「感動を共有したい」 という衝動が、仕事の原動力 / ピエール・エルメ・パリ 近藤清香さん インタビュー
― 近藤さんは、纏っている香りも実はとても印象的。いつもどちらの香水を愛用されているんですか?
SERGE LUTENS(セルジュ・ルタンス)の「Fille en Aiguilles」です。いい香りですよね。実は私も人がこの香りを纏っている時にハッとして、思わず何をつけているのか聞き出してしまいました。
あと、スキンケアから少し離れますが、ちょうど今みたいな季節の変わり目によく体調崩しがちで。そんな折にフランス人の友達が教えてくれたのがこの
エキナセナ。喉の痛みに効くと言われていますが、「なんとなく体調が悪い」という時にものすごくおすすめです。
これは
「A.Vogel」のもので、パリのオーガニックスーパーには大抵売っています。日本ではまだ見かけていないので、パリに出張する際にまとめ買いしたりして、年末やバレンタインの繁忙期にちょっと体調いまひとつだなぁと感じたら必ず飲むようにしています。あと、まり江さんが風邪の引き始めにいいよってお勧めしてくれたのはタイムのティザンヌ。これもいいですよ。日本では「コスメキッチン」とかで入手できるみたいです。
― こういうものって、30代~40代の女性にはものすごく重要ですよね。別段病気ではないはずなのに、なんだか体調がすぐれないって時の “お助けアイテム” 。わたしも常備しておきたいです。
飲料繋がりで続けてしまうと、胃腸が弱いので最近は
「chokrane」(シュクラン http://choukrane.ti-da.net/)の
酵素ジュースを取り寄せて、毎朝欠かさず飲んでいます。「chokrane」は沖縄の酵素ジュース屋さんで、一度の注文で一か月分を購入できるので便利。私は友達と共同購入してシェアしているので、毎月だいたい3,000円くらいです。これで体調がずっと整うのあれば、決して高くはないですよね?
― そろそろ毎年エルメさんが続けている「パック(イースターのイベント)」ですよね。そんな超多忙期に、スィーツにほとんど触れないインタビューにおつきあいいただきありがとうございました。近藤さんが普段なにげなく漂わせている “独特な魅力” がどこから醸し出されているのか、根幹に触れる興味深いお話も数々でした。本当に貴重なお時間をありがとうございました!
(インタビュー・文:松浦明)