コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
ワンオペ育児は夫の働き方改革だけではなくならない【コソダテフルな毎日 第46話】
そんなに夜遅くまで働かなくちゃダメ?! 夜遅くまで何をそんなにしないといけないの!?
お願いだからはやく帰ってきてよ。
誰かが帰れないと帰れない雰囲気なんだったらいっそのこと会社の鍵を18時に鍵閉めてほしい!
保育園も必要。待機児童も解決してほしい。幼児教育だってそりゃ無償化できるんならしてほしいですよ。
でも、子育てのパートナーである夫にももっとはやく家に帰って来られるように、今の働き方、なんとかなりませんかね?
お給料は減らさずに、もっと早く家に帰れるようになりません?
男性の働き方改革をもっと推し進めてほしいです。
だけれども、これについて夫から言われたんです。
■夫に言われた衝撃のホンネ
「夕方17時30分に帰れるようになったとしても、家にまっすぐ帰る男がどれだけいるかなぁ?」
衝撃でした。
いやいや、そりゃ帰るでしょうよ!! 家で奥さんと子どもが待ってるんですから。
「頭ではそうするべきだって分かっていても、あえて帰ろうとしない男性だって一定数いるはず。仕事から帰って子どものお風呂入れてご飯食べさせて皿洗って寝かしつけて・・正直しんどいもん。
子ども相手だから思い通りいかないし、家事なんて喜んでしたいものでもないし。
なにかしら理由つけて忙しいフリして帰ろうとしない人だっていっぱいいると思うけど。」
そ…そんな!!
そんなひどい話ないでしょう!? と思ったのですが、冷静になって考えてみたら…男性のリアルな本音でもあると思います。
仮に私が男だったとしても仕事から帰って子どもと20分ぐらい顔を合わせていちばんかわいい瞬間だけ味わったら、あとはもうすんなり寝てほしいですもん。
早く帰ろうと思えば帰れるのにあえて仕事をしていたい(すでにそうしてる)お父さん。
なぜなら子育てのほうが仕事より大変だからです。
となると働き方改革を進めても効果があるのかどうか怪しくなってきました。