子ども好きだけでは限界? 保育士の9割超が「月収が足りない」


命を預かる仕事に、待遇改善を

保育士や幼稚園教員の仕事はけっして楽なものではないと思います。子どもたちの命を預かっているのですから、さまざまな事態に迅速に対応できる能力や強い責任感が求められます。そうした仕事に見合う対価が、本来は支払われるべきなのでしょう。

それでも、先生たちが働き続けているのは、仕事にやりがいを感じてくれているから。今回の調査でも、「子どもの成長が見れる」(77.5%)、「子どもが好きで関われる」(53.9%)といったことにやりがいを感じるという声が多く挙げられました。

個人的にも、日々強いプロ意識をもって、子どもたちと向き合ってくれている先生方には、感謝の気持ちでいっぱいです。だからこそ、その先生たちが労働条件で悩んでいるとしたら、預ける側からすると申し訳ないし、複雑な思いがします。待機児童問題の背景には、保育士の待遇の低さもあるといわれています。
子どもを持つ親として、そして保育園に子どもを預ける親の一人として、きちんと目を向けていかなければいかない問題なのだと改めて感じています。

(古屋江美子)

情報提供元:株式会社うるる
日本最大級の幼稚園・保育園口コミサイト「幼稚園・保育園こだわりナビ(園ナビ)」を運営。2015年12月より保育士・幼稚園教員の求人情報に特化したスマホの人材紹介サービス「園ナビ求人」もスタート。スマホで会員登録から検索、求人応募までできる。
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