元玩具デザイナー/現イラストレーター。現在2歳の娘を育てながら家で絵のお仕事をしています。
元玩具デザイナーで現在はイラストレーターのタキノユキさんの育児コミックエッセイ。娘さんとの日々を綴ります。
前回 の記事 最後の健診の時に卵膜剥離をしてもらったのですが… 最後の検診でお医者さんに心を込めて押して頂きましたが、陣痛は来ませんでした… 計画分娩当日、朝早かったので、おなかの中の息子に「よろしくね、一緒に頑張ろうね」と念を送りつつ、産院へ1人で向かいました。 NSTを終え、促進剤が始まってしばらくした時に娘と夫が到着。 なかなか降りてこず人工破膜 娘の出産の時はさんざん騒いで取り乱したのですが、今日はその娘が隣にいます。2歳児に恐怖を与えてはいけないと、なるべく涼しい顔をしていようと頑張りました。 促進剤を入れ始めて3時間、徐々に痛みが強くなり… この時点で結構痛みは強かったのですが、まだまだ出てくる気配はありませんでした。 気を紛らわすためにトイレに行こうとしたその時… 痛すぎて声が…そのとき娘は…? 娘が寝たのを確認した後は、1人目出産の時と同じように叫んでいました。 そうして生まれてきた息子は 約4500g (娘より500gくらい重かったです…) 娘の出生体重を話すと色々な人から「大変だったね!」と言われるため、赤ちゃんの大きさで痛みが変わるんだろうか… 何gだろうと出産は大変なんじゃないのかな…と思っていたのですが、娘の時よりも痛かったように思います… なんとか無事出産を終え、4人で撮ってもらったはじめての写真は 寝ぼけた娘の顔も含めて最高でした。 今回も立ち会ってくれた夫、そしてタイミングよく寝てくれた娘に感謝です!
2020年10月18日前回 の記事 赤ちゃんはお腹の中で順調にすくすくと育ち、大きくなりすぎたようで… ウーマンエキサイトをご覧の皆さま、こんにちは!タキノユキです。 前回からの続きで、今回は下の子の妊娠中の臨月のお話です。 家に2歳児がいて、だんだんと仕事も増えてきて… 毎日慌ただしく過ごしているうちに、あっという間に臨月になりました。 いよいよ正産期! でも陣痛が来ない… このとき私は… 計画分娩=予定帝王切開と勘違いをしていたのでした。 生まれてから今まで大きな病気もしたことがなく、全身麻酔の経験もなく、1人目は経膣分娩であり、お腹を切るということが未体験だったので、恐ろしいと思ってしまったのですが、赤ちゃんが無事に生まれてくるためなら怖がってもいられません。なるべく予定日までに陣痛がくるように過ごすことと、手術になったらそれはそれでがんばろう! と決意しました。 当時、2020年3月。緊急事態宣言の出る直前で、外出を自粛していた時期でした。 なかなか外に出れないので体を動かす機会が少なく、早く陣痛が来るように…と踏み台昇降をしていました。 計画分娩になった 娘の時も健診の時に卵膜剥離はされましたが、今回もやはり痛かったです…。 帝王切開の可能性がなくなったわけではありませんが、経膣分娩なら経験があるので少し安心したのを覚えています。 こうして陣痛を待ちながら計画分娩の日までの間を過ごすことになりました。 次回いよいよ出産…!
2020年10月17日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、お久しぶりです! タキノユキです。 私事ですが、今年の春に第二子となる男の子を出産しました。 妊娠・出産・産後…印象的だったできごとを描いていきたいと思います。 インターネットで調べては不安になる日々 昨年夏に第二子の妊娠が判明しました。 つわりもほとんどなく、赤ちゃんはお腹の中で順調にすくすくと育ち… すくすくと…育ちすぎたようで… 突然先生の口から出た「糖尿病」の言葉にびっくりしつつ、そういえば今回は糖尿病の検査してないな…と思いました。 どうやら、全員が検査をする方針の病院と、疑いのある妊婦さんのみ検査をする方針の病院とあるらしく、今回お世話になっていた病院では後者の方針だったようです。 説明を受けて家に帰る途中、私は少なからず落ち込んでいました。 大きくて、元気に育っていればそれでいいんだと思っていたので、妊娠糖尿病の知識もほとんどなく、インターネットで調べては不安になる日々を送りました。 こういう時、検索魔になってしまうのは悪い癖です…。 そうして、検査当日を迎えました 妊娠中はできれば心穏やかに… 朝一番に病院について、昼ごろ検査を終えて結果が出ました。 結果は… 妊娠中は例え心当たりがなかったとしても、色々と不安になって自分を責めたりしてしまいますよね…ですがストレスをためるのもよくないので、今妊娠中の方は、周りを頼ったり、ときには自分を甘やかしたりなど、どうぞ心穏やかにお過ごしください… 次回は出産直前「臨月編」です!
2020年08月28日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!タキノユキです。 今回は うちのパートナーのいいところ特集 ということで、夫と結婚してよかったな〜と思うポイントについて描きたいと思います。 今でこそイラストやコミックエッセイのお仕事をいただけるようになりましたが、1年半前までは全く仕事がないことも多くありました。そんな時いつも、夫に支えられてきました。 フリーのイラストレーターになったけれど… 会社員をしている頃から、漠然と絵を描いて生きていきたいという思いはあったもののなかなか踏ん切りがつかずにいました。 そんな中体調を崩し退職することを機に、フリーでイラストレーターを始めることに。 とはいえ… こんな感じで1年目は過ぎていきました…。 夫からすれば、共働きから突然一人扶養に入れることになり、さらにもう一人家族が増えることになって不安だったと思います。 でも、いつも「俺はユキちゃんの絵が好きだし、応援してるよ」と言ってくれました。 この人は聖人か?と思いました… 修行につきあってくれた夫 産後、なかなか仕事が軌道に乗らずほぼ夫の収入のみで生活していたのですが、その状況をなんとかしたいなと思い、夫から絵の課題を出してもらっていたことがありました。 内容は、私が苦手としているものや自主的には描かないものなどを描いて夫にチェックしてもらう…というもの。 結果的にできることも増え、お小遣いについても「絵を描いてもらった」という形で罪悪感も少し薄れたので良かったです。その後、仕事も少しずつもらえるようになり、課題を出してもらう期間は卒業しました。 成果が出たら一緒に喜んでくれる存在のありがたさ 今でも、夫はことあるごとに絵を褒めてくれます。 自分にとって最も身近なところに 自分を応援し、成長させてくれて、成果が出たら一緒に喜んでくれる存在がいること をとても嬉しく感じています。
2020年02月05日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは! タキノユキです。 今回は子どものごはんの好き嫌いの話を描きたいと思います。 離乳食をはじめたころは好き嫌いなくよく食べる子だったのですが、1歳半を過ぎたあたりから好き嫌いが出てきて、好きなものがあるとそればっかり食べるようになりました。 かぼちゃサラダが大ヒット! それが判明したきっかけとなったできごとは、はじめてかぼちゃサラダを作った時のこと。 結局この時から、かぼちゃサラダを作るとボウル半分以上を1人で食べるように…。 なぜ…? 突然食べなくなるの? 逆に、前はたくさん食べていたのに突然食べなくなったものもあります。 大好きなお鍋のシメに雑炊を作ってみたり、リゾットを作ってみたりもしたのですが全部気に入らないようで、柔らかいお米がいつの間にか嫌いになったようです。 好き嫌いにうまく付き合っていくために… 子どものことを考えて 作ったものを拒絶されて心が折れる… という経験のあるママはたくさんいるのではないかと思います。 そういうダメージを受けたくないので、私はごはんを作る時は私はこんな心構えでいます。 私は食べ物で遊ばれることや粗末にされることが本当に嫌で、その度に心を痛めてきたのですが、もう今は そういう時期と割り切って 「また今度食べてみようね!」と、気持ちを切り替えることを大事にしてます。
2020年01月15日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いいたします。 私の話で恐縮ですが、1月2日が誕生日です。お正月が誕生日なことについて、子どものころの思い出と自分が母になって思うことを描きたいと思います。 私が子どもだったころの祖母との思い出 誕生日が冬休み中なので、お祝いしてくれたのは家族や親族のみで、幼児期はテレビや漫画などで友達が集まるお誕生会のシーンがあると「本当にこんなことがあるのか…?」と思っていました。(誘われたこともなかった…) クリスマスにプレゼントをもらってしまっていたので、誕生日には大きなプレゼントはありませんでしたが 祖母がまだ元気だったころはお花をもらったのをよく覚えています。 今思い出してもとてもいい思い出になっています お正月が誕生日と重なっていると… 高校生ぐらいになると、携帯電話で当日に「おめでとう!」を言ってくれる友達なども増えました(インターネットの普及に感謝です) しかし、やっぱりお正月のついで感があるのが気になったのか、母がぽつりと言ったことがあります。 大人になってからは、自分の誕生日がお正月なことに対して「インパクトあるし逆にうれしい」くらいに考えていたのですが、小さいころに「他の子はお誕生日を友達に祝ってもらえて羨ましい」とか「お年玉がプレゼント代わりって…」などと、おそらく不満を口にしていたんだろうなぁと思います。 そのせいで、母にかなしい思いをさせてしまったのかな、と反省しました。 そして母になったいま… 先日、お子さんがお正月生まれのママとお話する機会がありました。 親となってみて、初めて母の大変さについて思いを馳せました…。 そのママとお話することがなければ正月生まれベビーのお誕生日パーティーの用意をすることすら大変ということに気付けなかったと思います。 毎年お正月に、おせちではなく、おいしい手料理を用意してくれた母に改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました!(お母さん、ありがとう!)
2020年01月02日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!タキノユキです。 今回は妊娠がわかったとき、妊娠初期のことを描きたいと思います。 妊娠検査薬に陽性反応が! 子どもがほしいと思うようになってから、基礎体温をつけて、生理が遅れるたびに一喜一憂していた私。その日はまた生理が遅れていて、心なしか熱っぽい日が続いていました。期待しつつも基礎体温が少し下がったため「またダメだったのかなあ…」と思いながら、念のため妊娠検査薬を使いました。 夫にもすぐ報告をしたのですが、まだ安定期ではないし、子宮外妊娠や流産の可能性もあるし…と思い、内心は嬉しかったですがまだ喜ぶタイミングではないと思っていると… 病院で胎嚢が確認できた! いてもたってもいられなかったものの、いろいろと予定があったため、病院(婦人科)に行ったのは数日後。妊娠検査で病院に行くのは初めてで、受付で検査費用をきいて一瞬クラっと気が遠くなりながらも診察室へ。 「おめでとうございます!」とも言われなかったし、次の心拍が確認できたタイミングでひとまずは喜んでいい感じなのかな…と思いつつ、子宮外妊娠じゃなくて良かったな…といろいろ考えているうちに、ここでもまた喜ぶタイミングを逃しました。 突然の出血が! 病院に行くと… そしてその数日後、夫と出かけた先で出血があり、急いで病院に連絡。その日は遅かったので、翌日受診するように言われました。 たった数日前はちっちゃな輪っかしか見えなかったのに、 その中にちっちゃな心臓がぱくぱくと動いているところを見て、ようやく 夫婦でとても感動 しました。 この時、おなかの中に新しい命が宿ったことにやっと実感が芽生え、初めて「嬉しい…」と思いました。 …しかし 喜びもつかの間、自宅安静の日々が始まったのでした…。 結局、安定期に入る少し前に自宅安静指示が終わったのですが、妊娠初期のほとんどは家でじっとして過ごしました。 やることもないし気分は落ち込むしで精神的に大変な時期でしたが…娘が無事に育ってくれている今となってはそれもいい経験だったのかな…と思っています。
2019年12月23日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは! タキノユキです。 今回は1歳の誕生日のお話を描きました。 娘の人生で初めてのお誕生日、たとえ本人の記憶には残らなかったとしても、素敵なものにしたい! そう思い、バースデープレートを作ることにしました。 が… ネットでみかけるハイレベルなお誕生日プレートに心が折れる… 本当に離乳食だけで作ってるの?と思うほどの、カラフルでかわいいお誕生日プレートがたくさん出てきてさっそく心が折れました。 気を取り直して、材料の買い出し 季節柄、いちごはもう売ってないかな…と思いつつ、1日前にはスーパーで売っていたので完全に油断していました。 予定を変更して、りんごを買いました… なんとかバースデープレートが完成! いちごがない! と焦ったものの、なんとかプレートが完成! (お祝い事にいちごを求めてしまうのは…なぜ…) 部屋を飾り付けてプレゼントを渡して、親子3人でお誕生日パーティーをしました。 ちょっと量が多めでしたが、ほとんど食べてくれて、とても嬉しかったです。 1歳のときはまだ自分でスプーンなどを持ってごはんを食べられなかったなあ… 今みたいにおしゃべりもできないので、プレゼントの前でにこにこしながら座っていたなあ… と、1年半前のことですがしみじみと思い出し、ちょっとだけがんばってお誕生日パーティーをして良かったと思いました!
2019年12月08日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは! タキノユキです。 親になって強くなったこと …というより、まだ克服できてないのですが、がんばらざるをえないことは 乗り物酔い です。 車に乗っては酔っていた幼少期… 私は小さい頃、車に乗っては酔っていたので、車が苦手でした。中でも遠足は長距離移動なので恐怖でしかない…。 実際吐いてしまったことはなかったはず(記憶にはない)ですが、とにかくバスに乗りたくなかったことをよく覚えています。 成長するにつれ、乗り物酔いする回数は減ってきましたが…まだ乗り物には苦手意識があります。 まさか夫婦揃ってとは… 結婚した後、両家の親と屋形船に乗ったのですが…やっぱり船酔いして気持ち悪くなりました。 この日初めて、夫も乗り物酔いしやすい人だということを知りました…。 そして娘も乗り物酔い… そんな乗り物酔いしやすい両親のもとに生まれた娘。2歳を過ぎたあたりから乗り物酔いをするようになりました。 私もいまだに乗り物酔いするのですが、気持ちが悪そうな娘の前ではそんなことも言っていられないので、なんとか大丈夫な振りをしています。でも…ツラい!
2019年11月19日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは! タキノユキです。 今回は、娘がかかった「川崎病」についての話です。「川崎病」とは、日本で年間に1万5千人くらいのお子さんが発病している全身の血管に炎症が起こる病気です。原因はよくわかっていないそうです。 アデノウイルスとの診断、しかし… 昨年末のこと、娘が珍しく高熱を出して病院へ行きました。 そして翌日 でもBCG跡が腫れてないし、手足も腫れてない…アデノウイルスなのかなぁ…とモヤモヤした気持ちはあったものの、その日はひとまず様子を見て次の日に再度病院へ行くことにしました。 BCG跡が腫れた! 診断結果は…「川崎病」 朝起きて娘の腕を確認すると、うっすらとBCG跡が腫れているような気がしたため、支度をしてすぐ病院へ向かいました。 発熱と充血、今朝からBCG跡が腫れていることを伝えると そして総合病院での診察の結果は… ※主要症状のうち該当項目が4つ以下の場合を不全型というそうです まさか即入院になるとは思わず、何も用意してきていなかったため夫に連絡をして、バタバタと入院しました。 年末年始に5日間入院することに 5日ほど入院しました。免疫グロブリンの点滴やアスピリンの投与などの治療を受けて心臓のエコー検査をしました。 川崎病は治ってからも経過観察が必要となります。今でも定期的に診ていただいています。 私自身、娘がかかるまで川崎病という名前すら知りませんでした。主な症状が高熱が出ている、機嫌が悪い、などで気付きにくい病気だな…と感じ、こういう病気もあるのだということをお知らせしたかったため、今回こうして描かせていただきました。治療が遅れると心臓に後遺症がのこることもある病のため、あのままアデノウイルスだと信じ込み、重症化していたらと考えるとぞっとします…。 参考リンク: 本記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2019年11月05日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!タキノユキです。 今回は娘の独特な遊びについて描きたいと思います。 家にいる時は幼児向け番組を流していることが多いのですが、 テレビに映っているものを真似したくなるようで、娘なりに色々工夫しています。 魔法の大太鼓…? 太鼓の歌が流れると必ず取り出すもの、それは… 娘なりのルールがあるのか、なぜか魔法ステッキを使った大太鼓が繰り広げられます。 マイクが風船に…!? 娘は風船が大好き! なのですが、常に家に風船があるわけもなく…大体はこんなもので代用しています。 確かに形は似ている…? このシャボン玉はすごい…! まだシャボン玉は本物で遊ばせたことはないのですが 何やら新しい道具を作り出したようで… 娘の見立ての最高傑作といってもいい、シャボン玉。 思いもよらないものを組み合わせてきたので驚きました(でもできればバチは太鼓を叩くのに使ってほしい) 娘の遊び方を見ていると、「このおもちゃはこうやって使うもの」という固定観念が壊される瞬間が時々あって、まだまだ未熟だけれど柔軟な考え方ができるのがとても羨ましいなあ、と思います。
2019年11月01日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!タキノユキです。 今回は子どもの成長とともに変化していった 「寝かしつけ」 について描こうと思います。 寝ない…寝ない…と手探り状態の新生児期 新生児期〜4ヶ月くらいまでは、とにかくひたすら思いつく技を繰り出しているようなイメージでした。 最終形態までいったことは結局1〜2回だったのですが、ただでさえ授乳で体力を奪われているのに抱っこで動き回るのは本当につらく、外の空気でも吸わないとやってられない…と思ったことをよく覚えています。 もうおっぱいには頼れない!離乳食期 娘は歯が生えはじめるのが割と早かったこともあり、5ヶ月頃からおっぱいを飲ませながら寝かしつけ…とはいかなくなりました。 この頃には「大丈夫、いくら寝ないっていったって眠くなったら寝る」と思えるようになり、待つことが苦ではなくなりました。 抱っこもキツくなってきた1歳半〜現在 現在はベッドに一緒に横になり、眠気を待つスタイルです。普段は夫が「寝かしつけ」の担当なのですが、私がすることもあります。 そして時々、こんな嬉しいできごとも… いつもは離れて寝ることの多い娘ですが、時々こうして私の胸あたりにくっついて寝始めることがあり、とても嬉しいです。 いつになったら寝てくれるのか…と、真っ暗な深夜に畑のそばをうろうろしていた自分に、2年後こんなに幸せなことがあるよ! と教えたい…(笑)
2019年10月15日ウーマンエキサイトをご覧の皆さま、こんにちは! タキノユキです。 今回は、出産の前と後で心情の変化についてのお話です。 子どもが生まれる前は不安でいっぱいだった まず戸惑ったのは… 最初の難関だった「抱っこ」 母親学級で教わっていたものの、生まれたての赤ちゃんを抱っこした時はそれはもう緊張しました…。 ですが、同時に何が何でもこの子を守らなければならないという思いと、これから困難なこともたくさんあるかもしれないけれど、なんとかして私が解決していかなければいけないんだと気づき、身の引き締まる思いだったのを覚えています。 そうこうしているうちに…なぜか芽生えた全能感 今思えば、小さな成功体験が毎日毎日積み重なり、単に気が大きくなっていたのかもしれませんが、冒頭で書いたように、基本的にあまり自信がない私にとっては、 「なんでもできる気がする」 という感覚が新鮮でした。不安でいっぱいだった産前から、「やるしかない」の出産直後を経て、だんだんと自分が母へとかわっていったように感じたできごとです。 産後の体ボロボロの状態でも、大きなトラブルなくしっかり娘を育てられたということが自信につながったのかぁと思ってます。
2019年10月02日ウーマンエキサイトをご覧の皆さま、こんにちは!タキノユキです。 今回は 前回の産後入院中のお話 の続きで、退院後に実家で1ヶ月過ごした時のお話です。 大変だったでしょう! と言われるたびに、出産ってみんな大変なのでは…(あと初産だったので比較できない…)と思っていたのですが、それよりも、赤ちゃんが大きいことで地味に大変だったのは新生児期でした。 というわけで、大きめ赤ちゃんの新生児期に大変だったことについて描きたいと思います。 結構出てるはずなのに… 足りない母乳 母乳マッサージの効果もあったのか(?)母乳は順調に出ていました。母乳パッドつけ忘れてパジャマがびしょびしょになるくらい…。 だったのですが、 こちらも飲む量を他の子と比較できないとはいえ、そんなに飲むの!?というのが素直な感想でした。しかも吐き戻しもほとんどしない子だったので、この体のどこにそんな量が…と毎回驚いていました。 何をするにもつらい!腱鞘炎 赤ちゃんは自分では動けないので、基本は抱っこすることになるのですが 塵も積もれば、という話で… 赤ちゃんの抱っこもまだ慣れてなかったので、腱鞘炎になりました…。手だけで支えようとせず、腕全体で支えるようにすると良いそうです。 父が整骨院をやっていて、腱鞘炎になった時もすぐサポーターを出してくれたりして本当に助かりました…。 大きい子の育児は見るからに丈夫そうなこともあり、いいことももちろんたくさんありましたが、パワフルな分、地味にライフを削ってくることも多々ありました(涙) 今では腱鞘炎になったのもいい思い出です。
2019年09月26日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは、タキノユキです! 今回は 前回の出産のお話 の続きで、入院中のできごとです。 …という至れり尽くせりの最高の入院生活でしたが、やはり初めての出産でわかってないこともあり、驚くことがいろいろありました。 まず驚いたのは深夜に運ばれてきたアレです… ■深夜のおにぎり事件 産後を乗り越えるためには体力!体力をつけるためには食事! と頭ではわかっていても、3食おやつ付きでたくさん食べた上に毎日深夜におにぎりが運ばれてくるのはびっくりしました(笑) そして母乳マッサージでまた予想外のことがありまして ■初乳マンゴー事件 痛すぎるマッサージを終えて初乳をとってみると色が大分濃かったらしく(黄色というよりオレンジ色だった)、母乳指導をしてくれた看護師さんもちょっと興奮気味だったのをよく覚えています…。 …っていうかおっぱいマッサージ痛すぎでした(これも出産前は知らなかった…) 入院中は本当に快適で食事もとても美味しく、エステまでついて「こんな贅沢な暮らししたことない!」と感動しきりでしたが、慣れない新生児との生活がスタートするにあたって母乳指導で洗礼を受けたような気がしました。 出産育児は知らなかったこと&予想外の連続です…!
2019年09月11日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、はじめまして! タキノユキと申します。 この度ウーマンエキサイトさんで連載をさせていただくこととなりました。 これからどうぞよろしくお願いいたします! 連載のスタートは、陣痛~出産についての記事を描きます。 破水からのスタートでした 午前5時頃、いつものように尿意で目が覚め、トイレへ行ってみると… 陣痛もあったので時間をはかってみると10分間隔です。 産婦人科に電話をしてみたところ、8時半に病院があくので、そのくらいの時間に間隔が5分になっていたら来てくだいとのこと。(あんまり早く来ても時間外料金が発生するから…という配慮でした。やさしい…) 8時半、陣痛タクシーで病院へ。 検査の結果、破水しているとのことで…点滴などをされ、いよいよはじまりました。 そして促進剤を入れられると… なんかすっごい声がでた… 次の瞬間 こんな感じで促進剤を入れられてから突然慌ただしくなり、分娩台へ行ってからは痛みであまり覚えていませんがそんなにかからなかったと思います。陣痛の波がきている時は自分でも信じられないぐらいに大騒ぎしてしまいました…。 思ってたのと違う…出産の瞬間 ベチョ…って何だ…これ? 色々ありましたが、感動の対面。と思いきや… 初産だったこともあり全てが初体験でしたが、なんだか感動とは程遠い出産でした(笑)予定日前に生まれた娘は大きめで、成長曲線をはみ出したりしながらすくすくと育っています。 入院中にもいまだに覚えている変なできごとがあるので、また今度描きたいと思います!
2019年08月20日