コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
登園で泣く子どもへの対応は〇〇に尽きる!【コソダテフルな毎日 第74話】
最初の3日で泣き止んだ子もいれば、1学期が終わるまで泣き続けた子、中には最初に1年間毎朝泣き続けた子もいると思います。人それぞれなので誰かと比べて落ち込んだり、責めたりしなくて大丈夫だと思います。
もちろん、入園から2か月が経とうとしている5月末の現在でも、毎朝全力で泣いている子はたくさんいます。
先日も見かけました。
お父さんが見送りに来ていたのですが、お父さんに向かって「おうちに帰る~~!!」と大号泣で訴えながら、先生に捕獲されている男の子を(笑)
おぉ~~がんばってるな~~~とついかわいくて見ちゃいました。きっと、普段はお母さんが見送りをしてるんでしょう。
お父さん、わが子のあまりの泣きっぷりに困惑し、苦笑いしながら立ち尽くしていました(笑)
男の子は泣いて泣いて、なかなか教室に入ろうとせず逃げ出そうとするので先生は必死に抱っこをしているのですが、お父さん…あの…もし、私からひと言助言させていただけるとすると、立ち尽くしているのなら、
さっさと姿を消されたほうがよいかと思います!! ドロン!!
■子どもが泣いても「帰る」に尽きる
教室の前まで来たら、あとはもう泣こうがわめこうが、先生に「よろしくお願いします!」とお任せしてサッと帰る。これに尽きると思います。
これはお父さんに限らず、お母さんも一緒で、泣いてるわが子をひっぺがして立ち去るのは心の痛むでしょうが、教室の前で一生懸命説得して、言葉をかけて、なんとか納得して教室に入ってもらおうと思っても、目の前にお母さんがいる限り、やっぱりお母さんが恋しくなっちゃって、どんなに説得してもいざ離れる時には涙が出ちゃうもの。
お母さんの姿が見えなくなって、教室に入ると子どももそのうち
気分を切り替えて遊び始めるので、泣かれるわが子をふりほどくのは辛いでしょうが、帰ってきた時に思いっきり抱きしめてあげることにして、姿を消してみてください。
また、つい先日、こんな光景を見かけました。
私は三男と遅めに登園した日がありました。正門はもう閉まっていて、周りにももう見送りの親子は誰もいない状態でした。
教室の中では園児たちがおのおの自由に遊んでいるのですが、教室のドアの前で男の子が1人、泣いていました。
あたりにはもうお母さんもいないし、先生も教室の中に入ってしまっていますが、本人はまだ頑張るつもりらしく、「おうちにかえる~~」と言って泣いています。
と、そこへ、なんと…