コミックエッセイ:こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~
たかをくくらず、腹をくくる時がやってきた【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第14話】
―これで最後―
自分の中で(まさか体外受精まではしないだろう…)とたかをくくっていた部分がありました。
気付けば、その『まさか』は目の前。たかをくくらず、腹をくくる時がやってきたようです。
内診で、右に約10個、左に5、6個の卵胞を確認しました。
このまま排卵させる注射を打つと卵巣が腫れる可能性があるということで、点鼻薬での排卵に切り替わりました。
予定していた注射は、一週間体内に残り、排卵せずにいた他の卵胞がどんどん成長してしまい、結果卵巣が腫れる…という事態になりえるとのことでした。
点鼻薬は注射より効果が小さいけれど、一度のみの効き目なので、上記のような副作用がないとのことで、OHSSを心配していたので、ホッとしました。
そして、最後の人工授精を無事に終え、2週間後の判定を待っていました。
すると、生理予定日より一週間早いのに、出血…
こ、これは…着床出血ってやつ???
着床出血とは、受精卵が子宮に根を生やしたとき(着床)に起こると言われる出血で、ネットで不妊治療の掲示板などを読んでいると、治療の末妊娠された方がよく使うワードなのです!
検索魔になる私(笑)。
「着床出血 症状」などで検索しまくります。