ダイエットの敵!? なぜ甘いものが食べたくなるの?
食事をした後でも、デザートは別腹! という感覚の人も多いのではないでしょうか? なぜ、お腹いっぱいなのに、甘いものが食べたくなるのでしょうか? 別腹? いえいえ別腹ではなく、全く同じところに入って、同じように消化されていますので、食べ過ぎにはご注意を。
今回は、お腹いっぱいでも食べられる現象と、甘いものが欲しくなるのはなぜ? についてご紹介します。
■甘いものを食べたくなる時は? 私たちが甘いものを食べたくなる時は、疲れていてエネルギーが必要な時や緊張をしてるとき、ミネラルが不足している時など、体に何らかの症状がある場合に甘いものを欲してしまう傾向にあります。
■お腹いっぱいでもなぜ食べれるの? 甘いものは別腹とよく言いますが、お腹いっぱいでも食べれてしまうのは、甘いものを見て、甘い食べ物! 美味しそう! と思ったときに、脳の視床下部でオレキシンという物分が出て胃が緩み、食べるスペースが生まれてくるためです。
摂取するカロリーは食べた分になるので、食べた後はカロリーを消費しなければ、脂肪として蓄積されていくことが多いです。
■糖分を欲するのは生きるための本能!? 人間の体が甘いものを欲する要因には諸説ありますが、糖分は即席エネルギーとなるため、祖先の時代から糖分を摂取したものが、生存に適しているという判断から、体が糖分を摂取したがる傾向にあると言われています。
戦や狩りで体力を消耗した時に、糖分を摂取すると、直ぐにエネルギーに変わり次の行動に移すことができるということです。疲れたときなどに甘いものが欲しくなるのはこのためです。