子供が体調を崩した時にあげる食べ物あれこれ


嘔吐や下痢が続く時は、何も口にしなくてもよい

小児科の医師から聞いた話ですが、嘔吐や下痢が続いている時は水分も含め、無理に食べ物を口にしなくてもよいそうです。こういう時は、水分すら排出されてしまうことが多々あるからだとか。

脱水症状にならないよう、おしっこが出ているかどうかを確認しながら、ある程度症状が収まってきたら、水分をスプーンで少しずつ(舐める→ひと口、ふた口から)与え始めます。その後、1~2時間ごとに様子を見ながら、水分量を増やしていくのがよいそうです。


喉が痛い時は、しょうがやハチミツもおすすめ

夏風邪の代表、ヘルパンギーナや、今夏に大流行した手足口病など、喉に水疱ができて痛がる場合におすすめの食材が、しょうが、もしくはハチミツです。

野菜スープにしょうがを入れると、体も温めてくれて喉にもよいですし、ハチミツには消炎効果があるといわれているので、喉に痛みがある時は摂取するとよいでしょう。ちなみに大根おろしとハチミツを混ぜて食べると、喉の痛みが和らぐといわれています。ただし、ハチミツは乳児には厳禁です。必ず1歳を過ぎてからあげてください。

子どもの体調、食欲の有無を確認しながら、離乳食を進めるように、「少しずつ」あげていくことを覚えておくとよいでしょう。

(遠藤光恵)
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