2016年2月29日 13:01|ウーマンエキサイト

目と耳をリンクさせるためのトレーニングは、おすわりできた頃から始めよう!(後編)


赤ちゃんが物を下に落とす理由

生後8ヵ月目に入ると、赤ちゃんは手に持った物を下に落とすことに楽しみを見出し始めます。最初は、ただ偶然取ろうとしたら落としてしまっただけなのですが、手から離れた物が転がったり音を出したりするのを見て、それが楽しくなってしまうのです。大人からすると、何が楽しいのかと思うかもしれませんが、赤ちゃんからすれば初体験ですので、楽しくて仕方ありません。

楽しくて仕方ないため、偶然ではなく、そのうちに手に持った物を意図的に下に落とし始めますし、ほどなく下に投げ出すようになります。とはいえ、横方向に放り投げることはまだできません。横方向の放り投げができるのは生後12ヵ月を過ぎたぐらいになるでしょう。

このように、自分で興味深い物事を見つけ、それを自分でもう一度やってみようという行動をしているわけですから、これはかなり脳が鍛えられて発達してきたということを表しています。赤ちゃんの興味がありそうな物を渡すということを、お母さん・お父さんがはじめに実施した結果、赤ちゃんに知恵がついてきたとも言えます。


なお、まだハイハイができないうちは、赤ちゃんは取り落としてしまった物を自分で取りに行くことができません。そんなときにはママやパパが拾って、また渡してあげるとよいでしょう。赤ちゃんは喜んで、繰り返し物を落としては楽しんでくれると思います。

(子育ての達人)

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