子育て情報『「要観察」のハンコ…成長がゆっくりな娘。生後10カ月の健診で「シャフリングベビー」と診断されて』

2021年9月24日 08:30

「要観察」のハンコ…成長がゆっくりな娘。生後10カ月の健診で「シャフリングベビー」と診断されて

赤ちゃんのなかには、「シャフリングベビー」と呼ばれる子がいます。ハイハイをせず、おすわりの状態のまま移動することが特徴で、おすわり以外の成長は少しゆっくりとしているそうです。わが家の娘もこの「シャフリングベビー」でした。そんな娘の成長過程や、その成長を保育士さんとともに見守った体験談をご紹介します。

成長がゆっくりだった娘

娘は、成長がゆっくりとした赤ちゃんでした。首のすわりも遅めで、生後3カ月健診のときには母子健康手帳に「要観察」のハンコが押されました。その後、首がすわったのは生後5カ月に入ってからでした。

その後もうつぶせになるのは嫌がり、寝返りもできないまま。
ただ、おすわりは生後7カ月くらいでできるようになりました。赤ちゃんの成長には個人差があると聞いていたので、「これも個性なのかなぁ」とあまり気にしていませんでした。

そして生後7カ月で保育園に入園。ゆっくりとした娘の成長を促すために、園では保育士さんが積極的にうつぶせの姿勢をとらせてくれていました。

「シャフリングベビー」と診断された!

生後9カ月になってもハイハイどころかずりばいもしない娘。ただ、座ったままの状態でずりずりと移動することはできました。

そして生後10カ月のとき、小児科の健診で「シャフリングベビー※」と診断されました。シャフリングベビーの特徴の「座ったまま移動」は、まさに娘がしている動作のこと。
帰ってインターネットで調べてみると、うつぶせを嫌う、寝返りをしようとしない、おすわりは通常通り完成する、ハイハイをしないなど、娘に当てはまることばかりでした。

※シャフリングベビー:ハイハイを始める時期を過ぎても、おすわりの姿勢のまま、おしりを浮かせて、両足でこぐように前進する赤ちゃんのことを言います。シャフリングベビーの場合、ひとりでじょうずに歩けるようになれば、その後の運動発達は問題ないことが多いとされています。しかし、一見シャフリングベビーのように思えても、ゆっくりと運動発達をする赤ちゃんに、筋疾患、脳性麻痺などの中枢神経疾患、運動失調、骨・関節疾患が見つかるケースもあります。お子さんがシャフリングベビーではないかと感じた際には、保育士や医師に相談しましょう。 

保育士さんのすすめで療育センターを受診

生後11カ月のころ、保育士さんから市のこども療育センターに行くことをすすめられ、「専門家に診てもらえるなんてありがたい!」

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