2021年8月19日 21:00
今年は光熱費がUP!?年間数万円の節約に!今からできる光熱費削減テク4
ファイナンシャルプランナーの大野先生が光熱費の削減方法について教えてくれました。新型コロナウイルスの感染拡大により、一昨年以前と比べると自宅にいる時間や人数が多いご家庭も少ないと思います。今回は夏こそ効果的なものを4つご紹介!
今年は梅雨明けから暑い日が続きますが、2021年7月21日気象庁発表の3カ月予報によると、北日本日本海側を除く10月までの日本全国の気温は例年並みから例年より高い確率が高いとのことです。そのような中、光熱費は春・秋と比べて増える傾向にある夏の時期にこそ光熱費を工夫する機会とも言えます。今からでも対応できる光熱費の削減についてのポイントをお伝えします。
電気料金を削減するためのポイント1
エアコンは電気代全体の半分程度を占めるご家庭もありますので、年式によっては古いエアコンを稼働するより、新しいエアコンを稼働した方が電気料金は安くなります。メーカーや使用頻度にもよりますが、一例をあげますと、同じメーカーの同じ広さ用(8~12畳用・2.8kw)を現在発売中のものと15年前のエアコンを比べると、カタログ情報で年間8000~10000円程度の電気代が下がるようです。
お使いのエアコンが故障はしてないものの音や振動が大きくなったり、冷房の効きが弱くなったりした場合は、買い替えの検討する時期と思われます。
なお、現在使用しているエアコンと販売しているエアコン消費電力等の比較をしたい方は、環境省・省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」をご確認ください。
電気料金を削減するためのポイント2
電気料金のプランや電力会社の見直しで電気料金そのものを安くできる場合があります。すでに見直しをしたご家庭でも、以前と比べて日中の利用頻度や使用電量そのものが大きくなった場合には、別のプランや電力会社に改めて変えたほうがいい場合も少なくありません。
例えば、今までは日中は不在にしがちであったため夜間割引の料金プランが最適なご家庭でも、コロナ禍以降に在宅勤務が中心になった場合には、夜間割引が最適ではなくなる場合があります。現在加入の電力会社のプランや別の電力会社のプラン等を検討できる方は見直しすると電気代が下がるかもしれません。
また、エアコンに合わせてサーキュレーター・扇風機を併用し、部屋全体に冷気が行き渡るようにすることや、エアコンの次に電気代の割合の大きい照明や冷蔵庫が旧式の場合には、買い替えすることなども電気代を減らすことにつながります。