コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
夫よ、これしてくれたら助かる…! 3人育児ママによるパパ株UP術【コソダテフルな毎日 第48話】
子どもが生まれるにあたって、「子育てで僕に出来ることって何だろう」って考えているそこの旦那さん!! あなたはすでに良きパパです。
ただ生まれた瞬間からスタートする母親業とは違って、お父さんという生き物はスタートダッシュが遅い場合が多く、我が家の場合は、父親である夫が母親の私に追い付くまで5年はかかりました。
きっと生まれる前まではやる気満々だったお父さんも、生まれてみれば自分には母乳は出せないし、抱っこしてもどうも泣かれることが多いし、2人の子どもっつったって現実的に日中は仕事があるし…。
こういう小さな「お母さんじゃないとダメ」が積み重なって、お父さんの自信を少しずつ削いでいってしまうのかもしれません。
私たち女性は父親側の寂しさにも似た諦めにも似たような感情をなかなか理解することができず、不満をぶちまけてしまいがちですがどうかそこを!!
「俺だって一生懸命やってるんだよ!」とキレかえさずに刀を鞘に納めてくださいませ。
「もっと手伝ってよ!」と妻にブーブー言われつつも心のなかでは「物理的にそんな時間ないよ…」と思っているそこのパパ!
これをやってくれたら夫の株が急上昇する!! というスペシャル術を伝授いたします。
お皿を洗ってくれるのもうれしいし、ゴミだししてくれるのもありがたいけれど、これをやってくれたら他のパパより頭1個分出るんじゃないかなと思うことがあるんです。
しかも、2人目、3人目こそやってくれるとありがたいこと。
■2歳と0歳の2人育児は毎日が戦争
私は次男が2歳半のときに三男を出産しました。
「王道の2歳差育児」を地で行っていたのですが、この2歳差っちゅうのはメジャーなわりに、一番大変な組み合わせなんじゃないかと思う年齢差でして。
2歳0歳を1人で見るなんて毎日が戦争すぎるんです。
しかも私は専業主婦だったので、長男は幼稚園で昼過ぎまで預かってもらってましたが、次男はまだ未就園で私がずっと家で見ていました。
専業主婦って一見お気楽に見えるのかもしれませんが、
実際はかなり向き不向きのある分野で、子どもと24時間365日毎日いることに向いてる人と、向いてない人に分かれると思います。
当時は絶賛イヤイヤ期の2歳次男と不眠症の0歳に毎日毎日息をつく間もないほど振り回されていましたが、そんな中でよく周りからアドバイスされた言葉がありました。