「出産前よりキレイになりたい!」 産後の体型・体重管理で重要なポイントとは?
産後の体重管理のポイント(2) 母乳のためにも、甘いものは控える
一般的に母親は母性が強く、「母乳で育てたい!」と思うものです。子どもが泣けば眠い目をこすり、授乳し、良い母乳を飲ませたいと食事に気を使うでしょう。
これもまた産後の体重管理に大きな影響を与える、2つめの要因です。
母乳がたくさん作られるこのタイミングで、食事の摂生をすれば、体重のコントロールを比較的簡単に行うことができるのです。
では、一体何を食べれば、体重をコントロールしやすくなるのでしょうか?
母乳の質と量を上げ、体重増加をしにくくするための栄養素は、一瞬で使い切ってしまうものではなく、持続力のあるものが必要です。
まずは、母乳の元である血液を作り出す栄養素を取りましょう。
タンパク質をメインに、少々の炭水化物、脂質、ビタミン、鉄分などを重点的に摂取してください。もちろん水分はしっかり飲まなくてはいけません。
簡単に食べられ、女性の大好きなお菓子などの甘いものには、一瞬で使い切ってしまうような栄養素しか含まれていません。母乳のためにも徹底的に控えるようにするのが2つめのポイントです。
産後の体重管理のポイント(3) 腹筋と骨盤底筋を鍛える
産後は、妊娠中に伸びきった腹筋、産道付近にある骨盤底筋という骨盤の下をハンモックのように支える筋肉の活動量が低下しがちです。
これらの筋肉は、尿漏れを防ぐだけでなく、骨盤の形にも影響を与えます。産後の悩みの代名詞ともいえる「ぽっこりお腹」を解消するには、腹筋と骨盤底筋をどれだけ早く復活させるかが鍵といえるでしょう。これが、産後の体重管理に影響を与える3つめの要因です。