「息子と離婚しなさい」義母にいびり倒されて、要望通り離婚→離婚後、義母は絶句した衝撃の事実とは!
私は母子家庭に育ち、大学には進学していません。就職後主人と出会い、結婚できてとても幸せでした。ただ、問題は義母で……。
義理の両親は私の生い立ちや学歴、職歴に不満を隠せず、嫁として認めてくれませんでした。義母は花嫁修業と称したいびりを毎日のようにして、私が音を上げて離婚するよう仕向けていたのです。
離婚へのカウントダウン
義母のいびりは、日に日にきつくなっていきました。ある日はお酒の弱い夫をワナにはめ、どこかの社長令嬢とくっつけようとしたことも……。幸い、未遂に終わりましたが、自分の息子をそこまでして離婚させようとする義母たちの気持ちを、私はまったく理解できませんでした。
そしてどこまでも続く義母のいびりに悩み続けた私は、病気に。ある日義母に通わされているお稽古に顔を出すと、一緒に習っている方たちから集団で罵倒されたのです。それから私は度々呼吸を乱して発作を起こすようになり、通院するまでになり、義母を目の前にして倒れてしまいました。
どんどん追い詰められていく私を見て、夫は一大決意。私と離婚すると言うのです。どれだけいびられても、離婚だけは避けたかった私ですが、夫の気持ちを聞いて同意することにしました。
夫からその報告を聞き、勝ち誇ったように連絡をしてきた義母。さらに、義母は私が病気になって良かった、離婚できるならこんなうれしいことはないなどと言ってきました。
エピローグはプロローグ?
離婚から数週間後、なぜか義母から連絡が入りました。
「息子はこれから良家のお嬢さんとお見合いなの」
「クソ嫁と離婚させたかいがあったわ」
元夫が参加しないことを知っていた私は返信をしました。
「あなたの息子はもういませんよ」
意味がわかっていない義母に、私は「元夫は両親との縁を切り、私と一緒に生きていくことにした」と告げました。彼は私を両親から遠ざけるためだけに、一度離婚を選んだのです。ですから、私たちは今も一緒に暮らしており、頃合いを見て再婚する予定でした。
じつは彼の実家は会社を経営しており、彼はその跡継ぎでもあります。一人息子なので、それはそれは大切に育てられてきたのでしょう。彼はその期待を一心に受け、期待に応えるよう頑張ってきたようですが、結婚後両親のひどい姿を見てもううんざりしたのだそうです。