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ペンと消しゴムで仕事しながら筋トレ! 妊娠中の運動不足解消法
産科の先生が「必要以上に太らないように」と指導するのは、ここイタリアでも一緒です。
太り過ぎで難産になり、産後太りを解消しきれなかった友人が「こんなことになるって分かっていたら、好きなだけ食べる習慣を本気で改めたのに…」と後悔していました。
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それを聞いてママである他の友人のみんなは「特別なことをしなくてもけっこう、家やオフィスで運動できるわよ」と自分の体験を話してくれました。
妊娠中でも積極的に体を動かしている女性ほど、産後もイキイキと子育てを楽しんでいるようで、やはり体力は大事だ…と思わずにはいられませんでした。
ここでは、そんな彼女たちが実践した「運動不足解消のコツ」についてご紹介します。
■ペンと消しゴムで筋トレ
食品会社で働いていたひとりのママは、妊娠初期につわりがひどかったのも手伝い、運動らしい運動はあまりしていませんでした。
「もともと面倒くさがりだから、ダイエットも長続きしなくて挫折ばかり」と、半分あきらめていたところもあったそうです。
そんな彼女の気持ちを変えたのは、2年前に出産した義姉から「あまり体を動かさなかったせいか、足腰の筋力が足りなくてつらいお産だった」という話を聞いてからでした。
「自分のためだけじゃなくて、赤ちゃんのためにも準備が必要! と思ったら、やっとスイッチが入った」と笑う彼女。
マタニティヨガに通うかたわら、「両ひざの間にペンをはさみ、かつ両ひざ裏には消しゴムをはさんで落とさない姿勢」で、日中のデスクワークをこなしていました。
「気がゆるむと落ちてしまうから、かなり良い運動になる。始めた最初の1週間は内股や腰が筋肉痛ぎみだったけど、1ヶ月過ぎたあたりから2時間程度、はさんだ姿勢のままでいられるようになった」といいます。
結果、妊娠中つらくなりがちな長時間の歩行や、階段の上り下りがぐんと楽になり、出産のときも超安産だったとか。