大阪生まれ大阪育ち。数々のサービス業を経て、現在はボディセラピストとして働きながら、漫画家の卵として日々精進中。仕事も恋愛も、根気よくひとつのことを続けるタイプ。往生際が悪いともいえる。迷いに迷って寄り道だらけの人生が、いずれ誰かの小さな道しるべになるといいな。好きなものは絵、透明感のある物、虫。(フォークラス)
ほとんどの日本人が主食にしている「ごはん」。最近は白米に限らず、さまざまな種類のお米から選ぶ人が多くなりました。 しかし種類によってはいまいち食べにくかったり、おかずに合わなかったりすることも。せっかく食べるなら、体、肌にいいものをおいしく取り入れたいと思う人も多いはず。 そこで、それぞれのお米の特徴を生かしたおススメの食べ方をいくつか紹介します。 ■玄米は汁気と一緒に 玄米は、美意識の高い女性にとても人気のあるお米です。しかし玄米は、そのしっかりとした食感が食べにくいと感じる方も少なくありません。 そこでおすすめの食べ方は、「汁気の中に入れてしまう」こと。玄米にミネストローネやクラムチャウダーなどをたっぷりかけて食べる、スープごはんはいかがでしょうか。 スープと絡めることで、玄米特有の固さや、炊き方に失敗したときのパサつきもカバーできます。 玄米が苦手な男性や子どもに食べてもらうときは、チーズをたっぷり入れたライスコロッケがおすすめ。 白米よりべチャッとなりにくいので食感もよく、ボリュームもあって、子どもにも大人気のメニューです。 ■雑穀米はオシャレに 雑穀米は、白米に数種類の穀物を混ぜて食べるごはんです。気軽に栄養をプラスできるので買ったことがある方も多いと思います。 そんな雑穀ですが、白米に混ぜる以外にもさまざまな食べ方ができることをご存じでしょうか。 雑穀米のイチオシの食べ方は、雑穀米シュウマイです。 作り方は簡単! シュウマイの皮のかわりに雑穀米をまぶして蒸すだけ。雑穀米の特徴であるプチプチとした食感が生かされて、いつものシュウマイがまったく新しいメニューに変身します。 雑穀米のもう一つの特徴は、炊くとお赤飯のようなきれいな色のごはんになることです。そこで、カレーライスのごはんとして雑穀米を使うと、まるでオシャレなカフェメニューのように食卓が華やかになります。 ほかにも、雑穀をゆでてサラダやヨーグルトに入れたりなど、雑穀米はとてもアレンジしやすいお米といえるでしょう。 ■白米はシンプルに 白米は何にでも合うので、とくにおかずを選びません。しかし白米は精米すると、少しずつ鮮度が落ちてしまいます。 そんな古いお米を炊くときには、ぜひみりんを入れてみてください。 だいたい米1合に対して小さじ1の割り合いでみりんを入れ、普段と同じように炊きます。するとごはんのツヤが増し、甘みも加わってまるで新米のようなふっくらごはんになるのです。 また、お弁当などで炊いたご飯を持ち歩く場合には、みりんのかわりに酢を入れましょう。ごはんが腐るのを防いでくれます。 ■アレンジレシピは無限大 それ以外のアレンジとしては、おせんべいもおススメ。残りごはんに塩・しょうゆ・ごまなど好きな味付けをして、ラップの中で薄くのばし、あとはオーブンで焼くだけ。 トースターやレンジでも簡単につくれるので、ぜひチャレンジしてみてください。 お米は主食としてだけでなく、使い方によってレシピの幅がぐっと広がります。食事できる美肌対策、ぜひ自分なりのアレンジをみつけて、お米レシピを楽しんでくださいね! (桐山彩 フォークラス)
2016年03月10日飲料用として、また調理用として、私たちが毎日飲んでいる水。体の約60%が水分でできている私たちにとって水分補給は必要不可欠です。 スーパーやコンビニで、さまざまな種類の水を手軽に購入できる昨今。そんな毎日の水を、なんとなくで選んでいませんか? 目的に合った水選びのために、それぞれの水がもつ特徴や効能をくらべてみましょう。 ■さまざまな水の種類とその特徴 ・軟水、硬水 軟水と硬水の違いは、カルシウムとマグネシウムの濃度で表わされる指標、「硬度」の違いです。軟水は、硬度が120mg/L 以下の水で、日本の水はほとんどが軟水です。 軟水は口当たりがまろやかで飲みやすく、どんな料理にでもよく合います。体への刺激も少ないため、体調不良のときや、胃腸が弱い方でも安心して飲める水です。 硬水はのどに通りにくいような独特の重さがあり、軟水にくらべると少し飲みづらいと感じる方もいるかもしれません。 しかし、マグネシウムとカルシウムの濃度が高いため、美肌つくりに欠かせないミネラルを補給するのに適しています。 また、腸を刺激するので便秘解消効果もあり、健康、美容効果の高い水です。 ・炭酸水 炭酸水とは、二酸化炭素が溶けこんだ水で、糖分をふくまないものです。シュワシュワとしたのど越しで、食事と合わせてもさっぱりと飲めます。 炭酸水をコップ一杯程度、朝一番に飲むと、硬水と同じく便秘解消効果が期待できます。食前に飲むと、胃腸を刺激して食欲を増進させます。 さらに、その量をコップ二杯程度に増やすことで胃がふくれ、食べすぎを防止できます。 また、炭酸水を飲むと、胃腸の表面から浸透した炭酸が血管に入り、全身の血行が改善されます。 血行がよくなるため、老廃物の排出力や、体の代謝が高まります。炭酸水は、飲みかたによってさまざまな効能が期待できる水といえます。 ・水素水 水素水とは、水素分子が豊富にふくまれた水のこと。味は普通の軟水と変わらず、まろやかで飲みやすい水です。 水素の流出を防ぐため、ペットボトルではなくアルミパウチでの販売が主流です。 水素水の魅力は、その高い抗酸化作用にあります。水素水は体内の悪玉活性酸素を除去し、さまざまな病気の予防や、特に女性にはうれしい老化防止効果が期待できるといわれています。 他の水にくらべ少し高価ですが、美意識の高い女性には人気の水です。 ■こんなときはこの一杯! お気に入りの一杯を飲みつづけるのはもちろん、たとえば便秘気味のときには硬水を、体調をくずしているときの水分補給には軟水を、油っこい食事の席では炭酸水でさっぱりと、疲れがたまったときには水素水でリフレッシュ…というように、シチュエーションに合わせた水選びもおすすめです。 毎日の健康とキレイをつくる水、ぜひあなたもこだわりの一杯を探してみてくださいね。
2016年01月25日