3歳差姉妹(2016年と2019年誕生)の母です。 フリーランスで働きながら、Instagramで育児漫画を投稿しています。
イヤイヤ期と思春期の間に訪れると言われている「中間反抗期」。妹の誕生前も誕生後も長女を優先してきたのに、長女の中間反抗期は私を苦悩させるもので…。それでも理解したい、寄り添いたいと向き合ってきた記録。
■前回のあらすじ グラグラしている乳歯を抜くことになった長女。抜歯が終わるまで泣かずに耐えられたことをたくさん褒めたその夜、長女に劇的な変化が表れる。素直な長女に戻り、気持ちが安定したのがわかるのでした。 ■それでもケンカはある ■苦しい状況はずっと続くわけじゃない 中間反抗期のお話は、これにて終了です。 実はこの連載を描き始めた当初は、何となく反抗は終息しているものの、連載をどう終わるかは決まっていない状態で、プロット(文字だけ)を描き終えていました。その後しばらくしてから長女に「最後のセリフ」を言われ、嬉しさのあまり泣きながら結末を描きかえました。 このお話に出てくる私の対応のひとつひとつは正解かはわかりませんが、「大好きの気持ちを言葉や態度に乗せる」ということをおろそかにしてはいけない、ということだけは身に沁みました。 6歳になった現在、長女とはとても良好な関係です。今でも「抱っこして」と言われたら、あと何回抱っこさせてくれるかな、と思いながら、20キロ超えを抱えます。 しかし育児に平穏な日々は長く続かないもの。現在は次女の遅れてきたイヤイヤが凄まじく、手を焼いています…。やっぱりイライラしちゃうこともありますが、長女がすごく協力してくれるようになったので、めちゃくちゃ助かっています。「朝から晩まで1回も怒らなかった」という日も多くなりました。 最後まで読んでいただき、本当に本当に、ありがとうございました! とんがりめがねさんのSNSでは番外編も公開中です
2023年04月22日■前回のあらすじ これまでを振り返り、「怒らず、口を出さず、見守る」と決めた私。しかし怒らないようにするのは難しく、そこで長女の好奇心を刺激するような楽しい声掛けを試してみると、長女との衝突が少なくなっていくのでした。 ■抜歯を経験したことで変化が 私が長女の笑顔を見ると嬉しいのと同じで、長女にとっても、私が笑いかけることが一番の精神安定剤なんだと実感しました。 ■素直な長女が戻ってきた! 急激に素直になった長女! 急すぎて、内心とまどいました。 でもたぶん、長女の中で変わる準備は既にできていて、大業を乗り越えたことで一気に心の扉が開いたんだと思います。何がきっかけになるか、わからないものです。 次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月21日■前回のあらすじ 最近私は5歳の長女相手に笑顔で対応することもなく、しかも早く成長することを求め接していたことに気づく。つまりそれは母である私が姉妹不公平に導いていたのだと反省し、自分を変えることを決心するのだった。 ■怒らず、口を出さず、見守る! 子どもが自らの力で変わっていくための邪魔をせず、甘えたい時に自由に甘えられる存在でいるのが今の私の役割だと悟りました。 でもいまだについ口を出してしまったり強く言ってしまうこともあるので、「やさしく言って!」と逆に怒られて謝ることも多いです…。 ■怒りを楽しさに変換!? これらは長女に合わせた方法なので、お子さまの笑いのツボを刺激してあげてください。どんなことなら喜ぶかを考える過程も楽しい時間です。 怒って不満をぶつけ合っても、誰もハッピーじゃない。かと言ってどちらか一方がガマンを強いられる状況って、不健康ですよね。 怒るのをガマンせず、伝えたいことを伝えた上で、笑い合えたら最高! 次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月20日■前回のあらすじ 自分を大切にしてほしいと長女に伝えた後も、毎日繰り返し私に浴びせられるネガティブな言葉。「本心ではない」と心の盾を作っていたが、ついに私の心が折れてしまう。そんな私を救ったのは、次女の素直なやさしさで…。 ■長女に微笑んだのはいつだろう? 決して次女だけをかわいがっているわけではなく、長女とも同じようにスキンシップをとったり、一対一で楽しく過ごしている中での話です。 でも、長女の反抗的な態度にこちらもイライラしてしまうことも多々あったし、2歳の次女にするのと同じように普段から丁寧な対応をしていたかというと、まったくできていませんでした。 長女のしっかりしている部分に甘えてしまって、大人相手にするような対応をしてしまっていた私。絵でまとめると、ひどいな…。 3コマ目に関しては、あからさまに本人に言ってはないですが、こういう気持ちを持っていたのは事実。伝わってしまっていたと思います。 描いてみて客観的に見ると、本当にひどい。 これに気づくまで、怒った後のフォローにばかり気を使っていました。もしかすると、怒られた方が優しくしてもらえるとすら思わせていたかもしれない。 本当に必要なのは、いつも笑顔でいてあげることなのに。 ■私が不公平に加担していた!? 「お姉ちゃんなんだから」という言葉は絶対に言わないようにしていたんですが、無自覚に同じようなことをしてしまっていました。ちゃんとできていると思っているところが、本当にダメダメです。 確かに中間反抗期ではあったけれど、全部が全部そのせいではない。私が間違った方向へ進めていたから、事態がどんどん悪化してしまったのでした。 でも、気づいたなら、変われる。 次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月19日■前回のあらすじ 命を大切にしないような発言をする長女に、私はどんな「アカンこと」をしても生きていてほしいと思っていると言う。すると自分の頭を泣きながら叩き出す長女。そこで自分のことも大切にしてほしいと伝えるのでした。 ■その後も続くネガティブ発言に… 保育園では問題がないようで、そこは安心しました。 外ではいい子なのが、中間反抗期の特徴でもあるようです。 「○ね」と私に向かわず、自分に対して言うところが「この子は優しい子だな」と思うと同時に、少し心配な部分でもあります。 ■もう聞きたくない…! 心が折れると同時に、身体中の力が抜けてしまって、立ち上がれなくなりました。 そんなどん底から救ってくれたのは次女でした。 次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月18日■前回のあらすじ 「ほーちゃん(妹)うまれなくてもよかったのに」という長女の言葉に衝撃を受けた私は、その理由に目を向けてみようと試みる。ある日、いつものように長女の機嫌が悪くなり妹とケンカに。そこで仲裁に入ると、さらにショッキングな言葉を投げかけられ…。 ■言葉通りに受け取らなくていい 「○みたい」は長女の発言そのままを記載しています。「○む」だと思っているようです。 そのあたりは5歳児のかわいい覚えまちがい。 怒鳴ってしまいました。 ■自分のことも大切にして! 「そんなこと言ったらダメ」と言うと、いつか本当につらくなった時に弱音が吐けなくなってしまうと思い、「私はあなたに○んで欲しくない、生きて欲しい」という伝え方にしました。 この時からしばらくは自分の頭を叩いたり、壁に打ち付けたりすることがありました。見ていてつらかったです。(今はそんなことしません) 長女も葛藤していたんだと思います。 次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月17日■前回のあらすじ 中間反抗期が始まると、次女への意地悪も悪化。助けを求める次女の動きを察知して、自分が母の胸に飛びこむことも。私は真剣に向き合うが、長女から「ほーちゃん(妹)うまれなくてもよかったのに」という発言が出て…。 ■これ以上どうすれば…? この発言はショックすぎて、さすがの私もダメージ受けました。 ここからさらに落ちていきます…。 ■簡単にショッキングな言葉を使う長女 これまで平和なアニメやテレビしか見せてこなかったので、具体的にこの言葉の意味を理解してはいなかったと思います。 ※作中では念のため、伏せ字にさせて頂いております。 園では、いろいろなことを仕入れてきますね。良くも悪くも。 このあたりから、この言葉を遠ざけることは、命の大切さを教えることにならないと思い、今では親子で命に関する話をいろいろしています。機会があれば、それもいつか描きたいと思います。 次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月16日■前回のあらすじ 中間反抗期が始まり、わざと嫌がることをする長女に、私は怒ってはそれでも大好きと伝える日々。しっかり者の長女をひとりの「人」として扱い、次女とのケンカの仲裁も平等に対応していると思っていたのだが…。 ■1番大切な時間 揉めてる話は描くの精神力削りますが、こんな平和な時もありました。 ■次女がいつも被害者に… ようやく第1話につながりました。 お話はちょうど中盤です。 家の外でのエピソードが出てくるのはまだ先になるので、少し補足しますと、園での長女は、家とは全く正反対です。 男女ともにいろいろなお友だちと遊び、お友だちが長女を取り合いするほど人気者だそうです。泣いているお友達に対しても優しく接し、先生のお手伝いも進んでする、優等生タイプ。 おそらく、外で頑張り過ぎている分、家で発散しているんだと思います。 これからしばらく暗黒期のお話が続くので、これはあくまで長女の一面のお話で、長女も葛藤しながら成長しているんだということをご理解いただけると、描き手として、親として嬉しいです。 次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月15日■前回のあらすじ 長女のイヤイヤ期が終了。天使期がやって来るが、長く続かず中間反抗期に。いろんな人に「かわいい」と言われる妹に嫉妬し、爆発してしまった長女。そこで私たちは「かわいい」の使い方に厳しい制限を設けるのでした。 ■わざと嫌がることをする長女 やっと本題の中間反抗期に突入です。ここからの展開は、濃密な(?)親子のやり取りが増えていきます。 ■平等に、冷静に対応したつもりの私 叩いたらダメってことを伝えたすぎて、5歳の子に対して正論をぶつけまくっていました。 子どもには子どもなりの理由があるのに、大人の理屈を並べ立ててはいけないと、反省です。 対話、大事!! 次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月14日■前回のあらすじ 長女のイヤイヤ期がピークを迎え、何をやってもうまくいかない。そんな中、私は将来のために長女に謝ることを覚えてほしいと思い、さまざまな方法を試しながら、長女に合った伝え方を探すのでした。 ■天使期がやってきた! 夢のような日々!! は、すぐ過ぎ去ったので、ほとんど記憶に残っていないという…。 だからマンガも短めです。 ■「かわいい」の使い方に注意! さぁ皆さま、中間反抗期の入口へようこそ! 上の子のヤキモチ問題。私自身が長女なので、めっちゃ気持ちわかるんですよ…。 これまで「お姉ちゃんなんだから」という言い方は一切しないようにして、だいぶ寄り添ってきたんですが、爆発は防げませんでした。ふたり並んでいたら、より小さい方をかわいいと思っちゃう本能、恐ろしいです…。 何か成果をあげないと褒めてもらえなくなった長女。火のついた不満が、だんだん周りへの攻撃に変わっていきます。 次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月13日■前回のあらすじ 長女は絶賛中間反抗期を迎え、私は日々苦悩しながら向き合っている。イヤイヤ期の3歳のときに、次女を出産。とてもやさしいお姉さんになったのだがイヤイヤは別で、特にパパに対する態度がひどくて…。 ■何をやってもうまくいかず… イヤイヤ期も後半になると、理不尽に当たられることが多かったです。でも私にとっては理不尽だけど、長女にとってはちゃんと理由があるんですよね。それをまだ、上手に言葉にできないだけで。 イヤイヤの話は序章なので細かくは描いていないですが、イライラしたことも多々あるし、「ええ加減にせぇ」と大人げなく怒鳴ったこともあります。 イヤイヤの渦中にいるときは、終わりが見えなくて毎日しんどかったですが、ちゃんと終わりはありました。 その後にもっと大変な「中間反抗期」が来ようとは、このときの私は知る由もありません。 ■この子に合った道を探すのが正解と信じて 大人でも素直にゴメンって言えない場面がよくあるんだから、子どもならなおさら難しいですよね…。この謝る練習は、イヤイヤ期が終わってから功を奏しました。 具体的な声かけが出てきますが、育児書的な正解かどうかはわかりません。こうしたらいいよという、おすすめでもないです。 その子に合わせたペースや、響く言葉があると思うので、それを遠回りしてでも見つけて行くのが正解だと思って、日々臨んでいます。 次話は、ようやくイヤイヤ期が明けた、夢のような日々の話です。 次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月12日こんにちは、とんがりめがねです。 今回は長女の中間反抗期のお話です。しばしお付き合いください。 ■妹は生まれなくてもよかった!? 次は、少しさかのぼってイヤイヤ期のお話から描いていきます。この衝撃の一言のエピソードは、シリーズ後半で出てくる予定です。 ■長女のイヤイヤ期は… イヤイヤ期の前半は、素直さとイヤイヤが半々で、「イヤだ」「やりたくない」という感情だけだったので、かわいいもんでした。 むしろイヤイヤ自体より、「パパがイヤ」による負担の方がしんどかったです。 次回に続く「中間反抗期の5歳がいます」(全12話)は12時更新!
2023年04月11日