子どもはいつ頃から自分で服を選ぶのか
子どもが自分の考えで服を選び始める時期についての調査があります。それによると、小学校の高学年になってくると子どもは自分の存在を客観視できるようになってきますが、それと共に自分の着る服を選び出しはじめるということが分かっています。
子どもがシチュエーションごとにどんな服を着るのか、その服を誰が選んでいるかを調べたところ、結婚式や葬式、入学式といったような公の場面では母親という結果が多く、より日常的な、例えば通学する時や休日に外出する時などは自分で選ぶという結果が多くなっています。
ある場面でどんな服を身につければいいかという社会的な規範については、子どもは親を通じて身につけていっています。女の子は母親の服装の好みをモデルに、男の子は父親の言動をモデルにしてそうした規範を身につけていっているようです。
(子育ての達人)
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