スキンケアでいちばん大事にしていることは、「肌をいじりすぎないこと」。洗いすぎ、塗りすぎはお肌自身の持つ保湿力を低下させてしまうため、スキンケアアイテムはナチュラルな素材なものを使っているそう。
そこで、原さんが欠かせないと話す、子どもと一緒に安心して使えるもの3点をご紹介いただきました。
▼手づくりのハーブウォーター
化粧水は、ハーブウォーターを使った手づくり。「ハーブウォーターは買うこともできますが、自分で蒸留してつくるとお料理感覚で楽しいし、コストがあまりかからず、たっぷりと使うことができます。季節のハーブやフルーツを使うので、香りもいいんです。
そのまま使っても化粧水になりますが、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を加えることで、リッチな保湿力のある化粧水に。
口腔ケアや、赤ちゃんのお尻ふきなどにも使えて便利なので、ぜひハーブウォーターを使ってみてほしいです」
▼アロマフランスクレイ
「クレイは数種類ありますが、フェイシャルには、ホワイトカオリンやグリーンモンモリオナイトがおすすめ。洗顔、フェイスパック、ヘアパックなどに使うことができます。
ヘアパックは、髪の毛をぬらし、ゆるめのペーストをつくって地肌にパック。カラーやパーマの前後に行うと、ダメージの修復を助けてくれます。
これからの季節は、日焼けあとのケアにも。グリーンイライトというクレイが向いていて、ゆるいペーストをつくって肌に塗ったり、ハーブウォーターに少量加えてクレイローションにして使います。ひりひり感や炎症や赤みがおさまるので、夏のケアにはクレイは欠かせません。ケガや疲れ、吹き出物にも効果があります」
▼シーオーツープラスの炭酸化粧水
「炭酸美容家の高橋弘美さんのつくる、1gにつき1,000ppm以上の炭酸ガスが配合された炭酸化粧水。天然由来成分にこだわった、シンプルな処方なので安心。特に、期間限定のローズシリーズはすぐに売り切れてしまうので、見つけたら購入するようにしています。
エアコンによる冷えには、炭酸を入れた足湯やお風呂が、温度が高くなくても血行が促進されるのでおすすめ。そこに、天然の植物のアロマ(精油)を入れば、香りの信号が脳へ伝わり、リラックスの副交感神経優位な状態に傾けてくれ、体も心も緩んで、ゆっくり眠れます」
原さんに「化粧水」と「炭酸お風呂」の簡単レシピを教えていただきました!
■ハーブウォーターを使った化粧水レシピ
・ローズウォーター 45mL
・グリセリン 小さじ1
・ヒアルロン酸パウダー 耳かき2
・セラミド 耳かき5
これらを消毒した容器に入れてよく混ぜるだけ。冷蔵庫保存で3週間で使いきります。
■炭酸お風呂のレシピ
(1)180リットルの浴槽のお湯に対し、先に重層250gを入れてよくかき混ぜる。
(2)さらにクエン酸を210gをまんべんなく入れる。
クエン酸を入れた後は炭酸が抜けてしまうので、混ぜないようにするのがポイントです。
※材料は食用グレード以上のものを使用すること。
▼もっと詳しく知りたい方は…
1年を通しての、アロマを使ったママのためのナチュラルホームケア講座「アロマの薬箱」が、8月下旬より募集開始予定!
・ママのための自然療法スクール こどもとアロマ
http://ameblo.jp/kiddy-aroma/
・シーオーツープラス
http://www.kirei-cosme.jp/
・日本アロマ蒸留協会
http://atrwater.jp/
きれいの裏舞台