心も体もラクに! そろそろ布ナプキンにしませんか?
その3.子宮の状態をチェックできる紙ナプキンはすぐにゴミとして捨ててしまいますが、布ナプキンは自分で洗って繰り返し使うため、経血の様子を嫌でも見ることになります。
最初はドキドキですが慣れてくるとじーっと観察する余裕も生まれ、自然と経血の状態=子宮の状態をチェックする習慣が身につきます。子宮の調子がいいと経血はドロッとしたかたまりなどがなく、色は血液の色よりも少し濃いめと言われています。
洗濯に必要なものは、フタつきバケツと「セスキ炭酸ソーダ」という環境にもやさしいアルカリ洗剤(100円ショップでも購入可能)。まずは布ナプキンについた経血を水で軽くすすいで落とし、水を入れたバケツにセスキ炭酸ソーダをスプーン1杯くらい加えて3時間ほどつけ置きし、その後、普通に洗濯をして干します。
洗濯も慣れればラクですし、経血はニオイもほとんどありません。使用済みの紙ナプキンのあの独特のニオイは、紙ナプキンに含まれる経血を固める物質が血液と反応することが原因なんだとか。それでもニオイが気になる場合は、つけ置きバケツに
ユーカリや
ティーツリーなど殺菌効果のあるエッセンシャルオイルを数滴垂らすと、爽やかな香りも楽しめて気分よく洗えます。
外出時は
セスキ炭酸ソーダを水にとかし、スプレーボトルに入れて持ち歩くのが◎。使用済みの汚れた部分にシュッとひと吹きしておくと、あとの洗濯がラクになります。ジッパーつきビニール袋に入れて持ち帰りましょう。