コミックエッセイ:こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~
はじめての人工授精【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第11話】
いよいよだ…ドキド…
「はい、終わりましたよ~。」
えっ、もう終わり?!
ドキドキする暇もなかった…
自分が不妊治療を始める前は、その音の響きから否応なく不妊治療してますっ! という感じを受ける「人工授精」だったけれど、いざやってみると本当に簡単でした。
体への負担も軽かったです(個人差はあるかと思います)。費用も保険適用ではないものの2万円前後と比較的挑戦しやすいです(…と思うのは、その後の治療で金銭感覚がおかしくなっていったからでしょうか(苦笑))。
しかし、これで妊娠できるのなら…精神的にも身体的にも経済的にもいい、と私は思いました。
ドクター曰く、人工授精で1回当たりの妊娠する確率はそこまで高くはなく、5~6回挑戦してみて結果が得られない場合、ステップアップ(体外受精・顕微授精など)を検討することが多いそう。
よし! 6回目までには妊娠するぞ!
1回目の人工授精の帰り道、静かに闘志を燃やした私なのでした。
(※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。)
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