<狂信義母>「穢れた嫁のためって…」宗教にハマった義母の暴走がエスカレートしまさかの行動に
都内で働くシオリさんは、しっかりものでやさしい夫・ケンとの子どもを妊娠中。夫婦仲は良好で、わが子に会えるのをたのしみに穏やかな日々を過ごしていました。ところが宗教の信者だった義母が、孫ができることをきっかけに暴走! 義母の行動は次第に歯止めが効かなくなります。宗教にハマりすぎた義母に振り回される、シオリさんの体験談です。
義母は夫のケンに向かって、妻のシオリさんのことを「中古品」だと侮辱する発言をしました。ケンは聞き捨てならないその言葉に、いつもの冷静さを失うほど憤りを感じます。
おもむろに灯油を取り出したケンは、実の母に対して脅迫めいたセリフを投げつけました……。
義母は悔しそうにその場から立ち去りますが、酷い言葉に傷ついたシオリさんは必死に涙をこらえます。
ケンはシオリさんを抱きしめ、シオリさんと産まれてくる子どものために義母と絶縁すると誓うのでした……。
実の息子に追い出された義母。さすがに反省しただろうと思ったら……
騒動の後、さすがの義母も大人しくなっただろう……。と思っていると、シオリさん宛に義母から長文のメッセージが届きます。
「あなたがケンを操ったのね」先日の件があったにも関わらずまったく反省していない義母は、崇めているセンセイから未だにシオリさんが悪者だと洗脳されていました。
「センセイと私が結婚すればあなたの穢れは浄化します」義母が再婚するという飛躍しすぎた展開に、シオリさんは驚きを超えてどうでもよくなってしまいます。
義母が家に来なくなってからつわりがラクになっただけでなく体調もずいぶんと回復したシオリさんは、原因はスピリチュアルなものではなく義母からのストレスだったのだと気付きました。
後日夫のケンに義母がセンセイと結婚しようとしていると報告。義母を許していないケンは、もう連絡も絶っていいよと声を荒げます。
シオリさんも本音ではそうしたいのですが、義母の動向がわからなくなるのも不気味なので、連絡手段だけは繋げておくことに……。