2015年12月12日 07:00|ウーマンエキサイト

着目すべきは“粘膜力”! フレッシュな膣を保つための方法


■健康的な膣の状態とおりものチェック

膣内には、デーデルライン桿菌という乳酸菌が存在するそうです。いわば、善玉菌です。このデーデルライン桿菌によって、膣内は強い酸性の状態を保っているのだとか。

そのため、多少の細菌が膣内に進入しても、繁殖を防いでくれるといわれています。しかし、洗浄を行いすぎると乳酸菌が減少してしまうため、膣ガルドネラ菌(悪玉菌)が増殖してしまうそうです。

放っておくと、さまざまな菌が膣内に入りこみ、増殖していくのだとか。この状態を細菌性膣炎といい、灰白色のおりものが増えて、いやな臭いを発するようになるのだそうです。

デリケートゾーンのトラブルを防ぐには、専用の洗浄料や美容液を使うことをオススメします。
暴飲暴食や不規則な生活習慣にも気をつけましょう。

■デリケートゾーン専用コスメ

デリケートゾーンは、複雑にいりくんだ構造なので、アカや尿、おりものなどの分泌物がこびり付きやすくなっています。また大陰唇にはアポクリン腺という汗腺も存在しているため、放っておくと、どうしてもにおいが出てきてしまいます。

デリケートゾーンは皮膚が薄く粘膜も多いので、石けんやボディソープを直接つけるのではなく、しっかりと泡立ててから皮膚につけましょう。指の腹を使って、傷つけないよう気をつけながら洗うようにしてください。

ここで、潤いは保ちつつ、やさしく汚れを落としてくれる、デリケートゾーン専用のコスメをご紹介します。

オーガニックデリケート ウォッシュオイル(100ml/3,065円)
お湯ですすいだ後になじませて3分ほどで洗い流すだけ。植物由来の洗浄成分を中心とした「ハチミツ」「アロエベラ葉エキス」などの保湿成分が配合され、うるおいを与えながら洗うことができるそう。


アンティームフェミニンウォッシュ (100ml/2,160円)
オーガニックハーブを配合した、弱酸性のデリケートゾーン専用リキッドソープ。やさしく洗いながらも、においやムレをすっきりとさせてくれるそう。同シリーズのクリームやローションもあります。

アロメディカ フェミノール(100m/2,800円)
「ローズ」や「ゼラニウム」などの天然のエッセンシャルオイルを配合。デリケートゾーンのにおいやかゆみを解消してくれるそう。マッサージオイルとして、ボディに使ってもOK。

膣内を清潔にし、適度な保湿を保つということは、体全体の健康はもちろん、生理痛やPMSの悪化、不妊になる可能性を少なくすることにつながるといわれています。

自分の体のことは、自分が一番に知っておくべきです。
これを機に、デリケートゾーンのケアをしてみてくださいね。


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