2016年5月12日 21:00|ウーマンエキサイト

アラサー以降は要注意! 血管が浮き上がる「下肢静脈瘤」


下肢静脈瘤の進行を食い止める

症状が初期の段階なら、生活の改善や通院で悪化を防げます。

●生活の改善
体重が重いと下肢に負担がかかり、血流が悪くなります。適正体重をたもちましょう。

じっとしている立ち仕事の人は、その場で足踏みをしたり、歩きまわるなど1時間に数回は足を使って血行をよくしましょう。

●弾性ストッキング
弾性ストッキングは、足に圧力をかけることで血の流れの停滞を防ぎ、静脈の働きを助けます。薬局で販売していますが、下肢静脈瘤ができている場合は医師の診察を受けましょう。症状にあわせたタイツを履かないと、悪化させてしまう可能性があります。病院では、効果が高い医療用弾性ストッキングを処方しています。


●硬化療法
まだ軽い症状なら、通院して治療できます。硬化療法は静脈に、血液を固める硬化剤を注射。浮き上がっている血管を弾性包帯で圧迫します。傷跡がほとんど残らず10~15分で処置が終わり、その日のうちに歩いて帰れます。ただし再発する可能性があります。

下肢静脈瘤が悪化したり、根本から治したいなら手術を

症状が悪化した場合は、ストリッピング手術をします。弁の開閉ができなくなっている静脈を、切開した足の付け根やひざから引き抜くものです。

下半身か全身を麻酔しておこないますので入院が必要になる場合があり、皮下出血や神経障害などの後遺症がリスクになります。
しかし血管のボコボコや、足の不愉快な症状からは解放されます。

下肢静脈瘤は手術が必要になるまで悪化させると、おおごとになります。こまめに自分の足に血管が浮き出ていないかチェックして早期発見を心がけましょう。


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