ほめる教育ブームにおける、ピンチをチャンスに変えるほめ方
子育てにおいて、「ほめることが大切!」とわかっているものの、実際にどんなことで、どうやってほめたらいいのか、どんな言葉を使ってほめたらいいのか、と迷ってしまうことはありませんか? そんなママたちに「ほめる達人=ほめ達」の、ピンチをチャンスに変えるほめ方を紹介します。
子育てにはもちろん、夫婦間や職場でも活かせる「ほめるコツ」をこの機会に身につけてみませんか?
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ほめる達人=価値を発見する達人
つい最近の私の経験です。唐揚げをつくったところ、いつもの味付けより薄くなってしまいました。「今日の味付けは失敗しちゃった…」と息子にぼやくと、息子は「それってヘルシーってことだよ!!」と言ってくれたのです。私は失敗した気持ちで落ち込んでいたのですが、息子のこのひとことで一瞬にして嬉しい気持ちになりました。息子は「ほめる達人=ほめ達」だったのです。
最近、テレビでよく登場する「一般社団法人 日本ほめる達人協会」。私は、初めてこの協会の名前を聞いたとき、「こんな面白い協会があるんだな~」と驚いたものです。
このほめる達人協会は、ただ「ほめる」のではなく、あらゆるものから価値を発見できる「ほめる達人」を輩出することを目的とし、その先に笑顔あふれる社会づくりを目指しているのだそう。
私たち人間は、人や物などに接したとき、プラスよりマイナスな面についつい目がいってしまいます。しかし、ほめる達人は、どんなマイナスな面もすべてプラスに変換する達人です。