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妊娠5ヶ月はお腹もふっくらと目立ってくる時期。赤ちゃんが生まれて、「パパ」と「ママ」になる未来が、そろそろ現実味を帯びてくるのでは?
赤ちゃんが生まれるからこそ、「パパや私に、もしものことがあったら…」と、心配になることもあるだろう。そんな心配に備えるための保険が、生命保険。そして、体が資本とも言えるパパやママの強い味方が、医療保険だ。今月は、生命保険と医療保険の基本を押さえておこう。
赤ちゃん誕生で見直したいのは、「死亡保険」と「医療保険」
「死亡保険」と「医療保険」。名前は聞いたことがあるかもしれないが、実際に何のための保険かをきちんと把握している人は、意外と少ないかもしれない。
死亡保険とは、保険に加入した人が契約期間内に亡くなったときに、保険金が出る保険。
多くの場合、一家の大黒柱のパパにかける。
医療保険は、病気やケガなどで入院や手術をするときの備えのための保険。医療費の自己負担分、差額ベッド代をはじめ、家族がお見舞いに行くときの交通費、入院中に必要なものを買い揃えるためのお金など、入院や手術をすると思わぬ出費がかさむことに。そういった事態に備えて入っておく保険だ。
死亡保険の目安は3,000万円
死亡保険の必要保障額(死亡した時に出るお金)の目安は、4人家族で3,000万円と言われている。けれども、これはあくまで目安。共働きなのか? 持ち家なのか? 自営業なのかサラリーマン家庭なのか? で、この必要保障額の数字は相当違ってくる。
「わが家の実態」に即した金額の目安を知りたいのであれば、保険会社のホームぺージなどで試算してみると良い。
2~3分あれば、簡単な目安数字が計算できる。
医療保険の目安は、入院日額5,000円~1万円
医療保険の入院日額(入院日1日に対して支払われる保険金)の目安は、5,000円~1万円と言われている。けれども、私自身が妊娠トラブル(乳腺炎、切迫早産・流産)を何度か経験した実感としては、「入院日額は1万円あると安心」という感じだった。もちろん入院日額が5,000円なのと、入院日額が1万円なのでは保険料が異なってくる。保険料と入院日額のバランスを見ながら、判断してほしい。
(監修:ファイナンシャルプランナー 畠中雅子/文:楢戸ひかる)
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