2023年4月29日 07:40
「悪いところは…」間違った知識を保護者たちに説明する園長に、読者から「ありえない」の声!
「自閉症」について理解してほしいという気持ちで、カミングアウトしたのに……。フォロワーさんの実体験を基にマンガ化している、きなこすさんのマンガ「自閉症の息子」にて、自閉症をカミングアウトしたママに対して態度を豹変させる園長の言動に、読者から怒りの声が多数寄せられています。この記事を機に一気読みしてみるのはいかがですか?
<「自閉症の息子」あらすじ>
今から約20年以上前。自閉症の息子を幼稚園に入園させることになったママ。障害を認めたくない夫に「絶対普通の幼稚園に入れろ」と言われ、空きのある幼稚園に面談へ。無事に入園が決まったのですが園長からは「自閉症のことはみんなに言わないように」と言われます……。
「毎日来るんだ」園長からの予想外の発言に…
ある日の保護者会での自己紹介。
ママは息子の障害について理解してもらいたい気持ちで、「息子くんが自閉症である」ことを言いました。
しかし、この発言が園長の逆鱗に触れたようで……。
園長からの嫌味とも取れる発言に、驚きを隠せないママ。
幼稚園の行事にも「参加しなくてもいいよ」とまで言われてしまい、ママは心身ともに追い込まれてしまいます。
「悪いところは…」園長の信じられない行動に、過呼吸になってしまい…
園長の冷たい対応に限界を感じていたママですが、「保護者会だけは……」と思い、重い足取りで幼稚園を訪れます……。
保護者会の部屋に訪れると、ママの目にはホワイトボードに書かれた「自閉症の危険行為」という文字が入ります。園長は自閉症についてあること無いことを説明。保護者たちの不安を掻き立てます。
そんな信じられない状況に、ママは過呼吸になってしまいました……。
約20年前。もしかしたら障害について、周囲の理解が深まっていない時代だったかもしれません。そんなときこそ、教育をする立場の人はしっかりとした情報をもとに、慎重に対応しなければいけないのではないでしょうか。ましてや家族の断りもなしに、このような会を開くなどもはやいじめですよね。
このように保護者を心身ともに追い詰める、園長の信じられない言動にコメント欄の読者からも怒りの声が多数寄せられました。