「夫なんて大嫌い!」妊娠中、夫の気遣いのなさに夫婦喧嘩勃発【コソダテフルな毎日 第99話】


■妊娠している私にもっと気遣ってほしかった

引き金はコンタクト溶液と眼鏡を夫が一緒にポーチに入れてくれなかったという事柄だけですが、その裏側には、積もり積もった「私をもっと大事にしてほしい」という気持ちが隠れていました。

3人目の妊娠ともなると、夫からも「慣れてるでしょ?」みたいなベテラン扱いで、何でも1人でできるかのようにいつも通りなにもかも任せてくるんですよ。

でも、妊娠中ってものすごくものすごく体には負担がかかってるんですよね。しんどいんです。とても。

「夫なんて大嫌い!」妊娠中、夫の気遣いのなさに夫婦喧嘩勃発【コソダテフルな毎日 第99話】
いつも通り過ごせてるように見えるかもしれないけれど、とにかく気持ちが悪いし、ダルいし、しんどいし、毎日どこかの調子が悪いし、とにかく確実に「いつもの私」とは全然違うんです。

いつもの私じゃないのに、いつもどおりのように扱われるから、いつも通りでいなくちゃいけないような気がしてすごく頑張っていました。


「夫なんて大嫌い!」妊娠中、夫の気遣いのなさに夫婦喧嘩勃発【コソダテフルな毎日 第99話】
この旅行でも荷作りを全部私1人でしたり、旅先でも3食全部下の子のご飯を食べさせたり、旅行だからといって羽を伸ばせるわけでもなんでもないんですよ。

ご飯をあげたり、お風呂に入れたり、抱っこしたり、日常生活と一緒。

そこに加えてつわりでいつもなら全然大丈夫な車がきつくて、

「夫なんて大嫌い!」妊娠中、夫の気遣いのなさに夫婦喧嘩勃発【コソダテフルな毎日 第99話】
げーげー吐きながらの車移動でした。辛かった…。

こんな時期に旅行に行こうとした自分が悪い、自分が言いだしたんだろうって言われるかもしれないですけど、そうじゃないんです。

旅行だけにかかわらず、日常生活でも私を「妊娠してるから」という理由で気遣ってくれるような素振りは感じられませんでした(ここポイントです。夫なりには気を使ってくれていたのかもしれませんが、当の私は感じられていなかったのなら意味がないこと)。

つわりで気持ち悪くても他人事、げーげー吐いていても他人事、しんどいと訴えても他人事で、たしかにつわりを夫に代わってもらうことはできませんし、嘆いたところで耐えるしかないのですが、それでも私たち夫婦の子どもを、代表して私がお腹で育てているのだから、親身に寄り添ってくれるだけでも全然違うのに…。

そういう「自分が大切にされてない」感が1日1日少しずつ少しずつ溜まっていたんだと思います。

だから、本当は、せっかくの旅行ぐらい、夫が体がきつい私を思いやって荷作りもしてほしかったし、げーげー吐いてたら背中をさすってほしかったし介抱してほしかったし、荷物を忘れたら「自分のせいだ」なんて突き放さないでほしかった!

悲しかった~!
辛かった~!
寂しかった~~~~!!!!(叫び)


というわけで、世の旦那さん。

奥さんが急に八つ当たりし始めたぞ! オレなんにも悪くないのに!! って思う日は、実はその奥に「私、全然大切にされてない」っていう寂しい・悲しい思いが隠れているのかもしれません。

ってか、きっとそうです。

どこをどう大切にしたらいいのか、そこを埋めていくのが夫婦喧嘩(意見交換)なのではないでしょうか。

我が家の場合、今では旅行の準備は私、後片付けは夫、という具合で完全分業制に落ち着き、今のところ平和な旅を送れています。

しかし、ここまでくるまで10年かかりました(笑)

なっが…!!

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第95話以前のの記事「Q.小学校入学後「入学までに教えてあげればよかった!」と後悔したことはありますか?」のアンケート結果はこちら↓
「ママたちの後悔。小学校入学までに「教えておけばよかったこと」」


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