古風な名前が人気再燃!女の子の「濁音ネーム」ランキングTOP10<上半期>
ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた女の子45,577名を対象に、「上半期の名づけトレンド」に関する調査を行いました。今回は2020年上半期生まれの女の子に名づけられていた、よみに濁音がつく人気の「濁音ネーム」TOP10をご紹介いたします。
1位紬(主なよみ:つむぎ)
「紬(主なよみ:つむぎ)」は2018年の年間ランキング16位から、2019年は4位へ大きくランクアップした人気上昇中の名前です。2020年4月は4位、5月・6月は3位と毎月上位にランクインしています。
「紬」は江戸時代に普段着として愛用されていたほど丈夫であった絹織物を指すことから、「芯の強い子に育ちますように」「丈夫な縁や絆で結ばれますように」という親の願いがこめられているような名前です。古風で和風な「レトロネーム」のひとつでもあります。
2位美月(主なよみ:みづき)
2018年、2019年と2年連続年間ランキング13位の「美月(みづき)」。2019年の漢字ランキングでは「美」が7位、「月」は16位にランクインし、人気の高さがうかがえます。
その字の通り美しく華やかな「美」に、優しい輝きや神秘的な雰囲気を感じさせる「月」を組み合わせた女性らしい名前です。芸能人では、山本美月さんが同名で活躍されています。
3位柚葉(主なよみ:ゆずは)
「柚葉(主なよみ:ゆずは)」は2018年の年間ランキング51位、2019年は59位にランクインした名前。「ゆずは」というよみが2019年のよみランキング64位、「柚」が2019年の漢字ランキング31位、「葉」は18位にランクインしています。
爽やかな香りがあり、さまざまな料理に合う「柚」。「個性を持ちつつも、協調性を兼ね備えた人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。
冬の季語「柚子湯」の影響か、「柚」は冬生まれに特に人気で、「柚葉」は1月6位でした。
4位楓(主なよみ:かえで)
2018年の年間ランキングでは10位、2019年は18位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」。2019年のよみランキングでは66位、漢字ランキングでは46位にランクインしています。「楓」は秋に美しい紅葉を見せる「もみじ」