保育園に入れない…! そんな時に考えたいベビーシッターの種類と料金設定とは?
美容院に出かけたり、仕事をしたり、さまざまな理由で子どもを預けたいけれど、保育園の空きもないし、両親にも頼れない…と悩んではいませんか? そんなママたちは、ベビーシッターに預けるという第二の選択肢があります。とはいえ、見ず知らずの人に大切な子どもを預けることに、不安もあるかもしれません。ベビーシッター関連の事件が発生していることもあり、厚生労働省が利用方法について、
ガイドラインを出しているのでチェックしてみましょう。
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ベビーシッターを紹介してくれる団体は大きく分けて下記の3種類になります。
(1)ACSA加盟業者(上記のガイドラインで推薦されている一定の基準を満たした業者)
(2)行政がおこなっているファミリーサポートセンター
(3)マッチングサイト
まずはこの3つがどう違うのか、何を決め手とすればよいのか、自分にあった方法を見極めることが大切です。
1.ACSA加盟業者
これは、いわゆる「ベビーシッター紹介業」の専門会社です。ベビーシッターは会社の理念にのっとり、研修を受けた「プロ」です。幼稚園教諭や保育士、認定ベビーシッターなど資格を持ったスタッフも多く、安定した保育を提供してくれます。
コーディネーターが間に入り、たとえば産褥、病児、泊まりがけ、英語で保育してくれる等、ニーズに沿ったベビーシッターを選定してくれます。もちろん、子どもに何かあった場合の保険にも加入しています。
万が一子どもとの相性が良くない、シッターに対する要望がある等の場合は、コーディネーターに相談することができます。きめ細やかなサービスと、ベビーシッターの質を維持するため、多くの業者は入会金、年会費が必要。利用料金は1時間1,500円(前後)~となっています。
しかし、お住まいの地区や、お勤めの企業によっては、「子育て応援券」や「ベビーシッター派遣」など、さまざまな割引券を発行しているので、うまく利用すれば価格を抑えることもできます。
参照:
「子育て応援券(杉並区の例)」
「ベビーシッター派遣事業割引券」