コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
専業主婦の子育ての悩み。子供を預けられない育児にストレスフル!【コソダテフルな毎日 第60話】
■親に職がなくても保育園に預けられる、デンマークの子育て
どうやら調べたところによると、デンマークでは、母親が働いていなくても保育園に預けられるようです。
0歳から保育園に入ることができて、費用も自己負担は3分の1(3分の2は自治体が負担)。国が子どもを預ける場所を保障していて、
保育園や保育ママなど日中に子どもを預かってくれる場所は必ずあるんだそうです。そしてこれが少子化を防ぐひとつの力になっているとのこと。
あぁ…日本もこうなればいいのに!! 心の底から叫びたい(笑)
今の日本では、母親が働いていないのに0歳から子どもを預けると言ったら、「育児放棄だ」と指摘されそうな空気感がありませんか?
しかしその指摘は、子どもを預けられないことで悩むママの気持ちに寄り添えているのでしょうか。
0歳から日中ちょっと保育園に預かってもらって、その間に洗濯したりご飯を作ったり掃除機をかけたりして、家のことが済んだら迎えに行って…。いつか日本にも保育園全入時代がくれば、働いている・いないにかかわらず、平等にそういう生活があってもいいような気がしませんか?
私、子どもを背中におぶいつつも、足元にギャーギャー泣きながらまとわりつかれている中必死に家事していましたけれど、
朝起きた瞬間から眉間にシワ寄せてる母親と一緒にいるのと、優しい先生や楽しい友達に囲まれて保育園に行っているのとどっちが子どもにとって楽しかっただろうって思うのです。
私たちは無意識のうちに母親神話が刷り込まれていて、なんだったら3歳児神話にもとらわれています。この「母親の愛がすべて」みたいな観念、いっそのこと脱ぎ去りたいと私は思います。
正直言って重い。ただでさえ頑張ってるのに、そんなもの乗せられたらもう沈没しそうです。
今、もしも働いてないのに1歳からどこかへ預けるとしたら、私に与えられている選択肢は、ベビーシッターを雇うか、もしくはプレスクール的なものを探すかだと思います。
ただ、働いてないのに子どもを預けるというのはいわゆる
自己都合なので、ものすごく高額なお金がかかります。いわゆる贅沢品の一種のような扱いです。
デンマークでは3分の1の自己負担で預けられるというのに…。デンマークにできてなぜ日本でできないんでしょう。