子育て情報『「親に捨てられてかわいそうに…」養子縁組で子どもを迎えたママのリアルな悩み【新しい家族のカタチ】』

2022年4月30日 22:20

「親に捨てられてかわいそうに…」養子縁組で子どもを迎えたママのリアルな悩み【新しい家族のカタチ】

不妊治療で悩んだ末、特別養子縁組で子どもを迎えることにしたはるさん(@haru25_s)。生後5日目の娘さんを家族に迎え、現在は、はるさん、旦那さん、娘さんの3人家族。今、子どもを迎えて子育てに奮闘しつつ幸せいっぱいな日々を過ごしています。しかし、特別養子縁組ならではの日常生活の困りごとや悩みもあると言います。そのリアルな日常をお話ししてくれました。

ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=“新しい家族のカタチ”について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。


特別養子縁組とは

特別養子縁組制度とは、さまざまな理由で実親と暮らすことができない子どもを自分の子どもとして迎え入れる制度のこと。新たな養親子関係を築き、温かい家庭環境の中でその健全な養育を図ることを目的としています。家庭裁判所の審判によって法的にも親子関係を結ぶため、子どもが生涯にわたり安定した家庭を得ることができます。


はるさんのきっかけ

はるさん夫婦はもともと妊娠の可能性が低かったことから、結婚後すぐに不妊治療をスタートしました。しかし、3回顕微授精にトライしたものの、3回とも着床せず……。3回目の結果を聞いたとき、夫婦で話し合いをして、養子縁組にシフトすることにしました。そして、生後5日目の女の子を家族に迎え入れることになったのです。

特別養子縁組のリアル

特別養子縁組で子どもを迎えた家族には、日常生活でちょっと戸惑うこともあるそうです。はるさんはこんなことを話してくれました。


「どこの産院で産みました?」というなにげない質問に困惑

はるさんは、初めて会った人、関係の浅い人に、どこまで話したらいいのか悩んだことがあるそうです。

「娘の定期健診で病院に行ったとき、戸惑うことがありました。待ち時間に、隣に座っていた初めて出会ったママさんとお互いの赤ちゃんの月齢などについて、会話をしました。そしてそのママから『どこの産院で産みました?』と聞かれたのです。



特別養子縁組で娘を授かったことを人に隠すつもりはありませんでした。

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