子育て情報『「え、私が姉のを切るんですか!?」姉の壮絶な出産を目の当たりにして決意したこと【体験談】』

「え、私が姉のを切るんですか!?」姉の壮絶な出産を目の当たりにして決意したこと【体験談】

立ち会う予定のなかった姉の出産に立ち会うことになった私。出産ってこんなに大変なんだ……!と、驚きの連続でした。壮絶な出産を目の当たりにして、自分は絶対に無痛分娩で出産しようと心に決めました。そんな私の体験談を紹介します。

目次

・2歳年上の姉とは、大の仲良し
・急に始まった姉の出産
・立ち会う予定ではなかったのに…
・目の当たりにした出産という大仕事
・著者:森まり子


壮絶な姉の出産に立ち会って決意したこと


※コロナ禍前の体験談です

2歳年上の姉とは、大の仲良し

私には2歳年上の姉がいます。姉とは大学時代に2人暮らしをしたり、一緒に買い物に行ったり、服を貸し借りしたり。悩み事も話せて、姉妹というより仲の良い友だちという感覚です。

そんな姉は27歳で結婚し、翌年第1子を授かりました。
結婚後は離れて暮らしていた姉も、妊娠中期になると里帰りのため実家に帰省し、また一緒に生活をするようになりました。

急に始まった姉の出産

姉の出産予定日が近づいたある日、日曜で仕事が休みだった私は友だちと遊びに行きました。外出先でふと携帯電話をみると、母から「お姉ちゃん、破水しました」というメールが! 破水しても第1子だし、そんなにすぐには生まれないだろうと思い、予定通り友だちと遊んでから帰宅。帰宅すると家で父が私を待っていて、「やっと帰ってきた! 病院に向かうよ」と声をかけられました。

そんなにもう生まれそうなの? 陣痛丸3日とかよく聞くし……なんて能天気に考えていた私。父と一緒にタクシーに向かうと母から「いまどこ? もう生まれちゃうわよ!!」と慌てた様子で電話がありました。「運転手さん、姉、子ども生まれます! 急いでください!」とお願いし、病院に急行しました。


立ち会う予定ではなかったのに…

病院に到着し姉の名前を告げると、助産師さんが「お父さんは廊下の椅子で待っててくださいね! 妹さん、こちらへどうぞ!」と言われました。わけがわからないまま扉を開けると、そこには助産師さんに囲まれて痛みで聞いたことのない声で叫び、顔が苦痛の表情にゆがんだ姉と、うちわで姉をあおぐ母の姿が。

突然の状況に、「???」状態の私。あとで聞くと、立ち会い予定の姉の夫がまだ到着しておらず、そのまま母が立ち会い、なぜか流れで私も分娩室に通されたのだそうです。 

目の当たりにした出産という大仕事

通常分娩だった姉は、大汗を流し、叫び続けています。人間ってこんな声が出るんだ……と、冷静に思ったのをよく覚えています。

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