2022年12月23日 18:30
「完全に終わらせたいわけじゃなかった」家出した当時の妻の心境を知った夫。思わぬ言葉に驚いて
家族を顧みない自己中な夫に愛想を尽かし、一度は家を出たものの、心を入れ替え育児をする夫を見て、家へ戻った妻。かつて仕事第一だった夫は今、時短勤務で働き、育児と家事の両立をしようと日々奮闘している。
夫婦関係は良好だが、妻が今でも「離婚」という選択肢をもっているのかどうか、ずっと怖くて聞けなかった夫。しかし、捨てられた離婚届を見つけてしまい、意を決して聞くことにした。
「今なら、あの日の答えを聞けるのかな」
離婚届を捨てることにした、妻の思いとは?
離婚届は「戒め」のつもりだったという妻
「最初はあくまで【前向きな意味】で持っていたものだったの」
妻は、娘と家出をしたあとに離婚届を取りに行ったこと、でもその時点では「離婚したい」という気持ちは固まっておらず、話し合いをしたあとお互いに心の内を明かせたとき、「戒め」として出そうと思って持っていたと告げた。
「あの時の私は追い詰められていて、カズ君との関係に本気で悩んでた」
家事も育児も一人きりで背負わされて、夫からは冷たい態度をとられ、見下されるつらい毎日。娘の1歳の誕生日さえ忘れて飲み会へ行った夫に我慢が限界を迎え、家を飛び出した。
それでも「完全に終わらせたいとまでは、気持ちが固まっていかなったと思う」という妻の言葉に、驚いた夫。妻の言う「戒め」とは一体……?
著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
「俺が死んだらどんな顔するかな?」妻の悲しむ顔が好きな猟奇的夫…妻を追い詰めて