長男の出産後、ちょっとでも不安なことがあると「ネット検索の鬼」となっていたという鈴木し乃さん。当時は、公共の場で赤ちゃんが泣いてしまうと思うと、外出する勇気もなく、家にこもりがちになっていたそうですが…?
■赤ちゃん連れの移動に緊張しすぎて…
私が長男を出産したころ、ちょうど「満員電車での
ベビーカーに対する賛否両論」が巻き起こり、盛んに議論されるようになった時期だった(ような気がします)。
ちょっとでも不安な事があると、即「ネット検索の鬼」と化していた私は、批判的な意見や
バッシングにばかりに目が行きがちとなり萎縮していました。とても赤ちゃんを連れて気軽に
公共交通機関を利用する気になれず、家にこもりがちに…。
初めて電車に乗ったのは息子が生後6ヶ月のとき。そして、過度の緊張で疲弊し、翌日は寝込んでしまった。
■新米ママの視線は半径1m。他人の視線が痛い…
だから、あくまで“あのときの私”が基準だが、公共交通機関を利用する新米ママが「赤ちゃんが泣いてしまったらどうしよう」と常にハラハラしているのを知っている。
新米ママが周囲を気づかいをしまくっていることも知っている。
でも、赤ちゃんの様子が気になりすぎて、正直あまりまわりを見れていないことも知っている(視界はせいぜい半径1mくらいだと思う)。
「
赤ちゃんは泣くのが仕事」と頭ではわかっていても、いざ赤ちゃんがグズろうものなら…。その心境も知っている。