連載記事: “眠れない” ママたちへ
プレママ快眠術! 寝付けない妊娠中期は◯◯を見直すべき【 “眠れない” ママたちへ Vol.14】
■妊娠中期に適した寝具とは?
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妊娠中はさまざまなマイナートラブルに見舞われますが、
規則的な就寝は、便秘、肩こり、冷え、腰痛などの体質起因身体症状の苦痛度軽減につながることが示唆されています。規則的な生活リズムに加え、体を支え続けてくれる寝具も適切に選ぶことで睡眠の質もより向上するでしょう。
妊娠中期はおなかがせり出すので体の重心がずれ、背中や腰に痛みを感じやすくなる時期。妊婦の7割が腰痛を経験するともいわれているので、就寝時の腰痛対策はマストです。妊娠中期からは体が沈み込みすぎないよう、
高反発のマットレスを用いることをおすすめします。
おなかが大きくなってくるとちょっとした動きや寝返りにも大きなエネルギーが必要とされるので、動きやすい状態が維持できる高反発マットレスを使うことで腰痛の痛み軽減にも効果が期待できるのです。
また、睡眠の質を保つため、頭に熱がこもらないように
通気性を重視した枕を選ぶこともポイント。通気性が抜群な枕の中素材といえばパイプです。
パイプなら枕の丸洗いも可能なので衛生面も保てて安心・安眠につながります。
この時期、胎動を通じて赤ちゃんが「いま起きているな」「いま寝ているな」などのサイクルが分かるようになるプレママも多いでしょう。まずは赤ちゃんのお手本になるべく、プレママ自身が規則正しい睡眠生活リズムを送るよう、心がけてくださいね。