連載記事: “眠れない” ママたちへ

生き抜く力のある子に育てたい! ママが取り入れるべき2つの習慣【 “眠れない” ママたちへ Vol.12】

  “眠れない”  ママたちへ

“眠れない” ママたちへ

睡眠コンサルタントの友野なおによる連載コラム。育児、家事、仕事など、ぐっすりと眠ることができないママたちが増加中。睡眠の質をUPさせるコツや、ママの睡眠によるこどもへの影響などをご紹介。 正しい知識…

ママにとって、我が子の未来はいつだって心配なもの。子育てに「正解」はないとはいえ、できる限り我が子の将来にとってプラスになるであろう習慣は「1日でも早い段階から取り入れたい!」と願うママも多いことでしょう。

そこで、ぜひ頭の片隅に置いておきたい、明るい未来をつくる習慣を紹介します。

顔を見合わせる親子

(c) blanche - Fotolia.com



■パズルなど、没頭できる遊びからの熟睡習慣

乳幼児期にパズルに没頭することで、優れた空間能力を育むことができるという研究報告があるそうです。

パズル以外でも、五感を使って赤ちゃんが何かに没頭している時は、重要な概念を急速に学ぶ過程をたどっており、「考える力」や「問題を理解し解決する力」を育むなど、脳の発達促進における重要な行いがなされています。

さらに、没頭するほど思い切り遊ぶことにより、夜のぐっすりも促されます。子どもの場合、睡眠は心身を育み、さらに脳を育むという重要な役割があり、人格形成にも欠かせない時間。赤ちゃんにとっても、日ごろ寝かしつけに苦労しがちなママにとっても、ダブルでうれしい効果が期待できるでしょう。


日々生きていくうえで、私たちは小さなことから大きなことまで、常にさまざまな問題や選択と向き合いながら暮らしています。小さなうちから問題解決能力を磨けるような習慣を心がけることは、いずれ本人のためにもなるはずです。

■自尊心の高い子に! 就寝前の語りかけ習慣

日本人は世界と比較して圧倒的に自尊心が低い民族といわれますが、自分の可能性を広げて大きく羽ばたく上で、自尊心はとても重要な要素です。

自尊心が低い子どもは頻繁に泣いたり、怒ったり、イライラしたりする傾向がよくみられます。実は、幼いうちから「自分は愛されている」という感覚をしっかりと持てることが、将来の自尊心につながるといわれています。

就寝前、赤ちゃんの目を見つめ、ゆっくり語りかけながらハグをするのはとてもおすすめの習慣です。こうすることで、赤ちゃんの脳内では愛情ホルモンとも呼ばれるオキシトシンというホルモンの分泌が促進され、赤ちゃんはリラックス感と幸福感に包まれてすやすやと眠りにつきやすくなります。

「愛しているよ」「大切だよ」「生まれてきてくれてありがとう」という気持ちを、きちんと言葉にして赤ちゃんに伝えてあげましょう。



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