子育て情報『赤ちゃんは口唇口蓋裂だった。実母から「写真を人に見せるな」と言われ…』

赤ちゃんは口唇口蓋裂だった。実母から「写真を人に見せるな」と言われ…

目次

・なぜカーテン?
・母の言葉で質問の意味を知る
・娘に会えてうれしいはずなのに…
・安心できたのは、やっぱり夫の一言
赤ちゃん


妊娠初期の切迫流産、妊娠後期の妊娠高血圧症候群など妊娠中のトラブルを乗り越え、ようやく会えたわが子は、口唇裂ということが判明。周囲は私の産後のメンタルに気を使い、さまざまな配慮をしてくれました。でも、そうだとわかりつつも、周囲のちょっとした言動が、私の心にはグサリと刺さりました。

なぜカーテン?

出産当日は体を休めるため、私が赤ちゃんに授乳することはありませんでした。そのため、翌日から授乳がスタート。

新生児科の看護師さんと一緒に新生児室へ向かう途中、看護師さんからこんな質問がありました。「以前、口唇口蓋裂の子を持つ親御さんに、他の子と別室にしてほしいと言われてからカーテンを用意するようになったんです。どうされますか?」と。

この質問に、私は不要と答えました。そのときは、どうしてカーテンをする必要があるのかわからなかったのです。

母の言葉で質問の意味を知る

でも、面会に来ていた母の言葉で、私はカーテンの質問の意味を理解しました。母は私に「写真を撮っても人に見せてはだめ」という言葉をかけてきたのです。「興味本位で見たり、心ない差別的な言葉をかける人もいるんだから」と。

たとえそれが、私や娘のことを思って言ったのだとしても、私はその言葉を理解するのに苦しみました。極めつけには「なんで羊水検査しなかったの?」という見当違いな問いかけに、この子を産んではいけなかった、と言われたように感じてしまったのです。

娘に会えてうれしいはずなのに…

母の言葉を聞いてから、授乳の時間がとても苦痛になりました。他のお母さんたちは、みんなが同じ場所で並んで授乳。仲良くおしゃべりをしている人もいます。それにも関わらず、私だけ少し離れた場所で、壁に向かって授乳しているのです。

カーテンはないものの、ひとりだけ孤立しているような状態。その状態に、私はひどく寂しい気持ちになってしまいました。

安心できたのは、やっぱり夫の一言

日に日に元気をなくしていく私。それを救ってくれたのは夫でした。「僕とみいちゃんのところなら、安心して生きられると思ったから来てくれたんだよ」。母に言われた一言がグサリと胸に突き刺さっていた私に、温かい言葉をかけてくれました。

この先、娘は手術や通院以外にもつらい経験をしてしまうかもしれません。

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