愛あるセレクトをしたいママのみかた

子どもの性教育 ~親から子に伝えたいこと~

子どもの性教育 ~親から子に伝えたいこと~

「赤ちゃんはどうやってできるの?」から「初めてのブラ選び」「初経」「ムダ毛ケア」まで。来るべき思春期に向けて、子どもの安全を守り、健やかな成長をサポートしてあげるための正しい知識や、家庭でできる“性教育”についてなど、幅広く紹介します。

特集へ戻る

小学生で「脱毛」はアリ? 皮膚科医が教える、成長期のムダ毛ケア

ウーマンエキサイト

■小学生でも脱毛できる? 子どもに安心なムダ毛ケアとは


ご紹介したように、どんなムダ毛のお手入れも一長一短があります。では、子どものデリケートな肌にも安心な方法は、つまるところどれなのでしょう。

「じつは、最も肌にやさしいムダ毛ケアは、専門医によるレーザー脱毛だと考えています。レーザー脱毛以外は肌に負担がどうしてもかかってしまうことと、レーザーで脱毛が完了すればその後は剃ったりせずにすみ、肌への刺激が減ることがその理由です。

小学生で「脱毛」はアリ? 皮膚科医が教える、成長期のムダ毛ケア

美容外科・皮膚科 レイクリニック院長 衣原 公美子先生


ただし、先にもお伝えしたとおり、成長期の子どもの毛周期は安定していませんので、大人よりも治療の回数が増えますし、施術からずっと後になって発育が遅い毛が生えてくるケースもあります。また、治療には痛みが伴いますので、お子さんによっては恐怖心が生まれてしまうことも考えられます。これらをふまえると、小学生のうちはやさしく剃る方法でしばらく様子をみてあげるのが安心だと思います。

とはいえ、レーザー脱毛治療に年齢制限はありませんので、10代であっても、お子さん本人の強い要望があり、また成長期の治療効果が一定ではないこと、痛みや副反応などが出る可能性もあることなどをご理解いただければ、治療は可能です。
いずれにしても、親子でじゅうぶんに話し合ったうえで、きちんとした診察やカウンセリングを受け、慎重に検討していただくことが大切です」

ちなみに、「抜く」方法で起こりやすい埋没毛は、ゆくゆくレーザー脱毛を行うときの治療の妨げにもなるそう。

からだつきや体毛の変化はもちろん、毛に関する組織といった目にみえない部分も成長していく大切な時期だからこそ、後々のことも考慮しながら安心でやさしいケアを選んであげたいものですね。
 
 
  • 1
  • 2

子どもの性教育 ~親から子に伝えたいこと~

特集TOPへ

この記事のキーワード