2016年3月28日 05:15|ウーマンエキサイト
逆境に立ち向かう本当の強さを! わが子を「折れない人」に育てよう
褒めるときは具体的に
「褒めて伸ばす」という子どもの自己肯定感を育てる育児法のことは最近よく聞かれるようになりましたね。しかし、褒めかたにもコツがあることをご存じですか?
子どもをただ漠然と「すごいね」と褒めていると、自分の力を過信するようになる危険があります。自分を過大評価した子どもがいざ、社会に出て厳しい現実に直面したとき、思ったよりできない自分に落胆し、心が折れてしまうかもしれません。
子どもを褒めるときは、良かった点を具体的に示しつつ褒めることをおすすめします。
「テストで悪い点を取っても、ふてくされずに毎日の勉強をやめなかったから成績が上がったんだね」と言われたら、粘り強く頑張れば力がつくことを学べます。
「いつも何も言わなくてもお手伝いしてくれて嬉しいよ」であれば、自主的に行動すると喜ばれるんだな、と理解できます。ほめられて嬉しい気持ちになるだけでなく、「また頑張ろう」という前向きな気持ちになりやすいものです。