コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
登園で泣く子どもへの対応は〇〇に尽きる!【コソダテフルな毎日 第74話】
同じクラスの女の子たち(みんな3歳児です)が3人出てきて、男の子をぐるりと囲み始めたのです。
そして、口々に、男の子を
励ましはじめたのです!!
女の子A:「お母さんがいなくてかなしいの?」
女の子B:「大丈夫だよ。お母さん、おうちにいるから」
女の子C:「あとで会えるからね」
も~~~、私、思わず感動しました! 女の子しっかりしてる~~~!!!!
あ、じゃなかった。3歳でも子どもたち同士で励まし合ったりするんですね。しかも、みんなで
お母さんがいない悲しさを分かち合っている(笑)
男の子は女3人衆に話しかけられたことにより泣き止みました。だがしかし、動こうとはしません。床に座ったままです。
そこで、先生が教室から出てきて、「たろうくん(仮名)、お部屋に入ろうか~?」と声をかけました。きっと先生もたろうくんの気持ちが切り替わる瞬間を教室の中から見計らっていたんだと思います。
がしかーーし、たろうくん!
先生の声を聞いた瞬間、さっきまで泣き止んでたのに「ハ! しまった!」みたいな感じで
もう1回泣き始めました!!(笑)
私が見ていたのはここまでなので、その後たろうくんがどうやって教室に入っていったのかまでは見届けられませんでしたが、子どもって結構賢いし、意外とたくましいなと思いましたよね。
親も先生も見ていないところで子ども4人で励まし合っていたり、先生の顔見た瞬間、「あ、しまった! もっかい泣いとこ」みたいな感じでもう1回泣いてみたり、あの手この手でこの不本意な状況をなんとかしようと3歳児なりに知恵しぼって頑張ってるんです。