ある飲食店へ家族で行ったときのことです。
私たち家族の近くに、幼稚園くらいの子とおばあちゃんがいました。そこではお子様セットでおまけのオモチャを選ぶことができるのですが、気に入ったものがなかったようで、その子がぐずりはじめてしまいました。

おばあちゃんは必死になってなだめていました。
そのとき、突然大きな怒声が聞こえました。

それは近くにいた年配のおじさんの声でした。
「しつけがなってないな」
もうひとりのおじさんも「そうだ、そうだ」とあいづちをうちました。

「しつけをちゃんとしていれば、すぐ泣きやむはずだ」というおじさんたち。