材料 (作りやすい分量*5~6人分) ・椎茸:2個程度 ・豚挽肉:200~300g ・豆腐:1丁(300~350g程度) ・モロヘイヤ:1束(正味150~200g程度) ・ニンニク、生姜:各1片ずつ ・味噌、麺つゆ、オイスターソース:各大さじ1.5~2杯ずつ ・ごま油、ネギ、お好みの辛味調味料:各適量 ・水:300cc 作り方 1.ニンニク、生姜、椎茸はみじん切りに、ネギは小口切りに切ります。モロヘイヤは茎から葉だけを手で取り、包丁で刻みます。火が通りやすくなるよう、できるだけ細かく刻みます。ミキサーなどで細かくしてもOK。 2.鍋にごま油、ニンニク、生姜を入れて弱火で炒め、香りを出します。香りが出てきたら挽肉を加えて中火で炒めます。(今回は色味を綺麗に出したいため、辛味調味料はあとのせにしました。色味は気にせず、全体に辛味を付けたい場合はこの時点で豆板醤などを加えて炒めてもOKです ) 3.挽肉に火が通ってきたら椎茸も加えて炒めます。 4.水、全ての調味料、豆腐を加えます。味が馴染むまで5~10分程度中火で煮込みます。(今回、豆腐は包丁で切りましたが、手で崩して入れても美味しいです) 5.仕上がり直前にモロヘイヤを加えてさっと加熱します。モロヘイヤの粘り気は熱に弱いため、すぐに火を止めます。(お好みで粉山椒を適量加えるのもおすすめ)熱々のご飯にかけて、刻み葱をトッピングして完成。 ベースの色が緑と白なので、後で辛味調味料をのせると、彩りが綺麗です。炒める時点から辛味を入れても良いですが、あとのせにすると色々な味を楽しむこともできます。 野菜が不足しがちな丼ものだけど、これなら夏野菜もしっかりとれます。彼の反応も上々。みなさんも夏バテ解消メニューで困ったら是非一度お試しあれ。
2013年08月06日夏と言えばカレー。カレーと言えばご飯…と、いきたいところだけれど、今回は夏に食べたくなるジャージャー麺をご紹介します。ガッツリとした冷たい中華麺は、彼氏ウケすること間違いなし! ジャージャー麺とカレーは関係無いじゃないか…。そう言われそうだけれど、そんなことはないのです。今回は市販のカレールゥを使った、ちょっと変わったジャージャー麺ですから。 材料 (2人分) ・中華麺:2玉 ・豚挽肉:200g ・椎茸:4個 ・筍:適量(100g程度) ・ニンニク、生姜:各1片ずつ ・甜麺醤、濃縮麺つゆ、オイスターソース:各大さじ1杯ずつ ・醤油:大さじ1/2~1杯 ・カレールゥ:40g ・ゴマ油:適量 ・(トッピング用)キュウリ、ネギ、卵、トマト:各適量 作り方 1. それでは、早速作ってみましょう。まず、最初に下ごしらえをしておきます。卵はお好みの硬さに茹でて冷やし、殻をむきます。卵を茹でている間にニンニク、生姜、筍、椎茸はみじん切りにします。トッピング用のキュウリは細切りに、トマトは串切りに、ネギは縦に切り込みを入れて開き、繊維に沿って細切りにした後、水にさっとさらします。 2.カレールゥは溶けやすいように、フォーク等で潰すか、包丁で適当に刻んでおきます。 (使用するルゥは辛さや味などを考慮して、お好みのものを使用して下さい) 3.小鍋にゴマ油、ニンニク、生姜を入れて火をつけます。弱火で炒めて香りが出てきたら、挽肉を入れて中火で炒めます。(※辛めが好みの方はここで分量外の豆板醤を加えるのもおすすめ) 4.挽肉に火がある程度通ってきたら、椎茸と筍も加えて炒めます。 5.全体的に火が通ったら、残りの全ての調味料と水(約50cc)を加えてよく混ぜます。全体が馴染んだら火を止め、常温で粗熱をとります。 6.麺を茹でて水でしめ、器に盛ります。トッピング材料を全てのせたら完成。 トッピング材料は好みですが、旬の野菜を添えると、彩りも栄養も格段にアップします。王道の食べ方も良いですが、たまには変わった食べ方でカレーを楽しんでみませんか?
2013年08月02日今日の夕ご飯は何にしよう。暑いから冷たいものが食べたいけれど、素麺や冷や奴はちょっと飽きた…。たまにはご飯を使って、何か冷たいものを作ってみようかな。意外と面白い発見もあるかもしれない。 材料 (2人分) ・ご飯:茶碗2杯分 ・豚こま切れ:200~300g程度 ・キムチ:100g程度 ・卵:2個 ・ニンニク:1片 ・ネギ、海苔:各適量 ・オイスターソース:大さじ1杯 ・麺つゆ:大さじ4杯程度 ・塩:少々 作り方 1. まず、最初に温泉卵の準備。小鍋に熱湯を入れ、常温にもどした卵を入れておくだけでOK。蓋をせずに人肌くらいの温度になるまで放置すれば温泉卵はできあがり。(鍋のサイズにもよりますが、3個くらいまでなら一度にできる) 2. 温泉卵ができるまでの間に他の材料の準備をする。スープ(水200ccに麺つゆ大さじ2杯程度)を一人分ずつ作り、冷蔵庫で器ごと冷やしておく。 3. ボールにニンニクをすり下ろし、オイスターソース、塩も加えて混ぜる。ネギと海苔も刻んでおく。 4. 豚肉を茹でて水気をきったら、熱いうちに3のボールに入れて和える。(※和えた後は冷蔵庫に入れず、常温で味を馴染ませる) 5. ご飯を流水でかるく洗い、ぬめりをとる。(※冷めたいご飯の場合は、食感が悪くなるため、必ずレンジでよく温めてから洗う) 6. 最後に冷やしておいた器にご飯を入れて、トッピング材料をのせたら完成。 温めてから水でしめたご飯は、さらさらで一粒一粒がアルデンテのような食感に。普段のご飯メニューとはちょっと違う感覚で、食べていて食感も面白いし、とっても美味。 豚肉のビタミンBとニンニクで、夏バテ解消にもなる。夏定番の献立にちょっと飽きたら、是非一度お試しあれ。
2013年07月26日雨の日が多いこの季節、皆さんは家でどうお過ごしですか? 我が家では普段撮りためていたテレビを見ながら、ゆったり煮込み料理などを作ることが多いです。 普段あまり料理に時間をかけられない分、休日はちょっと違った料理を作りたくなりますよね。今回はそんな休日にちょっと作りたくなる簡単レシピをご紹介します。 材料 (作りやすい分量) ・牛筋:1kg ・じゃがいも:4個 ・玉葱:2個 ・キムチ:300g ・白滝:300g ・ニンニク:2片 ・刻み葱:適量 ・酒、みりん:各200ccずつ ・味噌:100g(白、もしくは合わせ味噌) ・水:1.5L 作り方 1.では早速作ってみよう。まず、牛筋を一口大に切り、水と一緒に鍋に入れます。 2.蓋をせずに沸騰させて灰汁と余分な脂を丁寧にとります。灰汁がとれたら蓋をして弱火で1~1.5時間ゆっくりと茹でます。 3.茹でている間に、じゃがいもは皮をむき、大きめの一口大に切ります。玉葱は1cmくらいのくし切りに、ニンニクは2mmくらいの厚みに切っておきます。 4.白滝は水の状態から鍋に入れて、沸騰後5~10分程茹でておきます。 5.じゃがいも、玉葱、ニンニクを鍋に加えて蓋をし、弱火で1時間程加熱します。 6.具材が十分軟らかくなったら、白滝、キムチ、酒、みりんを加えます。蓋をとり、中火~中弱火で30分程煮込みます。 7.最後に火をとめて、味噌を溶いたら完成。食べる前に一度冷ますと、味が馴染んでさらに美味しくなります。仕上げに刻み葱をかけて召し上がれ。 ゆっくり煮込んだ牛筋は軟らかく、コラーゲンもたっぷり。煮汁はラーメンや雑炊、炊き込みご飯などにも使えます。雨の日はお家でゆったり、煮込み料理を楽しんでみませんか?
2013年06月28日シンプルな朝ご飯の定番、卵かけご飯。皆さんはどのように作って食べていますか? 卵かけご飯は、シンプルに卵をご飯にかけるだけでも十分美味しいですが、実はひと手間加えると味わいが更に深くなり、栄養価もUPします。 油揚げがポイントの簡単卵かけご飯 材料(1人分) ・ご飯:1杯 ・卵:1個 ・油揚げ:1/2枚 ・濃縮麺つゆ:小さじ1~2杯 ・葱:適量 作り方 1.まず、油揚げは熱湯をかけて油抜きをします。その後食べやすい大きさに手でちぎります。ネギは小口切りに。 2.熱々のご飯に油揚げをのせます。 3.卵をのせて、麺つゆをかけます。葱をトッピングしたら完成。 油揚げをトッピングするだけで、いつもの卵かけご飯がグッと美味しくなります。冷蔵庫に油揚げが残っていたら、是非一度お試しあれ。
2013年06月22日冷やし中華、ところてん、お寿司など、ジメジメした梅雨の時期になるとお酢を使った料理が無性に食べたくなります。また、この時期のお祝いやパーティの定番はちらし寿司でしょうか。 ちらし寿司は1からきっちり作ろうとすると大変ですが、今回は市販の寿司酢や素を使わずにできる簡単なレシピをご紹介します。 材料 (作りやすい分量*約6人分) ・ご飯:3合 ・卵:2個 ・油揚げ:2枚 ・乾燥椎茸:4個 ・鮭フレーク:適量 ・レンコン:適量(50~100g程度) ・いくら、青紫蘇、海苔:各適量 ・濃縮麺つゆ:大さじ2杯 <合わせ酢> ・酢:大さじ6杯 ・砂糖:大さじ3杯 ・塩:小さじ2杯 ・出汁昆布:少量 作り方 1.まず、ご飯を通常よりも少し少ない水分量で炊きます。炊飯をセットしたら、200cc程度の熱湯に椎茸を浸しておきます。油揚げは油抜きをして1cmくらいの正方形になるように切ります。鍋にお湯を沸かしたら、厚さ2mmくらいの輪切りにしたレンコンを入れ、2分程茹でます。 2.茹でている間に、合わせ酢の材料をよく混ぜておきます。レンコンが茹で上がったらザルにあげて水気をきり、温かいうちに合わせ酢に漬けます。 3.椎茸がある程度戻ったら、1cmくらいの食べやすい大きさに切ります。小鍋に椎茸、椎茸の戻し汁、油揚げ、麺つゆを入れて中弱火~弱火で煮詰めます。(汁気がなくなるまで煮詰めればOK。火が強すぎると出汁の風味が飛ぶので注意) 4.3を煮詰めている間に錦糸卵を作ります。卵はよく解きほぐしておきます。フライパンに分量外の油を薄く塗り、よく温めてから卵を1/3流し入れます。均一になるように広げて、急がず弱火でゆっくり加熱します。表面が十分乾いてきたら、濡れ布巾の上に2秒程度のせた後、取り出します。これを3回繰り返します。 5.炊きあがったご飯に合わせ酢を加えながら、切るように混ぜていきます。 (できるだけ平たい広い器に移して混ぜるようにすると、より美味しく仕上がります。なるべく扇風機やうちわで風を当てながら混ぜるようにします。) ※3の具を混ぜ込みたい場合は、酢飯が温かいうちに混ぜ込みます。 6.卵は粗熱が取れたら食べやすい長さに切り、なるべく細く切っておきます。青紫蘇はよく洗って、同様に細かく切っておきます。海苔はコンロ等でかるく炙ってパリッとさせた後、キッチンばさみで細かく切ります。 7.具を混ぜ込んで作るちらし寿司も良いですが、ガラス等の透明な器を使用する場合は、層にするのもおすすめです。寿司飯の上に錦糸卵、鮭フレーク、いくら、レンコン、青紫蘇、刻み海苔をトッピングしたら完成。お好みで白ごまをふっても美味しいです。 下ごしらえに多少手間はかかりますが、手作りの美味しさはやはり格別です。外出する機会が少なくなるこの季節、お家でゆっくりちらし寿司を楽しんでみませんか?
2013年06月21日毎年悩む、父の日のプレゼント。皆さんはもう何をあげるか決まりましたか? スーツはあまり着ないし、お酒も飲めないし、あまり物欲もない父には、毎年何をプレゼントするか本当に悩みます。 和菓子や、ケーキも良いけれど、今年はお袋の味を意識して何か手料理でも作ってみようかな。 材料 (作りやすい分量*約3人分) ・スパゲティ:3人分 ・卵:3個(常温にもどす) ・玉葱:1個 ・ピーマン:3個 ・ウインナー:9本程度 ・マッシュルーム:適量(50g程度) ・ケチャップ、ソース:各大さじ6杯 ・味噌:小さじ1杯 ・塩:少々 ・バター:10g程度 作り方 1.それでは、早速作ってみよう。まず、適当な鍋などに熱湯を入れ、常温にもどした卵を入れておきます。蓋をせずに人肌くらいの温度になるまで放置すれば温泉卵はできあがり。 2.卵の待ち時間の間に他の材料を準備します。ニンニクはみじん切りに、玉葱は3mmくらいの串切りに、ピーマンとウインナー6本も3mmの輪切りにします。マッシュルームも3mmに切って使用します。(水煮でも生でもOK) 3.残りのウインナー3本は半分の長さに切り、8等分になるよう切り口に切り込みを入れます。 4.フライパンにバターを溶かし、ニンニクを入れて弱火で炒め、香りを出します。香りが出てきたら玉ねぎ、ウインナーを全て加えて中火で炒めます。タコの足が開いたら、タコウインナーは取り出しておきます。 5.玉葱が色付いてきたら、ピーマン、マッシュルーム、ケチャップ、ソース、味噌、塩を加えて炒めます。 6.味付けはしっかりめに。全体が馴染んだらソースは完成です。 7.パスタを茹でます。(茹で加減は通常でも少し早めでもお好みでOKです。) 茹でている間に、タコにお好みで表情をつけましょう。(串で穴をあけて黒ゴマを埋め込むだけで、目が簡単に付けられます。縦半分に切った細いストローを当てて溝を作り、鷹の爪の輪切りを半分に切ってはめ込むと、にこやかな表情も作ることができます。是非色々試してみて下さい。) 8.パスタが茹で上がったら、ソースとよく絡めて完成。 9.温泉卵とタコウインナーをトッピングして召し上がれ。 隠し味に味噌を入れることで、全体が調和して親しみのある味になります。 父の日のプレゼントに、彼氏へのいい女アピールにも、是非お試しあれ。
2013年06月14日毎日献立に悩んだり、つい単調になりがちな手作り弁当。まとめて作っておけたら、少し負担も軽くなりますよね。しんどいと感じたときは、普段余りがちなものをリメイクしてみるのがオススメです。今回はリメイクレシピの中でも特に簡単で、こんなにオシャレなレシピをご紹介。 材料 (作りやすい分量*4個分) ・ポテトサラダ:200g程度 ・鶏挽肉:200g程度 ・スライスチーズ:4枚 ・市販のバンズ:4個分 ・ピクルス:適量 ・塩胡椒、ケチャップ:各適量 作り方 1.まず、ポテトサラダ、挽肉、塩胡椒をボールに入れて、よく練り混ぜます。 2.4等分にして丸く整形し、油をひいたフライパンに並べます。(整形しにくい場合は、手を一度洗い、油か水を付けるとやりやすくなります) ハンバーグの中央は少し凹ませておくと、火が通りやすくなります。 3.中火で片面を程よく焼いたら、反して蓋をし、弱火で5分程加熱します。 4.バンズにケチャップを塗り、ハンバーグ、チーズ、ピクルス、バンズの順にのせたら完成。 5.食べない分は個別にラップで包み、袋に入れて冷凍保存もできます。冷凍した場合は朝凍ったまま持って行くと、自然解凍で昼頃には食べ頃になります。 お弁当に困ったら、是非一度お試しあれ。時間のある前日の夜にまとめて作っておけば、朝のお弁当作りは楽々です♪
2013年05月31日オムライスを食べていると、ふと思うことがある。最初は美味しく感じるのだけれど、だんだん味付けや食感が飽きてくるのは何故だろう。 オムライスと言えば、ケチャップやデミグラスソースの味が一般的でそれが当たり前だと思っていたのだが…。あまり手の込んだことはしたくない。けれど、トマトの味のベースは変えずにちょっと違ったオムライスは作れないだろうか。 材料 (作りやすい分量*4人分) ・鶏挽肉:200g程度 ・玉葱:1個 ・ピーマン:2個 ・椎茸:6個程度 ・コーン:適量 ・卵:8個 ・袋麺(味噌味):1袋 ・ご飯:茶碗2杯分 ・ケチャップ:大さじ8杯 ・塩胡椒、バター:各適量 ・ニンニク:1片 作り方 1.まず、ピーマン、椎茸、玉葱、ニンニクはみじん切りに、コーンは汁気をきっておく。ご飯は予め、適度に温めておくとほぐれやすくなる。袋麺は袋の中でもみほぐすように崩してから取り出す。(調味液も後程使用) 2.フライパンでバターを溶かしたら、玉葱とニンニクを入れ、中火で炒める。 3.玉葱がしんなりしてきたら挽肉を入れて炒める。挽肉に火が通ってきたら、ピーマン、椎茸、コーン、麺、ケチャップ、袋麺の調味液を加えて炒める。(野菜や調味料の水分で麺が軟らかくなるので、麺は硬いまま入れてOK) 4.具が全体的に馴染んできたら、ご飯を入れてほぐすようにして炒める。塩胡椒で味を調えたらケチャップライスはできあがり。 5.卵はお好みで塩少々を加えてかるく溶いておく。フライパンにバターを適量溶かし、十分温める。温まったら卵を一気に流し入れ、箸で全体を大きく混ぜる。全体が半熟一歩手前まで固まってきたら火を止めよう。 6.余熱で外側が固まってきたらケチャプライスの上に滑らせるように移す。お好みで分量外のケチャップをかけて、完成。 トマトと味噌を合わせると、旨みが更に増して美味しくなる。それに加えて、麺とご飯の食感の違いもまた、食べていて面白い。普通のオムライスにちょっと飽きたら、こんなうまうまオムライスはいかが?
2013年05月30日何か作って食べたいけれど、冷蔵庫は給料日前でスカスカ。買い物も面倒だし、できれば家にあるもので簡単に作りたい。そんな時もありますよね。そこで、厚揚げをメインに使った、こんなレシピはいかがですか? 洋風にアレンジして、厚揚げのイメージもちょっと変わるかも。 材料 (作りやすい分量*3人分) ・厚揚げ:3枚(合計600g程度) ・トマト缶:1缶 ・ツナ缶:1缶 ・刻みネギ:適量 ・ニンニク:2片 ・味噌、砂糖:各大さじ1杯 ・塩胡椒:適量 作り方 1.まず、フライパンにスライスしたニンニクとツナ缶を汁ごと加え、弱火で炒めます。(ノンオイルのツナ缶の場合はオリーブオイルを最初に入れて下さい) 2.ニンニクの香りがでてきたら、トマト缶を加えて中弱火で煮ていきます。(ホールタイプの場合は適当に潰しながら煮ます) 3.ソースを煮ている間に厚揚げを準備します。クッキングペーパーで厚揚げの余分な水分と油分を十分に取り除きます。 4.魚焼きグリルかオーブントースターで両面をカリッと焼き上げます。 5.トマトソースは半量になる程度まで煮詰めればOK。仕上げに味噌、砂糖、塩胡椒を加えて味を調えます。あとは厚揚げを食べやすい大きさに切り、上にソースをかければ完成! 味噌を利かせたトマトソースは厚揚げと相性抜群。見た目はイタリアンですが、ご飯にもよく合います。献立に迷ったときは是非一度お試しあれ。
2013年05月24日男子に人気の手料理は、とりわけお肉!な訳ですが、その中でも根強い人気がるのが、ハンバーグです。味付けを工夫するのも面白いですが、大きさも変えてみるとまた違った面白味が出ます。彼の驚く顔を想像しながら、たまにはこんなハンバーグを焼いてみませんか?大きなハンバーグを嫌という程食べたい! という彼の子供の頃の夢を叶えてあげましょう! 材料 (作りやすい分量) ・合挽肉:600g(ヘルシー志向なら赤身の挽肉がおすすめ) ・玉葱:2~3個 ・卵:2個 ・パン粉:40g程度 ・牛乳:大さじ4杯程度 ・塩:小さじ2杯 ・ナツメグ:適量(小さじ1杯程度) ・バター:20g程度 <ソースの材料> ・しめじ:1パック ・酒、ケチャップ、ソース:各大さじ2杯ずつ ・砂糖:お好みで少量 作り方 1. まず、フライパンでバターを溶かし、弱火~中火で玉葱を炒めます。炒めている間にパン粉に牛乳を加えて混ぜておきます。 2. 玉葱は後半焦げないように火を加減しながら、色付くまでよく炒めます。炒めたら火から外し、フライパンごと冷まします。 3. 玉葱が冷めたら、挽肉、卵、パン粉、塩、ナツメグを加えてよく混ぜます。 4. 混ざったら上からグーでパンチをして、空気を抜きます。中心は火が通りにくいため、少し凹ませます。 5. フライパンをそのまま火にかけ、蓋をして中弱火で10分程度焼きます。 6. 焼き色がしっかりついたら蓋を少しずらしてのせ、肉汁だけを広めのお皿に移します。肉汁をしっかりきってから、フライパンを逆さにして蓋の上にハンバーグをのせます。再びフライパンにハンバーグを戻し入れて、もう片面も5分程度焼きます。 7. 再び肉汁をよくきってからハンバーグをお皿に取り出します。空いたフライパンに取り置きしておいた肉汁とソースの材料を全て入れます。フライパンの表面をこそげ落としながら、中火~弱火で5分程煮込んだら完成。ハンバーグにたっぷりかけて召し上がれ。 作るのも食べるのも楽しくなっちゃう巨大なハンバーグ。一度、思い切って作ってみましょう!
2013年05月17日