小学生も低学年くらいの年齢だと、大人から見て突拍子もないような夢を言い出す子がいますよね。本当に可愛らしくて、微笑ましいと思うのよ。
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でもいまの子は、夢そのものを持たない子も多いし、将来の夢を「公務員」なんて答える子も…。もちろん、公務員が悪いわけじゃないけど、「安定しているから」という理由で選んでいるところがビックリしちゃう…。時代が違うのね。
ただ、「歌手」「マンガ家」「サッカー選手」などの大きな夢を語ってくれる子も、まだまだ多いわよね。中には「宇宙飛行士」や「科学者」なんていう、子どもらしい夢を持つ子もいます。
そんなとき、つい親御さんがやってしまうのが「夢の批評」。
例えば、医者になりたいと言う子どもに「じゃあ、たくさん勉強しなくちゃ。勉強ができないとお医者さんになれないよ」とか、「お医者さんは、たくさん稼げるから頑張って勉強しなさい」など、お説教混じりに現実的な助言をしてしまう人も多いんじゃないかしら?
もちろん、親としては話の流れでアドバイスをしただけで、悪気はありませんよね。でも、せっかくの夢に水を差すのは、もったいないと思うのよ。
だって、現実をまったく考えないで夢を見ていられる時期って限られているでしょ? わざわざ夢を壊すようなことをしなくても、いいんじゃないかしら。
自分が子どもだった頃のことを思い出してみてほしいの。夢を批評するお母さんと肯定してくれるお母さん、どちらと話したいですか?