コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
「化粧がめんどくさい」産後ママの美意識が激減するワケ【コソダテフルな毎日 第31話】
一人だけ老けてる…!!!
女子会に繰り出すも、私一人、首もとヨレヨレになったブラウスとジーパン!! 髪の毛もなんかヨロヨロだし。
私の中では変わってない意識でしたが、確実にみんなと何かが違っていました(輝きが)
いやぁ…忘れもしません。なんともいえない複雑な感情でしたね(笑)
ママになるのが夢で、夢を叶えたはずなのに独身のみんながうらやましく思えました。がっつり都会で働いて好きなもの買って婚約中で…すごくキラキラして見えました。
それに比べて自分は田舎の家と子育てセンターとスーパーのトライアングルのみ。
比べちゃダメだ、自分だって今幸せじゃないか! と言い聞かせつつ、やっぱりうらやましい。
なんと強欲なんだと思いました。
でも、その後、友達も順を追って出産していきました。
そしたら、あれだけ髪の毛巻いて、ヒール履いて、身なりに気を付けていた彼女でも、0歳の赤ちゃんを連れて現れた姿は…
綿の無地のTシャツワンピース一枚に、髪の毛をきゅっと結んでぺったんこぐつ。
化粧っけのない顔!!
とにかく化粧がめんどくさいって言ってました(驚)
「ど…どうしたの! あなた…!!」
友人のかわりようを意外に思ったのと同時に、このときストン! と腑に落ちました。
こうなるように出来てるんじゃないか、と。
あれもこれも今までと同じように生活してたら身が持たないから、とかげのしっぽのように手が回せない部分を切り落とせるようにできてるんじゃないかって思いました。
そして、やはりとかげのしっぽのように、自分への意識もいずれ元に戻りました!
0歳代を終え、1歳、2歳となるたびに自分の着るものや髪型、美容への興味も戻り、戻ったと思ったらまた出産で減り、減っては増え、減っては増えを繰り返し落ち着きました。
あの友人も、0歳代はすっかりカジュアルになりましたが、今では元通り。ワンピース着て、ヒールも履いて、髪も巻いております(麗)
出産って思ってる以上に劇的な変化をもたらします。
きっと急激な変化に自分自身がついていけるように、本能的な何かで自分の美意識を減らしてるんじゃないですか、という結論にいたりました(笑)
(あくまで持論です)
「地獄絵図~令和親子で宿題の巻~」宿題に悪戦苦闘した息子小1の思い出【育児に遅れと混乱が生じてる !! Vol.74】