コミックエッセイ:崖っぷち主婦の赤裸々ダイアリー
強迫性障害と心配性の違い? わが家の夫の体験談【崖っぷち主婦の赤裸々ダイアリー 第12話】
今回は、我が家の夫まことくんが付き合っている病気「強迫性障害」についてです。
うつ病やパニック障害などに比べると認知度はイマイチなのですが、ひと口に強迫と言っても本当にさまざまな症状がありまして…。
夫の症状を簡単に紹介したいと思います。
専門書には以下のように書かれています。
強迫性障害とは、自分でもコントロールできない不快な考え(強迫観念)が浮かび、それを振り払おうとして様々な行為(強迫行為・儀式)を繰り返して日常生活が立ち行かなくなってしまう不安障害です
引用元:図解 やさしくわかる強迫性障害(ナツメ社刊)
例えば、玄関の鍵をかけたかどうか気になって途中で引き返すという行為が1回だけならば、それはよくあることだし、ちょっとした心配性のレベルでしょう。
しかし、強迫性障害になると、その行為が2~3回では済まなくなり、
10回20回と同じ確認行為を繰り返すのです。
そうなると、会社にも約束事にも遅刻するようになるでしょうし、日常生活のほとんどの時間を強迫行為にとられてしまうことになる。
こうなると、もう日常生活にかなりの支障が出てきます。
そこが、「心配性」との大きな違いだと思います。
漫画に描いたように、まことくんは「車のサイドブレーキ」が強迫対象になりやすく、勝手に車が動いているんじゃないかというあり得ないようなことを怖がっては、何度も駐車場を確認しに行っていた時期もありました。
そして調子が悪くなると…。