連載記事:芸能人パパママが選ぶ3冊の絵本
イヤイヤ期でもかわいい! 北陽・虻ちゃんの泣き笑い育児に共感!【芸能人パパママが選ぶ3冊の絵本 Vol.3】
■虻川美穂子さんのおすすめ絵本3冊
虻川さんがご自身やお子さんと一緒に読む絵本の中から、お気に入りの3冊を教えていただきました。子どもの頃から、ユーモラスな絵本が好きという虻川さんが選んでくださったのは、やはりシュールでちょっと笑えるもの、そしてその中に結構深いテーマが隠れているものでした。
▼1:『はれときどきぶた』
主人公の則安君が「あしたの日記」をつけるのですが、そこに書いたでたらめのことが本当に起こるというお話。私が小学生の頃に読んで、面白さに衝撃を受けました。続編もすべて好き!(虻川さん)
『はれときどきぶた』
作・絵: 矢玉四郎
出版社: 岩崎書店
明日は「はれ、ときどきぶたがふるでしょう」。則安君が書いたでたらめの日記。ところが本当にぶたが! 大人気ベストセラー童話。
(岩崎書店サイトより)
▼2:『しげちゃんとじりつさん』
甘えん坊で怖がりのしげちゃんは、それまではバアちゃんと一緒に寝ていたのですが、ある時ひとりで寝てみた時に、天井にふたつの目が現れて……というお話。親目線で読むと、子どもながらにいろんなことを考えるんだなぁと思います。同時に、自分の子どもの頃のワクワクやドキドキがよみがえったりもします。(虻川さん)
『しげちゃんとじりつさん』
作: 室井 滋
絵:長谷川義史
出版社: 金の星社
しげちゃんは甘えん坊で怖がりだ。バアちゃんと一緒に寝て、首からお守りを下げている。成績表に「自立を」って書かれ、お母さんは今夜から一人で寝なさい! と言う。ちょっと怖いけど、おもしろい! ユーモア満載の絵本。
▼3:『もうぬげない』
ようふくが脱げなくなった……その時、男の子がいろいろな妄想をするのですが、その主人公の男の子がかわいい! ストーリーもほほえましくて、思わず笑ってしまいます。
息子も好きな本。ラストまで面白いです。(虻川さん)
『もうぬげない』
作・絵:ヨシタケ シンスケ
出版社:ブロンズ新社
ふくがひっかかってぬげなくなって、もう どれくらいたったのかしら。このままずっとぬげなかったらどうしよう。このままおとなになるのかな。ぬがないまま、工夫しながら生きる? ぬげない仲間をみつけて、たのしく生きる? あれこれ考えるうち、だんだんおなかがさむくなってきて......。(ブロンズ新社サイトより)