コミックエッセイ:おかっぱちゃんの子育て奮闘日記
「あいたたた…悶絶!骨盤矯正」 おかっぱちゃんの子育て奮闘日記 Vol.17
先週に引き続き、痛みを和らげるため少しずつ筋肉を延ばしていく。ずれてしまった骨の位置を整えるために、先生は親指の力で骨にプレッシャーをかけていく。うぐぐぐぐ…。
なんだか今回はちょっと痛みが強いな。きっと効いている証拠だ…。
そんなことを考えながら、施術は続く。
ちょうど腰の下、おしりの両側の筋肉を先生はまたしてもプッシュ! プッシュ!!!
激痛が走る!!
「うおおおおおお痛い~! 痛いです、せんせえ、痛い」
それでも先生は止まらない。
「うぉぉぉぉぉぉぉ~、はがががががあああぁぁぁあ 痛い!! 痛いぃぃぃ!!!!
その声に息子も驚いたのか泣き出してしまい
わたしの叫びと、息子の大きな鳴き声で部屋中が不協和音に包まれた!
強烈な激痛と戦い抜いて、その日の施術は終わった。
「はぁ!はぁ!」
先生も全身の力を注いだのか、額に汗をかいていた。
「いや~かなり筋肉が固まってますね!」と、先生。
「ありがとうございました……」。
よくぞ、痛みに耐えたぞ! 自分を励ましつつ、お尻を抑えながら家路に着いた。
夜になり、息子をお風呂に入れようと脱衣所で服を脱ぎ、シャワーを浴びる。
そして、鏡に映った自分の姿を見て唖然とする。
どうりで痛いと思った!!!
お尻にきれいな青タンが2つくっきりと出来ているではないか!
あぁ、なんということだ。
31歳、母になって、息子と同じ蒙古斑のような青タンができるとは…。
こうしてわたしは骨盤矯正を途中で断念し、未だ腰痛に悩まされるのであった。
トホホ…。
(Boojil)
つづく
次回は「お父さんはどっち?夫が双子による問題」