コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
日本の義務教育で本当に教えて欲しいことは? 夫婦で話し合ってみた【コソダテフルな毎日 第93話】
夫:「そもそも、
どっちが幸せって比べることがナンセンス。お金がなくても幸せならそれはそれでいいけど、お金はお金であったらいい。
さらに、幸せは幸せで別だから。お金があるのに不幸な人ももちろんいるだろうけど、お金もあって、幸せに暮らしてる人もたくさんいる。そこを目指せばいいんじゃないのって話。
お金がなくても幸せになれる~というのは違うと思う」
私:「日本ももっと
『大金持ちに憧れる!!』みたいな事を堂々と言ってもいい空気があればいいのにね。もうちょっとお金持ちになる事に対してガツガツしてもいいし、ガツガツしてる人を素直に応援できる空気があってほしい。
お金を稼いでお金持ちになりたいっていう夢よりも、誰かの役に立ちたいっていう夢の方が圧倒的に支持されるけど、事実、お金がないよりもお金を持ってる方がより誰かの役にも立てるし、幸せにできる人数も多い気がするな~」
夫:「
お金をどう活用していくかということについても教えてほしい」
私:「お金の活用の仕方!! それは小中学生には全く教えてないだろうね~~。高校生でも教えてるのかな~? 活用の仕方は教えてないんじゃないかな」
夫:「単利とか複利って知ってる?」
私:「タンリとフクリ??(キョトン)知らない」
夫:「100万円に10パーセントの利息が発生したらいくらになる?」
私:「110万円になる」
夫:「そう。でもその110万円をすぐに使わずにさらに1年置いてたとするでしょ? そしたら翌年は、110万円に対して10パーセントの利息がつくから今度は121万円になる」
私:「なるほど」
夫:「
利息がどんどん雪だるま式に増えていく、それが複利。長期的になればなるほど複利は意味が出てくる。本来100万円しかなかったものが、年利10%で20年間運用したとすると約627万円になる。利息とはそういうふうになってるんだっていうことを教えたりしてほしい」