やってくる小2の春 新学期、不安でいっぱいのナイーブなわが子にどう接すればいい?

4月、新しい学期を迎えると、学校のすべてが変わります。
新しい先生。
新しい友だち。
少し前まで、一番下の1年生だった子どもは、自分よりも年下の、新入生をはじめて迎え入れます。もう、自分たちは「一番下」の学年ではないのです。

目次

・新学期は大人が思う以上に、子どもにとっては一大イベントである
・新学期を迎えて不安な子どもへの声かけ・失敗例
・子どもにはどう声をかけるのがよいのか


不安で母親の腰にすがりつく少年

© Tomsickova - Fotolia.com


新学期は大人が思う以上に、子どもにとっては一大イベントである

先生は言います。「もう皆さんは、1年生ではありません。新しい1年生のお手本になるように頑張りましょう」
ナイーブな子どもにとっては、こうした「環境の変化」のひとつひとつが大きなストレスになります。


自分は、新しいクラスにうまく溶け込むことができるんだろうか。
今度のクラスでは、仲の良い〇〇くんや、〇〇さんは一緒なのだろうか。
担任の先生は、男の先生だろうか。女の先生なのだろうか。
やさしい先生だったら、いいけれども、こわい、きびしい先生だったら、どうしよう?

こんなさまざまな悩みや不安に押しつぶされそうになります。
新しい学期を迎える、ということは、子どもにとって、学校生活のベースとなる「安心・安全」を脅かす大きなイベントなのです。


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